KUBOKI流・洗練秋色メイク
大人のくすみピンク編
24/09/20 5min read
大人気ヘア&メイクアップアーティスト・KUBOKIさんが提案!この秋らしさと大人のエレガンスを色と質感で表現する新しいラグジュアリーメイク、2つのルックの紹介です。
CONTENTS
LOOK2
深まりゆく秋に似合う
くすみピンクのリュクスメイク
LOOK2は、眉もほんのりモーヴに染めたくすみピンクの目元に、肌に溶け込むような赤みブラウンのチーク&リップの組み合わせ。「グレーや黒を潜ませたようなくすみピンクは、可愛く明るいピンクとは別物の奥行きや陰影があって、大人の女らしさを表現するのにぴったり。深みカラーと合わせて秋らしく、柔らかさの中に凛とした雰囲気も出したいと思います」(KUBOKIさん)
使用したアイテムはこちら!
HOW TO
アイメイク
パールをベースにくすみ色を重ねた陰影のあるピンクアイ
リニューアルしたルナソルのアイカラーションNの秋の新色 02 Bitter Romanceは、くすみ感を忍ばせたピンク系パレット。「大人に似合う落ち着いた色みですが重ねても色が濁らず、きれいなグラデーションも簡単に出来上がります。グレイッシュなピンクは、縁の下の力持ち的な働きもして陰影や深みもつくり、鮮やかな色と重ねるとまぶたに溶け込むやわらかなニュアンスになります」(KUBOKIさん)
①のツヤ感のあるパールピンクAをまずまぶた全体に薄くのばします。マットなグレイッシュピンクBを二重幅にやや広めにぼかし、上に同じマットなルビーピンクCを重ねます。
下まぶたには、先にパールのローズピンクDを塗り、際にCを細く重ねます。じゅわっと染まったようなニュアンスでほんのり色っぽく。
上まつ毛の隙間を埋めるように赤みブラウンの②でラインを描きます。輪郭をくっきりさせながらアイカラーに溶け込んでやさしげなまなざしに。
眉はモーヴカラーのアイブロウパレット③。Fをブラシで眉の薄い部分を描き足し、オーキッドピンクEをチップで全体にふんわり重ねます。色の濃淡によって立体感のある仕上がりに。
「まぶた全体に薄くパールの輝きを仕込んで明るく整えておくのもポイント。くすみピンクを重ねた目元や柔らかな眉色をさりげなく引き立てます」(KUBOKIさん)
チーク
シャープなメリハリがありながら甘さも醸し出すWチークテク
「チークは色選びももちろんですが、入れ方で印象がガラリと変わります。ここでは2アイテム使ってメリハリのある顔立ちとほどよい甘い表情をつくります。」(KUBOKIさん)。
レッドブラウンの④はサイドはこめかみから耳下までなじませ、頬の高い位置まで広めに入れます。「もっちりクリーミーなので指ですべらせるだけで肌に溶け込み骨格を引き立ててくれますよ」(KUBOKIさん)さらに頬の中心にピンクのパウダーチーク⑤を重ねてぼかします。
リップ
深みカラーのツヤリップにハイライトをオン
「目元と同様にリップもこのメイクの大事なポイント」とKUBOKIさん。鮮やかな発色と輝きが魅力的なトム フォード ビューティのグロス リュクスは「軽やかな使い心地でカジュアルにも使いやすいけれど、今回はブラシを使って均一に形よく 仕上げます」
深く温かみのあるブラウンの⑦をブラシで輪郭をしっかり取りながら塗ります。しっとりと唇に密着し光をのせたような仕上がりの美リップに!
「最後にさらにひとワザ」とKUBOKIさんは、繊細なラメの単色アイシャドウ⑥をハイライト使い。唇の山の上と口角の下、あご先にもオン。口元に自然な立体感と華やかさが生まれます。
くすみピンクと深い赤みブラウンで、目元に、頬に、唇に、しっとりと深まる秋を纏うような仕上がり。色っぽさもしのばせひと目で鮮やかな印象を残します。細部にKUBOKIさんのワザとセンスを効かせた、大人にこそ似合う色や質感の合わせ方、参考にしてみて。
使用したアイテムをご紹介
美発色と透ける影色で
繊細にまぶたを染める
名品アイパレットの秋の新色
クリーミーな質感でくっきり高発色の
ロングラスティングアイライナー
抜け感と立体感ある眉をつくる
絶妙モーヴカラーの
新色アイブロウパウダー
弾力のあるテクスチャーが肌と一体化して
自然な血色感を演出する“おもちチーク”
シルキーでなめらかになじみ
気になる部分のカバーもできる
新処方パウダーチーク
空気のように軽やかで
光を纏ったような輝きと
うるおいを与えるリップバーム
ひと塗りで光と影をつくり出し
ハイライトにも使える単色アイシャドウ
おわりに
今回紹介したベージュのワントーンメイクも、くすみピンクの色をテーマにしたメイクも、「トレンドでもあり肌になじみやすく誰にでも似合うのでこの秋おすすめなんですが、その分、洗練されたワンランク上の大人印象を目指して欲しい」とKUBOKIさんは言います。そのためのアドバイスは?「特別なテクニックはいらないけれど、たとえば輝きをオンするポイントとか、リップの描き方など丁寧に心を配るべきコツは押さえておくと仕上がりに差がつきます。もうひとつ、発色や質感が計算され尽くされているハイランクのコスメって使って損はないです。肌に実際にのせると予想以上になじみ美しく発色するし、メイクそのものの仕上がりも上質にしてくれて、結果、その人の品格も高めてくれると思います。あとメイクした後、セルフィーを撮ってみるのがおすすめ。バランスや色の濃淡などを客観視できて、メイクの手腕が上がりますよ!」
KUBOKIさんプロフィール
サロンに勤務、アシスタントを経て独立。男女問わず、タレントや俳優、モデル、アスリート等のヘア&メイクを手掛けるほか、研鑽されたテクニックと美容知識で、美容誌、イベント、テレビ出演、講演と幅広く活躍。ヘッドスパサロン『awin head spa』のプロデュースも行う。自身のYouTubeチャンネル「KUBOKI CHANNEL」では、さまざまな美容情報を発信。メンズのスキンケア、メイクの啓蒙にも力を入れる。
https://www.instagram.com/kuboki_hair_makeup/
https://www.youtube.com/@kubokichannel
モデルは松木育未さんです。
https://www.instagram.com/ikumimatsuki/
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