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paku☆chanさんが指南する
旬色夏メイク<大人ローズ>

24/06/21 5min read

ラグジュアリー ビューティの今回のトピックスは、人気のヘア&メイクアップアーティスト・paku☆chanさんが登場。トレンドカラーのおしゃれな使いこなし方と、今っぽくフレッシュな印象に仕上げるアイデアを教えてもらいます。

LOOK2 オレンジ×ライラックメイクはこちら

シアーな輝きをまとう夏のローズメイク

まずは、paku☆chanさんが「この夏の推し色」というローズのワントーンメイク。「ローズってコンサバなイメージや、暖色だから冬の色と思う人もいるかも。でも今どきのローズは色みだけでなくシアーな発色、ツヤや輝きのある質感などすごくファッショナブル。今回は赤み強めのローズを主役に、ひと目で鮮やかに印象づけながら、甘くなりすぎず大人っぽく仕上げたいと思います」(paku☆chanさん)

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指で色を重ねてワンストロークでグラデーションアイ

初夏に映えるローズな目元をつくるのは、イヴ・サンローラン・ボーテのクチュール ミニ クラッチ(500 メディナ グロウ)。「このパレットは、発色がシアーなので混ぜても色が濁らず、指で色を取りながら混ぜてそのまままぶたに塗れば自然なグラデーションができちゃいます」とpaku☆chanさん。
「ダイヤモンドのようなキラキラのラメ、ゴールドパールの重なりで夏っぽい華やかな光を仕込むこともできます。本当にのせるだけのテクニックいらずで垢抜け目元になりますよ」

まず①のBをブラシかチップで上まぶたの二重幅より少し狭く。さらに際の部分にCを入れた後に、BとDを指で順にとり、目頭に近い位置から目尻側に向かってアイホール全体にのばします。

下まぶたはAとBを指で混ぜて目の際に淡く入れます。最後にマスカラ②を上下に塗ってぱっちりとした目元に。

「先に色をのせた目頭部分が強く発色し目尻側に向かって自然に淡くなるグラデーションに仕上がります。指を使うことで広い範囲にイッキに色をのせることができ、1色ずつ色を重ねるよりカンタン!」(paku☆chanさん)

立体感と抜け感が今っぽ眉のポイント

眉は③で毛流れを立ち上げ気味に整えるだけ。「立体感と抜け感が今っぽ眉のコツ。地肌にも色をしっかりのせたり形を整えすぎるとコンサバな印象になりがち。毛が足りない場合は色でぼかすよりペンシルで1本1本描き足して」(paku☆chanさん)

チークは横長に入れて甘さをセーブ

チークもローズの④をチョイス。ヘルシーなツヤと血色感を演出して、肌も表情もパッと明るくします。「チークも位置や入れ方で顔立ちや印象がすごく変わります。特にピンク系は丸く入れると可愛くなるので、このメイクでは頬の中心から横長にシャープにぼかして甘さを引き算します」(paku☆chanさん)

ローズリップに光をオンして夏モードの魅せ唇に

リップは⑤を輪郭のカーブを少し強調するように直塗り。ランコムラプソリュ ルージュ インティマットに登場した新色、洗練されたピンクローズがアイカラーともマッチ。「なめらかにのびてとっても塗りやすく、血色が透けるようなヌーディー仕上がりが何とも魅力的なリップです」(paku☆chanさん)

仕上げに塗るとほんのりピンク色に変化する透明バーム⑥を山の形に沿ってオン。「光を反射してツヤめくのが可愛い。こんなワンテクで、夏らしい遊び心も効かせてみて」(paku☆chanさん)

クールな表情にも似合う夏仕様のローズメイクが完成!目元のシアーなローズの重なり、ヌーディーなチーク&リップは、ほんのり色っぽさも香らせて大人っぽい仕上がりに。

おわりに

レッド寄りの鮮やかローズで揃えた今回のメイク。「色みを統一するのが洗練感を高めるコツ。一方で繊細な輝きやツヤ感、透け感などトレンドの質感を生かすことで、ワントーンメイクが単調にならず、陽射しや夏服に似合う夏顔になれます」とpaku☆chanさん。「ローズはイエベ、ブルベに関わらず誰でも似合う色でもあるので、自分のお気に入りを見つけてぜひ試してみて」

LOOK2へ続く

paku☆chanさんプロフィール
上品で遊び心を感じさせるヘア&メイクが人気。さまざまなコスメに精通し、わかりやすいメイク理論に定評あり。俳優やタレント、アーティストからの信頼度も高く、幅広いメディア、広告などで活躍中。
https://www.instagram.com/paku_chan/

モデルは新野尾七奈さんです。
https://www.instagram.com/nanagirl7/

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