春メイクの新ラグジュアリー
もっと自由に自分らしく
<PART2 リップを主役に視線を奪うモードメイク>
24/03/19 6min read
人気ヘア&メイクアップアーティスト・桑野泰成さんが提案! PART2は、素肌感を生かした肌と大胆に赤リップを組み合わせたモードメイクを紹介します。
CONTENTS
個性も今年らしさも赤リップで叶える!
PART2は、永遠の定番リップながら使いこなす難しさもある赤リップが主役。自分らしさを生かすメイクのヒントにして!
使用したアイテムはこちら!
- ① ロックド キス インク リップカラー(30 ライプ)/M・A・C
- ② ブロウ セット(01 クリア)/M・A・C
- ③ ソレイユ コントゥーリング コンパクト/トム フォード ビューティ
- ④ ブロー マルチ タスカー(02ライトブルネット)/エスティ ローダー(販売終了・ヘアメイク私物)
- ⑤ アイカラーレーション(24 Lucent Bloom)/ルナソル
- ⑥ ダズルシャドウ リキッド(10 ダイヤモンド クランブルズ)/M・A・C
- ⑦ ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ(01 ブラック オニキス)/クリニーク
自分に自信を持てる凛としたモードメイク
「皆さん赤リップって、塗りさえすれば華やかって、アイテム頼りになりがちでは? 今回はもっと個性を生かす、自分が好きになる、そんなコンセプトで赤リップを使ったメイクをしようと思います」と桑野さん。 PART1のチークと同様にポイントメイクは主役のリップからスタート。
①をブラシに取り、リップの山をつぶして丸くラインを描いて、全体はオーバーリップに均一に塗ります。
M・A・Cのロックド キス インク リップカラー(30 ライプ)は、「深い発色もマットな質感も大人モードでかっこいい。 無難にせずに大胆に目立たせます。鋭角的に山を描かず丸いフォルムでちょっと優しいニュアンスと新しさも演出します」(桑野さん)
ヌードな眉とシャイニーな赤をオンしたクールな目元
赤リップの存在感が鮮烈なので、他はなるべくヌーディーに、違う色は使わずにポイントメイクも仕上げていきます。
眉は透明な眉マスカラ②で眉頭を立ち上げ眉尻へ流れるように整えます。 「モデルの神原さんの自然なままの自眉を生かしたくてあえて色ものせない、描かない。毛流れをしっかりつくることだけでも洗練モード眉はつくれます」(桑原さん)
アイメイクもさらにシンプル。下まぶたの目の際に⑤のCを細く入れ、上まぶたは中央だけシャイニーな⑥をオン。アイラインを使わないので黒のマスカラ⑦を根本はしっかり、まつ毛の先には軽く塗ります。
「目の下に赤を入れることでリップとのコーディネート感が生まれ、あとはまぶたに光をのせているだけ」ですが、それぞれがアクセントとして効いていて素敵!
シェーディングとハイライトで上質な立体感を仕込む
「ノーチークで色を足さず、素肌もカバーし過ぎないのもこのメイクの要。光と影で立体感やメリハリを演出します」(桑野さん) ③のブロンザーAでフェイスラインに自然な影を。Bを頬骨の上、鼻のつけ根、唇の山の上に入れます。そしてもう一つ、桑野さんが「彼女ならではの魅力を強調したい」と提案したことが。
「神原さんの透けるような肌とそばかすはチャームポイント!」と桑野さんは、隠すどころか淡いブラウンのアイブロウペンシルを使ってそばかすを描き足すことを提案。 「どんなイメージのメイクにしたいかによっては、ファンデーションやコンシーラーでカバーするのもありですけど。 シミひとつ見えないように、顔色は均一に、というのは違うと思うんです。太めのボサ眉はカットして整えないとダメとか、薄いならしっかり描かないと、とかもそう。チャームポイントにもなる自分らしさを欠点みたいに思い込んでいたら損です」
完成!丸い深紅のリップ、そばかすやヌーディーな眉、光を宿す素肌感、ひとつひとつがその人らしさを生かすメイク。とてもファッショナブルな仕上がりになりました。 「憧れていても躊躇しがちな赤リップだけど、新しい季節や新しい自分に出会うのにぴったりなアイテムだと思います。この春はぜひ自信を持ってトライしてみてほしいです」と桑野さん。
使用したアイテムをご紹介
潤いながらマットな質感、鮮やか発色が続くリップの新色
毛流れを整えセットするクリアなアイブロウマスカラ
ブロンザー、ハイライター、チークの魅惑のパレット
春らしい新色に視線集中!4色アイシャドウパレット
軽やかでまばゆい輝きを放つリキッドアイシャドー
繊細ロングまつげが続く百貨店売上No.1*マスカラ
ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ(01 ブラック オニキス)/クリニーク
4,400円(税込)
*2023年1月に報告された「日本における四半期毎の売上レポート 2022年第4四半期版 (Copyright © 2023 Beauté Research SARL)」 による、国内百貨店市場における2022年1月~12月までのマスカラ売上金額に基づく。
おわりに
「メイクの順番や似合う色、カバーしたいと思うパーツなど、 人それぞれにあるけれど、思い込みから自由になるとメイクの可能性はすごく広がります。他と同じではない自分らしさも表現できる。 同時にメイクのセンスやテクニックを磨くのもとても大事。 自信をつけて自分を好きと思えるメイクができたらそれは何よりゴージャス。もっと楽しんでください!」桑野さんのメッセージ、心にもメイクにも響きますね!
桑野泰成さんプロフィール。
笹本恭平さんに師事し独立。ファッションや美容雑誌、Web、広告と幅広いメディアで活躍中。
セオリーにとらわれないハイセンスな発想で、その人らしい魅力を引き出すメイクを提案する。
http://www.ilumini.jp/artist/taisei-kuwano/
https://www.instagram.com/taiseikuwano/
モデルは神原むつえさんです。
https://www.instagram.com/tmgroooo2/
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