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毎月コツコツ!財形貯蓄制度を活用する(2015/02/16)

結婚資金や教育費、老後の生活費など、まとまったお金が必要になる局面は、人生において何度も訪れるもの。そうしたときにあわてないためにも、日ごろから「貯蓄ぐせ」をつけておきたいもですよね。

しかし、日々倹約を心がけているつもりでも、いつのまにかお金を使ってしまっていて、気づいたらそれほどたまっていない……そんな方も多いかもしれません。

そうした場合、おすすめの貯蓄方法のひとつが「給与からの天引き」です。給与が銀行口座に振り込まれたら、使ってしまう前に、貯蓄に移してしまうのです。

その「給与からの天引き」貯蓄の典型的な例のひとつが、財形貯蓄制度です。

勤労者の資産づくりを国と事業主がバックアップ

財形貯蓄制度は、厚生労働省が所管する制度で、正式には「勤労者財産形成貯蓄制度」といいます。勤労者財産形成促進法に基づき、勤労者の貯蓄や持家取得の促進を目的として、勤労者が事業主の協力を得て、給与から一定額を天引きして貯蓄する制度です。要するに、勤労者の資産づくりを国と事業主がバックアップしてくれるのです。

財形貯蓄には積立の目的に応じて次の3種類があります。

  • 一般財形貯蓄
  • 財形年金貯蓄
  • 財形住宅貯蓄

一般財形貯蓄については、使途が制限されない貯蓄です。
財形年金貯蓄は、60歳で定年となった後に、年金という形で受け取ることができます。
財形住宅貯蓄は、住宅の取得を目的としています。財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄は目的が限定されているため、利子に対して税金の優遇措置があります。

給与天引きでいくらたまっているのか分かりにくいため、財形制度を利用して家族に秘密のお小遣いを作っている、という人もいるようです。

払い出しに手間がかかるのも、うまく貯蓄するコツ

一般財形貯蓄の場合、積立開始から1年間を経過するといつでも払出し可能です。
しかし、会社の担当部署に申し込まなければいけない、など他の預貯金に比べて多少手続きが煩雑です。
また、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄は目的外の取り崩しをした場合、5年間さかのぼって非課税だった利子が課税扱いとなってしまいます。

こうして、引き出しに多少手間をかけて心理的なハードルを高くするのも、着実に貯蓄をするために向いているといえます。

なお、財形貯蓄の途中で転職をする場合、転職先の会社にも同制度があれば、持ち運びをすることも可能です。
ただし、制度がない場合は解約せざるをえません。財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄の場合は、目的外の解約となりますので、先に述べたペナルティが発生します。

財形貯蓄は会社員の特権

従業員1000人以上の企業であれば、8割以上がこの制度を導入しているというデータもあります。
会社員の特権ともいえる財形貯蓄制度を利用して、毎月コツコツと貯めていきたいものです。


参考
給与天引きでたまる家計に 財形貯蓄のポイント
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO54154340Z10C13A4W04001/?df=2
財形貯蓄、理解していますか?
http://www.mylifenavi.net/c_zaikeityotiku.html
会社員の特権! 財形貯蓄制度を活用しよう
http://woman-money.nifty.com/basic/kihon/detail/140508001303_3.htm

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