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少額でも不動産投資ができる投資信託、REITとは?(2014/12/8)

少額でも不動産投資が始められるとして人気のREIT(リート)。
2001年に日本に登場してから12年あまり、安定した収入を得られる金融商品として立場を固めつつあります。

また、政府も制度改正を検討しており、資金調達を容易にできるようにするなど、運営における自由度を高める取り組みをしています。

今回はこのREITについてご紹介します。

REITはインフレに強い投資対象

REIT(Real Estate Investment Trust=不動産投資信託)とは、多くの投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産を購入し、そこから得られた賃貸収入や売買利益を投資家に分配する金融商品です。

これは、もともとはアメリカで生まれた商品で、日本では特に頭にJapanのJをつけて「J-REIT」と呼ばれています。

REITは法律上、投資信託の仲間に分類されていて、証券取引所に上場されています。

J-REITは「不動産投資法人」という会社のような形をとって運営されます。
この法人は会社でいうところの株式にあたる「投資証券」を発行し、投資家はこれを購入することで、REITへ投資します。

実物の不動産に投資するには多額の費用がかかるため、よほどの資産家でない限り個人で行うのは困難でした。
しかし、REITの登場によって、個人でも10万円前後から不動産投資をはじめることが可能になりました。

REITは、賃貸事業の利益の90%以上を分配することが制度上決められているため、分配金の水準が安定しているのが特徴です。

さらに不動産は、株式や債券、コモディティなどとは異なる値動きをするため、資産のポートフォリオの1つにREITをくわえることで、分散投資ができます。
また、REITでは間接的にモノ(不動産)に投資していることになりますので、インフレに強い投資対象として期待ができます。

2014年、J-REITは買い時か?

一般的に、J-REITに投資をするかどうかの目安は、10年物国債利回りと分配金利回りの差が3%以上あるかどうか、といわれます。2014年4月上旬現在、東証REIT指数は1500ポイント弱、平均分配金利回りは3%台と高値圏で推移しています。
一方10年物国債に利回りは0.64%。おおむね3%の開きがあり、セオリー上では買い時であるといえます。

アベノミクス効果で企業業績も上向き、景気も回復傾向にあるといわれるものの、気になるのは消費税増税の影響です。2014年4月から8%に引き上げられた消費税は、2015年10月にさらに10%となる見通しです。
せっかく上向いてきた景気が、この影響でふたたび下向く可能性は否めません。

日本経済の回復が本格的になり、消費増税を織り込みながら拡大するシナリオであるならば、J-REITは手堅い金融商品になるといえるでしょう。


参考
そもそもJ-REITとは?
https://www.toushin.or.jp/reit/about/what/
消費増税を乗り越え景気拡大ならリートは仕込みのチャンスか
www.news-postseven.com/archives/20140405_246695.html

マーケット情報 > 金利/債券
http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates.html
2014年現状相場はJ-REIT(Jリート)に投資すべきタイミングなのか?
http://fudousan.zuuonline.com/archives/1844

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