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FX投資の基本「レバレッジ」とは(2015/01/09)

FX投資を行う上で、頻繁に聞かれる言葉「レバレッジ」。
その意味や仕組みをご存知ですか?これを知っているのと知らないのでは、投資効率が大幅に変わってきます。

今回は、投資を行う上でとても大切な「レバレッジ」について解説します。

「レバレッジ」はテコの原理

「レバレッジ(leverage)」とは、英語でテコという意味です。
少ない力で大きなものを動かすテコの原理はご存知かと思います。

FX(外国為替証拠金取引)は、このテコの原理と同じで、少ないお金で大きなお金を動かし、多くの利益を得る仕組みです。

FXではまず、担保として資金を証券会社やFX会社に預けます。
この資金を「証拠金」と呼びます。この担保に対して、売買できる金額がレバレッジとなります。

例えば、証拠金10万円で、1万ドル(1ドル100円とします)の取引を行うとすると、レバレッジは10倍となります。

その後、円安になって1ドルが110円になれば、1万ドル保持しているので、10万円の利益を得ることができます。

このように、レバレッジを利用すれば、少ない元手で大きな利益を得ることができます。

しかし、注意しておきたいのは、レバレッジはマイナスにも作用するということです。

上の例でいえば、円高が進んで1ドルが90円になったとしたら、1万ドルのポジションに対して10万円の損失が出ます。
そうなれば、元手として預けていた10万円はすべてなくなってしまいます。

個人投資家のレバレッジは25倍まで

高レバレッジをとるということは、より少ない元手で大きな利益を上げることができるので、投資効率を上げることが出来ます。
しかし、同時にそれはハイリスク・ハイリターンであることを意味します。

投資銀行などは、投資効率の最大化を図るために、高レバレッジを利用して取引を行っていますが、資本の少ない個人投資家には危険を伴う取引ともいえます。

以前は、レバレッジ100倍、400倍など、高レバレッジをうたう取引業者も多く存在していました。
しかし、2010年以降、金融庁は投資家保護を目的として、個人投資家のFX取引におけるレバレッジを規制し、現在は25倍までとなっています。

適切なレバレッジは投資スタイルによる

このように、個人投資家に対してレバレッジは25倍までと規制されていますが、ではレバレッジは何倍が適切なのでしょうか。

先ほどの例のように、10万円の証拠金で10倍のレバレッジをかけていれば、為替が10%変動するとその元手をすべて失ってしまいます。短期間で為替が一気に10%変動することはめったにありませんが、長期投資を目的として資金を寝かせておいたままにすると、こういう事態もありえます。

逆に、レバレッジは1倍からかけることもできる(10万円で10万円の取引をする)ので、これであれば理屈としては外貨預金と同じことになります。手数料が安い分、外貨預金よりもお得ですので、低リスクで外貨を保持したいという場合は、こういう方法もありでしょう。

このように、何倍のレバレッジが適切かということは、個人の資本力と投資スタイルによって変わってくるのです。


参考
レバレッジとは
http://kotobank.jp/word/%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8
レバレッジとFX取引 レバレッジの魅力とリスク
http://www.fx-securities.net/kiso/fx_words_reba.html
レバレッジ規制とは何か?
レバレッジ規制を逃れる方法はあるのか?
http://zai.diamond.jp/articles/-/37755?page=2

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