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2014年1月からスタート!NISA(ニーサ)ってなに?(2014/02/10)

2014年1月から、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)がスタートしました。

NISAでは、年間100万円を上限とする新規購入分の株や投資信託(投信)などの運用益や配当金が、最長5年間非課税になります。英国で普及しているIndividual Savings Account (ISA:個人貯蓄口座)を参考にしていて、日本版ISAということでNISAという愛称で呼ばれることとなりました。

NISAを利用する口座は1人につき1つのみ開設することができます。同制度は2014年から始まり、2023年までの10年間、毎年新たに100万円の非課税枠が追加されます。非課税の期間は、それぞれ最大5年間となっています。ただし、株や投信などを途中で売った場合は、非課税枠を使ったとみなされ、再利用をすることはできません。さらに、非課税枠を使っての投資総額は合計500万円までとなっています。それ以上投資した場合は、非課税の対象とはなりません。

なるべく手数料のかからない商品を選ぶ

売却後に非課税枠の買い直しができないので、NISAを利用する場合は、短期的に売買を繰り返すのではなく、長期的な運用をすることをお勧めします。また、少額から購入でき、分散投資もできる投信は、NISA向きの商品といえそうです。

ただ、多くの投信の場合、購入時には販売手数料がかかり、保有期間中は信託報酬という別の手数料が発生します。そのため、投資元本からこれらのコストを引いて利回りを考えると、なるべく手数料のかからない商品を選ぶ必要があります。

投資信託には、大きく分けてアクティブファンドとインデックスファンドの2種類の商品があります。アクティブ運用ファンドとは、ファンドマネージャーがインデックス(市場の平均、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など)よりも高い運用成果を目指す商品。一方のインデックスファンドとは、市場の平均に連動して運用される商品です。

インデックスファンドはアクティブファンドほどハイリターンは望めませんが、堅実であり、なにより手数料が安く設定されています。

そのため、初心者の方がNISA口座の非課税枠100万円を利用して投資を始めるとしたら、インデックスファンドをお勧めします。

NISAきっかけに投資家層の拡大を目指す

NISAは対象者が20歳以上の日本国内住居者と幅広いことが大きな特徴でもあります。これはNISAをきっかけにして、現在預貯金がメインとなっている日本の個人金融資産を、投資に振り向けようという狙いがあるからです。

実際、国税庁の発表では、NISAの口座開設数が2013年末時点で約475万件になったとのこと。制度開始時に、政府が2020年の目標としてきた1500万件のうち、早くも3分の1近くに達したことになります。昨今の円安・株高など好調な市場環境を受けて、口座を開設する人が増えているようです。

こうした流れが続けば、今後日本でも投資家のすそ野が広がることが期待できるといえます。


参考:
NISAってなに?
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201306/3.html#anc01

NISAで金融機関に騙されないための投資信託選び「3つのポイント」
http://blogos.com/article/77265/
NISA口座 475万件 昨年末時点 政府目標の3分の1に迫る

http://www.nikkei.com/article/DGXDASGC2301E_T20C14A1EE8000/

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