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教育心理カウンセリングを活かした成績アップ法とは(2014/12/4)

子どもの成績をアップさせたいと願う時、学習量を増やすことを考えがちです。しかし、単なる学習時間の増加だけで成績が上がるとは限りません。子どもがやる気を持ち積極的に学習を行うことが成績アップのカギとなります。そのためには学習面だけでなく、意欲を高めるための心理的な指導も加えたいものです。教育心理学の分野を利用し、教育心理カウンセリングを活用した成績アップ法についてご紹介しましょう。

教育心理カウンセリングとは

教育心理カウンセリングとは、子どもに対する理解を深めるための一つの方法です。

子どもの成長とともに、精神的にもさまざまな自我が芽生えてきます。
家庭環境をはじめ、学校や友達との付き合いなどで個人として考え方にも特徴が出てきます。
精神的な気質を作られる子供時代に、心理学的な見地から個性を理解し、それを教育に生かしていこうとするのが教育心理学です。
そして、教育心理学を使って、直接子どもに対する指導やアドバイスを行うことがカウンセリングであり、より具体的に働きかけようとするのが、教育心理カウンセリングなのです。

やる気がない子どもの心理的な原因「学習性無力感」

なかなか成績が上がらない状況だと、子ども本人もやる気がないことがあります。
親の立場としては、どうすればいいのかわからず戸惑いを感じることが多いのではないでしょうか。
こうしたやる気のなさは、学習面の問題よりも心理的な要素に原因があるようです。
心理学的には「学習性無力感」という概念があるとされています。

学習心理学者セリグマンが発表した「学習性無力感」とは、どんなにがんばっても上手くいかない状況が続くことで無力感が定着してしまうというものです。
「自分は無力である」ということを学習してしまい、思い込みが強化されてしまいます。
そうした無力感が固定化されてしまうと、状況が違っていても、行動する意欲をなくしてしまうというわけです。
心理学では小学生から中学生にかけて、こうした無力感の形成が見られるといわれています。

学習性無力感からの克服には、自己肯定感を育てること

学習性無力感は、強い挫折を味わうよりも、小さな挫折が積み重なることで無力感を感じやすくなるようです。
一度はやる気を持って頑張っていたのに、どうにもならなかったという思いをたくさん学習してしまったことが原因ですから、経験の大きさは関係がありません。

こうした心理的要素を克服するには、子どもに成功体験を増やしてあげることが大切です。
本人の努力だけで解決するものではなく、「無力ではない」「失敗しても良い」という周囲からのサポートが必要になります。

心理学でいう「やる気」とは、目的を達成させるための動機と考えます。
こうした動機を固めることは本人にしかできませんが、無力ではないことを伝えること、つまり自己否定ではなく自己肯定感を育てることは、周囲のサポートが大きく影響します。

心理的なサポートでやる気を引き出し成績アップに

自己肯定感を育てるためには、子どもにしっかり向き合いサポートしていくことが大切です。
子どもが自らやる気を持ち、前向きな気持ちで学習に励むことができれば成績アップの基礎ができます。
心理的なサポートと同時に、学習面での取り組みを行いましょう。
とはいえ、保護者だけでサポートするには負担も大きいものです。
こうした教育心理カウンセリングを取り入れた家庭教師や通信教育を行うところもあります。
上手に活用して、子どもの成績アップに活かしましょう。


参考
教育心理学
http://sports.geocities.jp/selfcontrol_teacher/ep1.html
学習性無力感/gooヘルスケア
http://health.goo.ne.jp/mental/yougo/017.html
自己肯定感を学びの中で育てる/江東区立扇橋小学校学校だより
http://www.koto.ed.jp/ougibashi-sho/12gatu.pdf

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