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運動神経の良い子どもに育てるには?(2014/01/06)

運動神経は遺伝すると思っている人は多いのではないでしょうか。運動が苦手だった人は、子どもも体育や運動行事で苦労しないか心配ですよね。でも実は、親の心掛け次第で子どもの運動神経を伸ばすことができるって知っていますか?

運動神経は生れつき?

運動神経の遺伝子研究が進んでおり、運動神経に関係する遺伝子の存在が明らかになっているそうです。しかしそれと同時に、運動神経には環境による要因が強く関わっているとも言われています。つまり、親が運動ができないからといって、子どもも必ずしも運動神経が悪いとは限らないのです。

スポーツ選手の子どもがスポーツ選手になることが多いのは、親が運動環境づくりを積極的に行った結果とも言えるでしょう。そう、大切なのは運動環境づくりなのです。

運動指導と遊びのバランスが大切

では、運動神経の良い子を育てるにはどうしたらよいのでしょう。幼い頃からスポーツを習わせることが近道でしょうか?

東京学芸大学の杉原隆名誉教授は、「運動の指導をすればするほど、運動の点数は低くなってしまう」という、幼児期の運動能力に関する研究結果を発表しています。運動教室などで子どもに運動指導をすると、特定の動きばかり練習することになり、また待ち時間などもあり体を動かす時間が少なくなってしまいます。そして子ども自身のやる気がなければ運動神経の向上は期待できません。

杉原名誉教授は、子どもが自由に遊んだ方がいろいろな動きを経験でき、それが子どもの運動神経の向上に良いとしています。運動指導のし過ぎは避け、遊びとのバランスを大切にすると良いといえるでしょう。

年齢別!運動環境

1.乳児期

乳児期の運動は、寝返りに始まり、お座り、ハイハイなど。こういった動きをたくさんさせてあげることが、運動神経を育む第1歩。この時期は赤ちゃん自身の好奇心や探究心が体を動かす原動力となっています。そうした赤ちゃんの探索行動を邪魔せず、安全に好きなだけ動けるよう家の中を整えておくことが大切です。お母さんも一緒に遊びながら、赤ちゃんにたくさん運動をさせてあげましょう。

2.2~4歳頃

体の動きをコントロールできるようになり、体と遊具などを使って「繰り返し遊び」ができる年齢です。公園に出向き、全身を使った運動遊びをさせてあげましょう。文部科学省の幼児期運動指針によると、この時期は「体のバランスをとる動き」や「体を移動する動き」が大切とされています。また、何度も同じことに挑戦することが多い年齢です。危険がない限りは、親は根気強く付き合ってあげることが大切です。

3.4~6歳頃

基本的な体の動きを習得し、上手に体を動かせるようになる年齢です。全身運動に加え、縄跳びやボールなどを使えるようになります。リズム感やバランス感覚、力の加減を覚えるのもこの時期。さらに、ルールを作るなど運動遊びも発展していきます。同じ年の友達と一緒に体を動かすことが大切です。また、子どもがやりたいスポーツがあれば、習い始めてよい時期といえます。しかし、遊ぶ時間が無くなるほど習い事をさせるのは逆効果。運動が偏らないよう、友達と遊びまわる時間を大切に。

子どもの運動神経は親の心掛け次第

自分たちが運動ができないからと言って、子どもの運動神経を諦めないでください。親が子どもの運動環境を意識し、一緒に遊んだり、遊ぶ時間を作ってあげるだけで、子どもの運動神経は伸ばすことができます! 乳児期から幼児期までにどれだけ運動を経験させてあげられるかが勝負の分かれ目です。


参考:
子供の運動音痴は親の責任 ガラガラガラ.com
http://garagaragara.com/mom/ikuji/grow8.html
幼児の運動能力は遊びで伸びる!伸ばす為の環境づくりとは? 女子力アップCafe Googirl
http://googirl.jp/kosodate/1302undounouryoku582/
NHK生活情報ブログ:NHK(東京学芸大学 杉原隆名誉教授の研究結果引用)
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/120093.html
幼児期運動指針:文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319771.htm

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