就職祝いにおすすめのプレゼント9選
就職とは人生の大きな節目であり、新しい門出です。そのような記念すべき節目を祝福し、応援の意味を込めて贈るのが「就職祝い」です。せっかく贈るのですから、相手に本当に喜んでもらえる贈り物をしたいと思うのではないでしょうか。
今回は、就職祝いについての基礎知識やマナーについて紹介します。就職祝いにおすすめの商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
就職祝いとは?
就職祝いとは、学業を終えて初めて職に就いた方へ贈るお祝いの品のことです。多くの方にとって、就職とは「大人の仲間入り」を果たす社会人への第一歩となり、大きな節目です。
新しい門出の前途を祝し、これから社会人として頑張ってほしい、と応援の気持ちを込めた就職祝いは、家族や親戚はもちろん、親しい間柄であれば先輩や後輩、友人、知人へも贈ります。
また、就職祝いは一般的に、“お返しのいらないお祝い”とされています。お返しや内祝いとは銘打たず、お祝いをくださった方へ贈り物をする方が多いようです。
就職祝いのプレゼントを贈る際のマナー
就職活動が実を結び、就職が決まった方へ贈る就職祝い。そんな就職祝いを贈るとき、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?ここからは、就職祝いを贈る際のマナーについて見ていきましょう。
就職祝いを贈る適切なタイミングは?
就職祝いは、就職が決まったあとに贈るのが原則です。かつては内定が出た時点で贈ることが多かったようですが、最近では実際に入社する直前から入社した直後に贈ることが多いようです。
一般的には4月に入社する方が多いと思いますので、就職祝いを贈る時期は初出勤の2週間前を目安に、3月の中頃に贈ると良いでしょう。
就職祝いは基本的にお返しをしないので、あまり高価なものを贈ると受け取る側が気を遣ってしまいかねません。入社前後の何かと忙しい時期に、高価な贈り物やお返しについて悩ませてしまっては本末転倒です。
相手の負担にならず、快く受け取ってもらえるものを選ぶようにしましょう。
就職祝いの選び方
それでは、就職祝いとして何を贈れば良いのでしょうか?就職祝いには、そこまで厳密なマナーやルールはなく、特に避けるべきアイテムなどはありません。新社会人として必要なものや、今後の生活に役に立つものを選ぶと良いでしょう。贈る相手が子供や孫であれば、仕事に必要なスーツやバッグ、新生活に使う家電製品など、実用的なものが喜ばれます。
贈る相手の性別によっても、喜ばれるものは変わってきます。例を見ていきましょう。
・男性
名刺入れやボールペンなどの新しい社会で役に立つオフィスグッズや、掃除機など生活をサポートしてくれる家電など、実用的なものが喜ばれやすいです。
・女性
アロマグッズやパジャマなど、日々の疲れを癒やしてくれるリラックスアイテムも良いでしょう。可愛らしいキッチングッズも新生活には嬉しいプレゼントです。
熨斗は必要?正しい水引の種類や書き方は?
就職祝いの贈り物は、お祝いの意味合いを伝えるためにも熨斗(のし)が必要です。
就職祝いは慶事なので、水引は紅白のものを使います。就職祝いは繰り返し何度も行うお祝い事ではありませんが、複数回起こっても構わないお祝い事なので「蝶結び」の形を選びましょう。
▼紅白 蝶結び
表書きは「御就職御祝」や「祝御就職」などと書きますが、シンプルな「御祝」でも良いです。現金を贈る場合は、中袋の表面中央に金額を書き、裏面の左下に住所と名前を書きます。
就職祝いのお祝い金やギフトの金額相場は?
就職祝いの金額相場は、贈る相手との関係やお付き合いの度合いによって変わってきます。ここからは、就職祝いの金額相場について見ていきましょう。
就職祝いのお祝い金やギフトの金額相場は?
就職祝いの金額相場の、一般的な目安は以下のとおりです。
贈る相手
金額
-
親、祖父母
10,000円~30,000円
-
兄弟、親戚
5,000円~20,000円
-
友人、知人
5,000円~10,000円
-
彼氏、彼女
5,000円~10,000円
全体で見ると5,000円~30,000円と幅があります。特に明確な基準はありませんが、子供や孫など近い血縁関係にあるほど、予算が増える傾向があります。兄弟や親戚へ贈る場合は、両親より多く贈る必要はありませんので、相場にとらわれず金額を相談してみてください。
上記はあくまで目安で、適正金額は生活環境や関係性でも変わってくるので、ふさわしいと思う予算でお祝いを贈りましょう。
就職祝いの定番ギフト
ここからは、就職祝いに定番のギフトについて紹介していきます。価格の幅も広いので、予算に合わせて選んでみてください。
・花束
お祝い事に花束はつきもの。花束はメッセージカードを添えたりふさわしい花言葉を持つ花を選んだりと、気持ちを伝えやすいギフトです。花にはリラックス効果もありますから、慣れない新生活に安らぎの時間を与えてくれる贈り物になることでしょう。
・名刺入れ
名刺入れは社会人にとって必須と言えるアイテムです。学生の間は縁遠かった名刺も、社会人になれば至るところで必要になりますよね。これから社会へ羽ばたく新社会人に、名刺入れはうってつけの贈り物とも言えます。
・ボールペン
実用的なものが好まれる傾向が高い就職祝いにおいて、ボールペンはギフトにぴったりのアイテムです。
高価なボールペンは書き心地も違い、仕事を頑張ってほしいという激励の意味を込めて、長く使える上質な1本を選んでみましょう。また、名前を入れることもできるので、特別感のある贈り物になります。
男性におすすめの就職祝いのギフト
ここからは、男性の就職祝いにおすすめのギフトを紹介します。
・ブランドネクタイ
ネクタイは、スーツを着用する仕事には必須のアイテムです。しかし、社会人になったばかりではあまり多くのネクタイを持っていないことも多く、就職祝い贈ると喜ばれやすいです。
毎日同じネクタイを着用するわけにはいきませんから、複数本持っていても困りません。就職祝いに迷ったらブランドのネクタイを選ぶと良いでしょう。
・腕時計
腕時計はビジネスにおける必需品の1つで、就職祝いにふわさしいアイテムと言えるでしょう。腕時計はデザインも機能も幅広く、スーツに合うようシンプルなデザインを選んだり、耐久性や視認性などの機能性で選んだりと、仕事の内容に合わせ選ぶことができおすすめです。
・ペンケース
ペンケースはハイブランドのものや素材にこだわった上質な品でも、比較的リーズナブルな価格で贈ることができます。毎日持ち歩くのにかさばらず、収納力があるおしゃれなペンケースは就職祝いにぴったりです。
女性におすすめの就職祝いのギフト
続いて、女性の就職祝いにおすすめのギフトを紹介します。
・ピアス
女性にとって、アクセサリーはいつもらっても嬉しいもの。学生時代とは違う、高価なジュエリーのピアスは社会の一員となる就職祝いにぴったりです。ただ、職業によってはピアスができない職場もあるので注意が必要です。
・パスケース
電車やバスで通勤をするなら、パスケースは必須と言えるでしょう。高価になりがちなハイブランドでも、パスケースは比較的リーズナブルな価格なので贈りやすくおすすめです。
・化粧品
就職をして社会に出ると、今まで以上に身だしなみに気を付けなければなりません。口紅や化粧筆セットなどを贈ってみてはいかがでしょうか。化粧品はパッケージが華やかなものが多く、かつ実用的で女性に喜ばれる贈り物です。贈る相手の好みや職場の雰囲気に合わせた化粧品を選びましょう。
就職祝いには実用性の高いものがおすすめ
就職は多くの方にとって、人生の大きな節目となる機会です。これからの活躍を願い、素敵な就職祝いを贈りたいものですね。もちろん失礼があってはなりませんから、ルールやマナーを守ることは大切です。
新生活に役に立つアイテムの中から、関係性やお付き合いの程度を考え、相手の心に残る贈り物をしてください。
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