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お歳暮のお返し

はじめに

お歳暮をいただいた際、まずしなくてはならないのがお礼の気持ちを伝えることです。 無事に届きましたと知らせる役割もあるので、出来るだけ速やかにおこないます。

基本的には手書きのお礼状を送ります。 電話でお礼を伝えて済ますことも多くなってきていますが、電話をした後、お礼状をきちんと出すのが本来のマナーです。

手書きで丁寧に書かれたお礼状は相手の心遣いに対しての感謝の気持ちが十分に伝わります。 お返しの品を贈る必要はありませんが、お礼を伝えるだけでなく、こちらからも贈りものをと思う相手や友人などの場合には、返礼として品物を贈っても構いません。

お返しの時期

お歳暮を受け取ってから、少し間を開けた方が良いでしょう。

お歳暮は12月中旬〜下旬に届くことが多いので、お返しをする場合は年が明けてから松の内(1月7日)を迎えるまでに「御年賀」として贈ります。 その時期を過ぎたら「寒中御見舞」の形で贈ります。

お返しの品物

お歳暮はお世話になった方への感謝の気持ちやお礼を品物として贈るものなので、本来お返しの必要はありません。

こちらからお歳暮を贈っていない相手からお歳暮が届いた場合も、きちんとお礼状を送れば品物は贈らなくても大丈夫です。 いただいてばかりでは気になるというのであれば、いただいた品物の半額から同額程度のものをお返しするのも良いでしょう。

お礼の品を贈る場合はお茶うけのお菓子、季節の果物など、気楽なものだと相手の方も気兼ねなく喜んで受け取ってくださいます。

お返しの金額

お返しの意味を込めて贈る場合、いただいた品物の半額から同額程度の品を贈りましょう。 いただいた品物以上のあまり高価な品物を贈ると「今後、お歳暮は結構です」という意味合いに取られてしまいますので、くれぐれもお気を付けください。

品物を贈る際も、まずは必ずお礼状を先に送ることを忘れないようにしてください。 贈ってくれた方にまずは感謝の意を表すことが最大のマナーであることを忘れないようにしましょう。

お返しのときの「のし」の書き方

お返しの時期の項で挙げたように、お返しの品を贈る際は1月7日の「松の内」を迎えるまでに「御年賀」としてのしをつけて贈るのが最適です。

この時期を過ぎてしまった場合は「寒中御見舞」として贈ります。 目上の方に贈る場合は「寒中御伺」(かんちゅうおうかがい)とするのが丁寧です。 水引は紅白の花結びを使います。

ビジネスシーンでのお返し

上司からいただいたお歳暮のお返しですが、本来はお世話になった目上の方に贈るのが一般的なので、あえてお返しは必要ありません。

品物よりもきちんとしたお礼状を速やかに出すことが大切です。 普段なかなか手書きで手紙を書く機会が少なくなった昨今ですが、不慣れでも最低限の体裁は守らなくてはいけません。 贈りものをどうしてもしたい場合は気兼ねなく受け取っていただける品物を選びましょう。

取引先などの関係者から送られてきた場合は、正式な作法に基づいた形式の手紙を手書きで作成して速やかに送ることが重要です。 きちんとした形式で丁寧に書かれたお礼状を送ることで感謝の意を相手に伝えることが出来ます。

正式な作法に基づいた形式とは「拝啓」などの頭語からはじめ、季節の挨拶、日頃からの厚情へのお礼、この手紙で一番伝えるべき事柄、先方を気遣う言葉、「敬具」などの結語で締める形となります。

まとめ

感謝の気持ちとして贈られるお歳暮にはお返しは必ずしも必要ではないということを前提にお話ししました。

どんな場合も「お歳暮をいただいて嬉しい感謝の気持ち」を伝えるお礼状を送りましょう。 お礼状にはいただいた品物の感想を具体的に書くと感謝の気持ちが一層相手に伝わり、贈って良かったと喜んでいただけます。

ビジネスシーン以外のお礼状では自分らしい文章で感謝の気持ちを伝えるのが一番です。 家族でありがたく頂戴した、どんな風においしかったかなど受け取った方の様子が見えるような温かい気持ちのこもったお礼状を送ると良いでしょう。

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