令和6年度国産乳製品等競争力強化対策事業(国産チーズ競争力強化支援対策事業)

近畿兵庫県

日本国内約300軒を超える工房で、こだわりと職人の技が光る美味しいチーズが作られています。
今回は、兵庫でチーズ工房を探しました。

丹波チーズ工房

丹波チーズ工房
住所
兵庫県丹波市春日町野村83
電話番号
0795-74-0820
営業時間
10:00~16:00 (土日のみ営業)

「丹波の黒豆」をはじめ良質な食材の宝庫である丹波市。丹波の裾野、里山に江戸時代から続く農家・婦木農場があります。

中山間地域で小規模循環型農業を実践しており、牛と共にある丁寧なチーズづくりが注目を集めています。

国内外のチーズコンテストを席巻する「蔵熟成ゴーダ」をはじめ、「丹波チーズ工房」の美味しさの秘密に迫ります。

取材:2024年10月

「里山を守り、豊かな丹波を次世代に」思いを込めたチーズづくり

思いを込めたチーズづくり

婦木農場11代目の婦木敬介さんが北海道十勝「さらべつチーズ工房」の師匠からチーズづくりを学び、故郷の婦木農場で「丹波チーズ工房」を始めたのが2015年のこと。

こだわりは、自分たちが育てた牛の牛乳だけでチーズを作るという姿勢を大切にしています。

牛たちは可能な限り放牧して育て、田んぼで育った作物を牛のえさにし、搾った牛乳でチーズをつくるそう。それだけでなく、収穫した作物から自家製の味噌や醤油、おむすびを作ったりなど、作物から製品づくりまで循環した農業を実践。

師匠の教えである自家培養の乳酸菌を使い、できるだけ自然の流れに逆らわないでチーズを作る。農業と地続きのものづくりは時間がかかりますが、これが「ほんとうのチーズ」だと感動します。

里山酪農が生んだ名チーズ

里山酪農が生んだ名チーズ「蔵熟成ゴーダ」と「丹波ブルー」

「蔵熟成ゴーダ」は「ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」において最高賞となる農林水産大臣賞を受賞し、日本一に。さらにイギリスで開催された「ワールドチーズアワード」ではブロンズ賞に輝くなど世界中の人々を魅了。

くせがなく優しい味が多いジャパニーズチーズのなかで異彩を放つ、がつんと旨味が濃厚でありながら後味さっぱり。丹波の牧草を食べたジャージー牛の実力を思い知る逸品。

「丹波ブルー」は、ゆっくりと4ヶ月から半年ほど蔵で寝かせる技ありチーズ。ピリピリした刺激にアッパーな塩味、そして芳醇な香りは酒飲みにはたまらないブルーチーズです。

蔵

パッケージにデザインされている「蔵」は先祖代々使ってきたもので、今は敬介さんがチーズづくりの工房として使っています。

「婦木農場」へ行ってみたい方は「丹波チーズ工房」のインスタグラムをチェック。2024年9月現在、第1、3日曜の11時〜16時に直接販売があるとのこと。

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丹波チーズ工房おすすめチーズ

  • 蔵熟成ゴーダ

    土づくりから乳搾り、チーズづくりまでを一貫生産し、1年以上熟成したハードチーズ。子どものおやつから大人のお酒のおつまみまで、幅広く網羅する懐深い旨味あふれる。

  • 丹波ブルー

    ブルーチーズ好きにはたまらない、本格派青カビチーズ。うっすらと黄みがかっているのはジャージー牛の濃厚な牛乳など使用しているため。塩分もしっかりあり、これぞ酒の肴。

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