甘夏・夏みかん
甘夏は甘味と酸味のバランスが絶妙で、剥きやすい薄皮と少ない種が特徴です。
豊かな香りも楽しめ、生食やジュース、ジャム、料理に幅広く活用できます。
夏に旬を迎えるこの柑橘は、その魅力的な味わいと使い勝手の良さから、多くの人々に愛されています。
その他にも今が旬の柑橘もおすすめです。ぜひ、夏のフルーツとして様々な柑橘を楽しんでみてください。
和歌山県の
みかん・柑橘農家に聞く!
今月のインタビュー
池田 義行さん
紀州・和歌山県有田で120年続くみかん農家です。「美味しい・安心」にこだわり、自然の力を活かした農法で、みかんをはじめとする柑橘や梅などを育てています。農薬を削減した栽培のため、正直見た目は悪いです。が、中身で勝負しています!
和歌山のみかんのおいしさの秘密
美味しいみかんを育てる条件は、「日照」「温暖で乾燥した気候」「水はけの良い土壌」。和歌山の段々畑はこの条件をクリア。太陽の光が海面や石垣にも反射して、みかんにふりそそぎます。また黒潮の浜風をうけることにより、ギューッと濃厚な味になります。
甘夏のおいしい食べ方
少しほろ苦くすっきりとした甘さです。はっさく系統の味ですが、甘夏のほうが果汁が多く柔らかめ。皮は固いのでナイフなどでカットしてください。少し種があります。果実そのままの味も美味しいのですが、砂糖やはちみつをかけるとスイーツ風に。マーマレードにするのもおすすめです。
今が旬!「セミノール」もおすすめ!
甘さのなかに少し酸味がある、爽やかな柑橘です。みかんと同じくらいの大きさで外皮も柔らかいのですが、果汁が多くて手で剥きにくい場合はナイフなどでカットします。ジュースにするのもおすすめ。他の果物とミックスジュースにすると味に深みがでます。