令和6年度森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策補助金等
(木材需要の創出・輸出力強化対策のうちウッド・チェンジ拡大促進支援事業)
WOOD CHANGE(ウッド・チェンジ)とは、
身の回りのものを木に変えること、 木を暮らしに取り入れること、
そして建築物を木造・木質化することを意味します。
私たち一人ひとりがWOOD CHANGEを実践することで、
森が元気になり、災害を防ぎ、地球温暖化防止につながります。
そしてこのような取り組みが、持続可能な社会をつくり出します。
木とふれあい、森について知り、木を使って生活すること。
「木育(もくいく)」を通じて木や森に興味を持ち、
正しい知識を学ぶことが 社会を良くするための第一歩です。
その第一歩は、あなたができることから始めれば良いのです。
さぁ、みんなの一歩で、社会を進めよう!
こどもから大人までが木に触れつつ木の良さや利用の意義を学ぶのが木育です。
大人もこどもも全ての人を対象に森林や木材との関わりを深めることで持続可能な暮らし、
社会、環境づくりに貢献できる人を育てる活動です。
2004年に北海道でスタートして以降、学校教育から企業のCSR活動まで幅広く注目されています。
林野庁においても、子どもから大人までを対象に、木材や木製品との触れ合いを通じて木材への親しみや木の文化への理解を深めて、木材の良さや利用の意義を学んでもらうという観点から、木育の取組を推進しています。今日、みなさんが日本の森林課題や国産木材製品の現状について知ることも「木育」の活動の一つなのです。
「WOOD CHANGE(ウッド・チェンジ)」とは、身の回りのものを木に変える、我々の暮らしに国産木材を取り入れる、建物を木造・木質化するなど、木の利用を通じて持続可能な社会へチェンジする活動です。まずは自分のできることから、ウッド・チェンジを始めてみましょう!
どんなちいさな一歩でも、自分らしく、できることからはじめてみよう!
まずは現状を知ることからでも、あなたの大切な一歩になります。
今年は大人も子供も一緒に学べる「WOOD CHANGE木育プログラム」を2日間に分けて実施しました!
木とふれあい、森について知る「木育」を通じて木や森に興味を持ち、
正しい知識を学ぶことも社会を良くするための第一歩です。
ご家庭でできるプログラムも多いので、ぜひみなさんも実践してみてください!
日本の森林は、いまどのような課題があるのでしょうか?
まずは現状を知ることで、はじめの一歩を踏み出しましょう!
日本は国土の約3分の2を森林が占める世界有数の森林国ですが、その木材自給率は約4割。海外からの安価な輸入材に押され、国産木材が十分に利用されてきませんでした。
そのため林業の採算悪化や働き手不足が発生し、必要な整備が適切に行われていない現状があります。
健全な森林を育てるには、過密となった森林内の密度を調整するための間伐(かんばつ)を行い、育てば伐採して、また新たな木を植えるといった一連のサイクルが必要となります。そのサイクルをうまく回すためには、私たちが国産の木材を使用し、林業の活性化をすることが必要です。
豊かな森林は木材等の生産のほか、水源を蓄え、土砂災害を防止し、生物多様性を保全するほか、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)を吸収するなど様々な役割を果たしています。
森林を守ることは私たちの暮らしや生物の生態系を守り、地球環境を守っていくことにつながっているのです。
私たち一人ひとりが国産の木材製品を購入したり、建築に利用したりすることで、林業が活性化し、
森林の育成に必要な整備ができるようになります。
国産木材を私たちの暮らしに取り入れることが、
日本の環境問題に貢献したり、生活をより良くしてくれることを知っていますか?
木造建築は通気性や調湿性、断熱性に優れており、高温多湿な日本の風土に適しています。
それだけではなく、私たちの心と身体によい効果をもたらしてくれます。
木材の香りや手触りは、身体をリラックスさせる作用をもっています。
働く男女を対象にした睡眠健康調査から、寝室に木材・木質の内装や家具が多いと回答した人は不眠症の疑いが少なく、やすらぎを感じている割合が高いことが分かりました。
木質化した保育室のこどもには、「イライラ、気が散る」などが見られにくいという調査報告があります。
※2024年6月21日 政府広報オンラインより
森林にはCO2を吸収し、炭素を固定化する機能があり「炭素の貯蔵庫」と呼ばれています。
木材でビルや住宅を建てれば、森林と同じような貯蔵庫が都市にもできます。都市部を森林化しなくても、
木製品や木造住宅が増えることで大気中の二酸化炭素を減らす森林と同じ効果を得られるため、
木造の建物は「第二の森林」「都市の森林」といわれます。
また木材は製造・加工時のエネルギー消費が鉄やコンクリートなど他の建築資材よりも少ないので、
資材を木材に代替することでCO2排出削減にもつながるのです。
私たち一人ひとりが、住まいや家具、身の回りのものを木製品に変えることで、
地球温暖化を防ぐカーボンニュートラルの実現につながるのです。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること。
政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、
カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
木材を利用することが良いことと言っても、違法に伐採された木材の使用は、
環境破壊をはじめ、様々な問題を引き起こします。
日本では2017年にクリーンウッド法が施行され、
木材を利用するすべての事業者は法律を守って伐採された木材
を利用することが求められています。
私たちにできることは
住宅や家具などの木材製品を購入するとき、
合法的に伐採された木材を原材料にしているかどうかを気にかけることです。
家を建てる時や木材を使った家具などを購入するときに、
その木材は合法的に伐採されたものか尋ねてみるのも、
森林を守る大切な一歩になります!
クリーンウッド法の推進はSDGs
とも深くかかわっています。
日本の森林問題や国産木材の活用法についてもっと知りたい方に!
お勧めの本をテーマ別にご紹介します。
「木育」は身近なことから始められます!
ぜひ親子で日本の森林や環境問題について取り組んでみませんか?
従来捨てられてしまうことが多い端材を使って簡単なDIYをしてみませんか?最近では手軽にできるキットも多く販売されています!
日本には木を使った美しくて楽しい建物や宿泊施設がたくさんあります!旅行がてら、家族で木の建築に触れる旅に出かけてみませんか?
本やインターネットを使って、日本の森林の問題やSDGsとの関わりを調べることも大切な一歩です!自由研究にもおすすめ。
あなたにぴったりな国産木材製品を探して、
じぶんらしい一歩をはじめよう!
WOOD CHANGEのコンセプトを動画で
分かりやすくお伝えします。
※お使いのデバイスの環境によって正しく表示されない場合がございます。あらかじめご了承ください。
動画を見て、下記クイズに答えてね!
日本は国土の約3分の2を森林が占める世界有数の森林国ですが、
その木材自給率は約何割でしょうか?
海外からの安価な輸入材に押され、国産木材が十分に利用されてきませんでした。
しかし、最近は合板等の建築用木材や燃料材に係る国産材の利用拡大により、
自給率は20年前より倍増してきています。
※2024年6月21日 政府広報オンラインより
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森林は地球温暖化の原因となる
何を吸収する役割があるでしょうか?
豊かな森林は木材等の生産のほか、水源をかん養し、
土砂災害を防止し、生物多様性を保全しています。
さらに、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)を吸収するなど大切な役割を果たしています。
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森林を守ることは地球環境を守っていくことにつながっています。
大切なのは収穫する(伐る)→○○→植える→育てるという森のサイクル。
○○に入る言葉はどれでしょうか?
私たち一人ひとりが国産の木材製品を購入したり、建築に利用したりすることで、
林業が活性化し、森林の育成に必要な整備ができるようになります。
「木を使うこと」と「森を守る」ことは、一見矛盾しているように見えますが、
実は大切なサイクルにつながっているのです。
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私たちが住まいや家具、身の回りのものを木製品に変えることで、
地球温暖化を防ぐカーボンニュートラルの実現にもつながります。
カーボンニュートラルとは何と何を均衡させることでしょうか?
森林にはCO2を吸収して炭素を固定化する機能があります。
木製品や木造住宅が増えることで大気中の二酸化炭素を減らす森林と同じ効果を得ることができ、
カーボンニュートラルの実現に貢献することができるのです。
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木材を利用するといっても、違法に伐採された木材の使用は環境破壊など、様々な問題を引き起こします。
日本では2017年にクリーンウッド法が施行されました。
私たちができる第一歩は何でしょうか?
違法伐採は木材産地の環境破壊や、地球温暖化を進行させる原因となります。
原材料が合法的に伐採された木材かどうかを気にかけること、
それが私たちにできる大切な一歩です。
WOOD CHANGEに関する社会や環境への取り組みを取材を通じてお伝えします。
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