引っ越し訪問見積もりのメリットとは？賢く活用してお得にお引越し！

引越しをする際に業者に自宅を訪問してもらい、引越し費用をスタッフに見積もりしてもらうのが訪問見積もりです。
ここでは、上手く利用することでお得に引越しできる訪問見積もりについてご説明します。

ウェブや電話を利用した見積もりと訪問見積もりの違いとは？

ウェブ、電話を利用した見積もりのメリット

近年では、メールや電話、一斉見積もりサービスなど、引越しの荷物の量、新旧住所の入力だけで見積もりが取れるサービスが増えています。
なんといってもその手軽さがネットや電話を利用した見積もりのメリットであり、簡易的にある程度の引越し費用を確認できます。
また、インターネットで引越し見積もりに申し込むと、引越し料金が割引されるキャンペーンなどが行なわれていることもあります。　※1

訪問見積もりを利用した場合のメリット

一般的に行なわれている訪問見積もりには見積もりの正確性に優れるというメリットがあります。
訪問見積もりならば、実際の荷物を目の前に置いてやりとりできるため交渉もしやすく、プロの目からきちんと正確な金額を打ち出すことができます。
また、電話などでの口頭だけの伝達で荷物の量の誤差や申告漏れなどの心配もありません。
さらに、引越し当日にトラックのスムーズな移動ができないなどのトラブルに見舞われることがなくなり、業者も安心してギリギリの安い金額を出すことができるのです。
せっかく時間を割くので正確な金額を出してもらい確実な引越準備がしたいものです。

※1 アート引越センター インターネット限定特別割引 /2019年9月16日閲覧
https://www.the0123.com/cp/internet.html

訪問見積もりは引越し料金を安くする？適したケースとは

数社の訪問見積もりを比較して賢く引越し

引越しの訪問見積もりを頼む時というのは、数社の金額を比較したい時です。
一社だけの見積もりで簡単に決めてしまうと、割引やサービスに営業マンが力を入れてくれないこともあります。
つまり、面倒でもいくつかの見積もりを比べてみたほうがお得なので、時間が作れて少しでも安く引越しをしたいのならば訪問見積もりを利用するのがおすすめです。

訪問見積もりは基本的に無料

自宅を尋ねる一般的な訪問見積もりは無料で行なわれています。
これは、国土交通省が定める標準引越運送約款の第二章見積もりの項目に、引越社は見積もり料を請求しない、という旨の記述があるためです。
ホームページに標準引越運送約款を載せている企業もありますので、引越しを検討する際には上記した約款を批准している企業かどうかを確認しておく必要もあるでしょう。 ※2 ※3

訪問見積もりが有料となる場合もある

ただし、標準引越運送約款には発送地や到達地の下見を行なった場合には別途費用を請求できる、とも記載されているため、訪問見積もり申込みの際に確認することが大切です。
また、珍しいケースですが、引越社の営業所から離れた遠隔地や離島への訪問見積もりの際にも有料となる可能性があることを覚えておきましょう。 ※2 ※4

訪問見積もりで正確な料金を算出、さらに数社を比べて値引き交渉！

あらかじめ、一括サービスなどで簡易見積もりを取ってから、めぼしい引越し業者にはそれぞれ連絡を取って実際に見に来てもらいます。
引越し業者の営業マンが来訪し、家の荷物を見て、見積金額について説明があります。
こちらからは処分するものや新居に持っていかないものなど正確に伝えます。
電話やメールでの見積もりでは、これが曖昧だったり申告忘れがあったりして、追加の荷物が増えるおそれがあるため、訪問よりも少し高めの金額になりやすいです。
訪問見積もりは実際に見て確認できるため、家具の大きさなどを営業マンが正確に見極められて、正確な金額が出しやすく、値引きの交渉もギリギリまで応じてくれる可能性が高くなるのです。

訪問見積もりするだけで得するキャンペーンもあり

上記のように訪問見積もりは基本的に無料で行なわれていますが、無料どころか訪問見積もりするだけで何らかの得をするケースがあります。
時期によってサービス内容は変動しますが、食品類を無料プレゼントするものや、記念のオリジナルグッズなどが訪問見積もりの特典となっています。
これらは全引越し社で実施されているものではありませんが、数社に訪問見積もりを出すのならば、このようなキャンペーンも利用するとちょっとした得になるでしょう。　※5 ※6

※2 国土交通省 標準引越運送約款 / 2019年9月16日閲覧
https://www.mlit.go.jp/common/001279970.pdf
※3 サカイ引越センター 標準引越運送約款 / 2019年9月16日閲覧
http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/moving/
※4 日本通運 見積もりは無料ですか？ / 2019年9月16日閲覧
https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/faq/estimate/01.html
※5 訪問見積もりでもれなくプレゼント「日通オリジナルグッズ」 / 2019年9月16日閲覧
https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/news/campaign_2018goods/
※6 サカイ引越センター お見積りについて / 2019年9月16日閲覧
http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/faq/entry4.html/

一人暮らしの女性も訪問見積もりを利用するべき理由

訪問見積もりが不安な時の依頼方法とは？

ここまでご紹介してきたように、よっぽど時間がなくて急いで引越しをしなくてはならない、というケースを除けば、一人暮らしでも家族で暮らしていても訪問見積もりをすることで様々なメリットがあります。
しかし、訪問見積もりは引越社のスタッフが自宅に上がりこんで引越し費用を算出するというもの。
一人暮らしの女性にとっては、見ず知らずの人間、特に男性を部屋に入らせることに抵抗があるかもしれません。

そこで、まずは見積もりを依頼する段階で、女性スタッフのみで訪問見積もりに対応してくれるか申込時の電話やウェブで尋ねておくことが大切です。
また、もし男性スタッフのみで訪問見積もりとなった場合でも、見積もり当日には知人を同席させることで不安が和らぐでしょう。

訪問見積もりから引越し当日まで女性スタッフが対応してくれるプランもある

訪問見積もりによる比較を終えて、いざ引越し日となれば、当たり前ですが自宅には引越しスタッフが入ります。
やはり、一人暮らしの女性にとっては引越しといえども男性が部屋に入ることに不安を覚える方もいるはずです。
そんな方におすすめなのがレディースパックやレディースプランといった女性スタッフによる引越しプランです。
プランによっては、訪問見積もりの段階から引越し当日まで女性スタッフに対応してもらうことができます（重い家財などは男性スタッフが運ぶ可能性あり）。
どの引越業者にもレディースパックが用意されているわけではありませんが、引越しが不安な女性の方はこのようなプランがあることも覚えておきましょう。 ※7 ※8

※7 SGムービング レディースムービング / 2019年9月16日閲覧
https://www.sagawa-mov.co.jp/personal/ladysmoving.php
※8 アート引越センター レディースパック / 2019年9月16日閲覧
https://www.the0123.com/plan/ladies/

訪問見積もりの際に覚えておくべき注意点

見積もり後は大きな買い物を控える

注意しなければならないのは、訪問見積もりのあとは大きな買い物を避けるということです。
訪問見積もりで値引きをしてもらったら、それが最安値となりますから、その後の大きな買い物で荷物が増えるとトラブルのもとになることがあります。
もし訪問見積もり後に引越内容に変更が生じた場合、そのまま引越し当日まで伝えないのではなく、できるだけ早く担当営業所に連絡を入れておきましょう。

見積もりの際にも気をつけるべきこと

見積もりにかかる時間についてですが、30分から40分程度かかるため、余裕をもって1時間前後を確保しておく必要があります。
加えて、それぞれの営業マンに他社も検討していることを伝えるのは構いませんが、同じ時間にアポイントメントを重ねてしまうのはあまり良くありません。
また、ダンボールなどのサービス品を見積もりの段階で置いていこうとする営業マンもいるようですが、これはきっちり断りましょう。　※9

※9 サカイ引越センター / 2019年9月16日閲覧 /
http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/faq/entry4.html

お得に引越しするなら無料訪問見積もりを利用！

訪問見積もりはどの業者も無料で行なっているため、十分にこれを活用して問題ありません。
わざわざ来てもらって悪いかも…と値引きをしたり断ったりすることに引け目を感じることもあるでしょうが、訪問見積もりはより安く引越しをするためには最善のやり方なのです。
電話やメールは簡単で断りやすい分、見積もりは高めになります。
業者もそれぞれに値引きやサービスに自信を持って訪れるので、交渉には骨が折れるかもしれませんが、人生の一大事である引越しを成功させるため、ひと頑張りしましょう。

滞りなく引越しするために時間に余裕を持つ

引越しはなにかと時間のかかるもの。
訪問見積もりのアポイントメントや荷物の仕分け、各種手続きなどやることはたくさんあります。
時間に余裕を持って行動し、訪問見積もりにしてもしっかりとスケジュールを立て、その上で複数の業者間を比較して自分に合った業者選びをしましょう。