【玄関の風水】方角ごとに色や置物は違う!鏡や絵、植物は何がいい?
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住まいの環境を整えて、運気を上げていくのが風水です。
その中で「玄関」は気の入り口であり、家の顔となる最も重要な場所。
外に向いているので、縁や財運を呼び込み、社会的な成功や交際面にも影響を及ぼします。
玄関の方角に合わせてどんなインテリア・置物を置くか、どんな色を使うかで、家全体の運気が変わります。
また、鏡や絵は置き場所によって良くも悪くも気の流れを変えるため、うまく活用したいパワーアイテム。
今回は、運気を上げるために活用したい「玄関の風水」、特にインテリアの色やアイテムの上手な活用法についてお伝えします。
玄関の風水、方位・方角ごとの注意事項
玄関の風水を考えるときに、まず確認したいのは玄関の方角です。
玄関を家の中心から見たときに、八方位(北・北東・東・東南・南・南西・西・北西)のうち、どの方角に位置しているかを確認しましょう。
すでに住んでいる玄関の方角を変えることはできません。
しかし、方角の特性に合うように玄関を整えれば、家全体の運気をアップできます。
玄関の方角を確認する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
>>の中心の見方「方位別カラー」
玄関にオススメの色は?
玄関の方角と相性のよい色のインテリアやアイテムを使って、良い運気の玄関を作りましょう。
この章では、玄関の方角ごとにオススメの色や注意点を紹介します。
北の玄関にオススメの色
北の玄関は「水」の気をもつので、暗く冷えやすい傾向があります。
ライトをつけて明るくし、玄関マットにはベージュ、アイボリー、黄色などあたたかみのある淡い色を選ぶとよいでしょう。
日当たりが悪く湿気が溜まりやすいため、除湿やこまめな掃除を心がけてくださいね。
西の玄関にオススメの色
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西の玄関は「金」の気をもつので、インテリアや置物は高級感のあるものを選ぶとよいでしょう。
白やシルバーのほか、アクセントにゴールドを使うのも運気アップに繋がります。
恋愛運をアップしたい場合はピンク色もオススメです。
明るい玄関が望ましいものの、西日は「運を流してしまう」とされるため要注意です。
玄関に西日が入り込みすぎないよう工夫して、照明で明るくするようにしましょう。
南の玄関にオススメの色
南の玄関は「火」の気をもつので、レッドやパープルをアクセントカラーにした玄関マットやインテリアがオススメです。
木製の家具や置物も「火」のエネルギーを強めてくれます。
水槽や水をたくさん入れた花器は「火」のエネルギーを消してしまうため、置かないようにしましょう。
東の玄関にオススメの色
東の玄関は「木」の気をもつので、インテリアは天然素材やオーガニックのものと相性がよいです。
グリーンやブルーを玄関マットやインテリアに取り入れるのもオススメです。
音と相性のよい場所でもあるので、音色の良いドアベルやチャイムなどをつけると運気アップに繋がりますよ。
北西の玄関にオススメの色
北西の玄関は「金」の気をもつので、落ち着いていてハイクオリティなものを取り入れましょう。
玄関マットやインテリアには、ベージュやクリーム色、淡いピンクなどの落ち着いた色やゴールド、シルバーが吉です。
丸いものが運気を上げるため、楕円形の玄関マットもオススメですよ。
南東の玄関にオススメの色
南東の玄関は「木」の気をもち、良い気を運んでくれるとされています。
ライトグリーンやオレンジなど明るい色の玄関マットやインテリアで、自然素材のものを選ぶとよいでしょう。
良い方角にある玄関なので、照明を明るくし常にキレイな状態を保てば、さらに運気をアップできますよ。
北東の玄関にオススメの色
北東の玄関は「土」の気をもつので、湿気が溜まりやすくジメジメした場所になりやすいです。
除湿をしたり、こまめに掃除をしたりするように心がけましょう。
玄関マットやインテリアは、イエロー、ブラウン、ベージュがオススメ。
方角の特性上、日が当たりにくいため、照明やインテリアで明るい玄関にしてくださいね。
鏡や観葉植物はNG?絵を飾るなら?
風水では「四神相応(ししんそうおう)」という考え方があります。
四神とは、背後の山が「玄武」、おもてが「朱雀」、左側が「青龍」、右側が「白虎」を指します。
方角でいうと、北に高い山、東に川や小高い山、西に東よりも高さが低い山や木立、南に平地がある地形です。
こうした地形はしっかり守られるため、入ってきた良い気が散りません。
京都にあった平安京は、まさに四神相応の理想の形だったと言われています。
玄関でインテリアを考える場合も、家の中を玄武、玄関の扉側を朱雀として考え、良い気がまわるようにするのが理想。
絵や観葉植物など、印象的なモノを左側の青龍の位置に置くと、運気をアップできますよ。
玄関に鏡を飾るなら、家の中から見て左側に
鏡は空間を広げ、風水的にも運気アップを期待できるパワーアイテム。
ただし取り入れるときには注意が必要です。
鏡は置く場所によっては運気を下げてしまうこともあります。
玄関に置く場合は、家の中から玄関の扉を見て左側、青龍の位置に置くのがベストです。
四角い鏡は角が縁を切ると言われているため、四角以外の形を選びましょう。
八角形のものは金運アップ、丸形や楕円のものは人間関係運アップに繋がると言われています。
玄関の正面に鏡がある場合は、運気を全てはねかえしてしまうため、すぐに場所を変えましょう。
位置を変えるのがどうしても難しい場合は、布などでカバーをかけ、使う時だけカバーを外すようにするといいですよ。
玄関に合った観葉植物を
気の入り口である玄関に観葉植物や生花を飾ると、運気アップに繋がります。
ただしドライフラワーやプリザーブドフラワーは、ホコリがたまりやすいのでオススメできません。
また、枯れた観葉植物や花を置きっぱなしにすると運気が下がるので、気を付けてくださいね。
観葉植物を選ぶ場合は、日の光がなくても育つ、耐陰性のあるものを選ぶとよいでしょう。
基本的に、飾っていけない観葉植物はありません。
目的に合わせたものを置くと、さらなる運気アップを目指せますよ。
仕事運を上げたい
上へ上へと伸びる植物は、仕事運をアップし向上心を呼び起こしてくれるアイテムです。
また、丸い葉っぱは人との縁をつなぎ、尖った葉っぱは競争に勝つ力を与えてくれます。
商売繁盛には、パキラ、ゴムの木、ベンジャミンなどがよいと言われています。
競争に勝つためには、ユッカ(青年の木)、ドラセナ・レフレクサなどがオススメです。
恋愛運・人間関係運を上げたい
風水では、丸い葉っぱは人間関係を良くし、下に垂れさがっているものは家庭運を呼び込むと言われています。
ガジュマルや、ハート型の葉っぱのモンステラ、グリーンネックレス、ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)などがオススメです。
健康運を上げたい
癒しのパワーを受けたい場合は、丸い葉っぱの植物がオススメです。
悪い運気を跳ね返し、やる気やパワーを出したい時は尖った葉っぱの植物を選ぶとよいでしょう。
アロエは「凶を転じ、健康を増進させる」とされています。
さらに、葉っぱのトゲによって悪い運気が入ってくるのを防ぎ、魔除けや厄除けにも繋がると言われています。
絵を飾るなら風景画がオススメ
絵は、飾ることで空間を広げてくれるとされています。
特に玄関の左側、青龍の位置に「山」をおくことで運気アップに繋がります。
仕事運、金運アップを望む場合は、山の絵を飾りましょう。
また、玄関の方角と相性の良い色づかいの花の絵を飾るのもオススメです。
気を付けてほしいのは、家族の写真を飾ること。
玄関に飾るとその人を追い出すことになるとされています。
家族の写真は、寝室などに飾るようにしてくださいね。
動物の写真や絵は、方角や位置によって吉凶さまざまとなるため、避けた方が無難です。
パズルで作った絵も、バラバラになってしまうという意味で玄関には適さないため、飾らないようにしましょう。
玄関に置きたい置物、インテリアアイテム
気の出入り口となる玄関には、余計なモノを置かないことが原則です。
靴は、使う分だけ出すようにして、使わない靴は靴箱にしまっておきましょう。
靴箱のような高さのあるものは、家の中から見てできれば左側、青龍の位置にあるのが望ましいとされています。
天井までの高さがある、壁と一体になった靴箱であれば、左右どちら側でも大丈夫です。
靴箱が移動できない場合は、観葉植物や絵を飾って左側が印象的になるようにインテリアを工夫しましょう。
続いて、玄関の運気アップに繋がるインテリアやアイテムを紹介します。
表札
防犯の問題で表札を出さない家も多いでしょう。
しかし風水的に、表札のない家は「人のいない家・主人のいない家」となるので、表札は出した方がよいです。
オススメの表札は木製のもの。
家とのバランスなどを考えて難しい場合は、木製でなくてもOKです。
ただし、プラスチックや、割れやすいガラス、陶器のものは避けるようにしましょう。
玄関マット
玄関マットは、玄関から入ってきた悪い気を濾過してくれるフィルターになるため、必ず置くようにしましょう。
方角ごとのラッキーカラーに合わせたものがベストです。
汚れているとフィルターの役割を果たさないので、定期的に洗濯するか買い換えて、常にキレイなもの使うようにしてくださいね。
置物
干支の置物
干支の置物はその年に合った良い運気を運んでくれます。
ただし、犬だけは「動き回る」という意味をもつため、落ち着きをなくして気を乱すとされることもあります。
十二支の置物を揃えた場合も、戌年の1年間は犬の置物については玄関以外に飾るようにしましょう。
龍の置物
龍の置物は、金運アップに繋がるとして知られています。
家の中から玄関の扉を見て左側、青龍の位置に置くとよいでしょう。
棚や台などの上に置いて、高い位置に飾るのがポイントです。
虎の置物
その家を悪い気から守ってくれるとされる虎の置物は、家の中から玄関の扉を見て右側、白虎の位置に置くとよいでしょう。
虎の顔が玄関側に向くように置くことがポイントです。
龍の置物を一緒に置く場合は、龍よりも低い位置に虎を飾りましょう。
カエルの置物
よりよい縁と金運を運んでくれるとされるカエルの置物も玄関にオススメです。
「お金を家にもってカエル」という意味で、カエルの顔を家の方に向けて飾るようにしましょう。
本来、カエルは四本足です。
ただし風水的には三本足のカエルがよいとされており、玄関インテリア用に三本足のカエルの置物も売られています。
シーサーの置物
沖縄県でよく飾られているシーサーは、災いを封じ、福を呼び込むとされています。
シーサーは通常、オスとメスの2つで一対になっており、口を開けている方がオス、閉じている方がメスです。
オスは家の中から玄関側を見て左側、青龍の位置。
メスは右側、白虎の位置になるようにして、オス・メスともに外の方向に顔を向けて配置しましょう。
口の開いたオスが福を招き入れ、口を閉じたメスが災難を家に招き入れないよう守ってくれると言われています。
どの置物を置く場合でも、ホコリが被らないよう定期的に拭くなどしてキレイにしましょう。
玄関に置かない方がよいもの
アンティークのインテリアは古いエネルギーを放つため、玄関には置かない方がよいでしょう。
また、ベビーカーや三輪車、自転車など動くものを玄関に置くとトラブルが起きやすくなります。
例え毎日使うものだとしても、玄関以外の場所に置くようにしましょう。
捨てる予定のゴミや段ボール、雑誌などを玄関に置いている場合も要注意です。
気の出入り口にゴミがあるのは家の運気を落としてしまうので、一晩だけでも避けるようにしてくださいね。
まとめ
運気がよくなる玄関のインテリアや色、注意しておきたいポイントについて紹介しました。
どのような場合も、基本はキレイに掃除をし、整理整頓することにあります。
観葉植物を置いて絵を飾っても、玄関が汚れていたらせっかくの運気もダウンしてしまいます。
運気が滞っているなと感じた時は、玄関を掃除し、タタキを水拭きするとよいでしょう。
毎日しっかり掃除をした上で、さらに運気を上げるためのアイテムを取り入れ、玄関から家中の運気を上げていきましょう。
- 開運花風水師:鈴凰(りおん)
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花風水から占術を学び始め、本格的に風水、そして奇門遁甲、四柱推命など幅広く東洋占術を学ぶ。
豊富な個人鑑定の実績、明るく前向きになれる分かりやすいアドバイスに定評があり、企業やホテルなどのイベントでも数多く活躍中。