引越しのガス栓の停止や開栓に立ち合いは必要?費用はかかる?

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引っ越しの手続きの中で注意が必要なのがガスです。
ガスの使用開始は作業員にガス栓の開栓作業をお願いしなければなりません。
また、都市ガスとLPガスで手続きが違う部分もあります。
都市ガスとLPガス、それぞれの引っ越しに伴うガス栓の対応手順と注意点をご紹介します。

目次
  1. 都市ガスの場合の立ち合い手順
  2. LPガスの場合の開栓・閉栓の手順
  3. ガス栓立ち合いに費用はかかる?
  4. 電気とガスなど、引越し手続きはインターネットでまとめて対応も
  5. まとめ
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都市ガスの場合の立ち合い手順

引越しに伴う手続きで、立ち合いが必要となるのがガスの停止と開栓です。
ガス会社に立ち合いをしてもらい、開栓することが義務付けられています。
ガス会社に連絡をする前に、伝える項目の準備をしておきましょう。

ガス会社へ連絡する際の準備

  • 現住所と新居の住所を確認する
  • 日程の希望をいくつか考えておく
  • 新居で使うガス機器を確認しておく
  • お客様番号を確認しておく

ガス会社に連絡をすると、この4つの項目と立ち会う人の名前と連絡先を聞かれます。
事前に確認しておくとスムーズです。
準備が整ったら、ガス会社に連絡をして立ち合いの日取りを決めましょう。
立ち合いまでの手順はこちらです。

ガス栓の立ち合い手順

  • 引っ越しが決まったらガス会社に連絡
  • 開栓と閉栓の立ち合い日を決定
  • 現住居でのガス閉栓の立ち合い(オートロックなどでガスメーターが確認できない場合)
  • 新居でのガス開栓立ち合い
  • 利用開始

現住居と新居のガス会社が異なる場合には、それぞれの会社に連絡し立ち合いの日を決めなければなりません。
引越しの繁忙期は、立ち合いが混み合っていて希望の時間に予約できないこともあります。
引っ越しが決まったら、早めに予約をしておきましょう。
ガスの閉栓は、ガスメーターの栓を閉じ、確認する作業です。
オートロックのマンションやガスメーターが宅内にある場合など、立ち会いしなければガスメーターを確認できない物件の場合は立ち合いが必要です。
ガスの開栓は、点火をして開栓の確認をします。
ガス機器が必要となりますので、ガス機器を搬入する前に開栓作業は出来ません。
使用予定のガス機器を全て用意しておき、開栓作業時に安全に使用できるかどうか確認してもらいましょう。※1※2※3

※1 東京ガス : ガス使用開始と使用停止の流れ
https://home.tokyo-gas.co.jp/procedure/moving/khsn_kh_nagare.html
※2 新しくガスをご使用されるお客さま|お引越しの際の手続き|お客さまサポート|ご家庭のお客さま|京葉ガス
https://www.keiyogas.co.jp/home/support/move/shinki.html
※3 東日本ガス|お引越し・ご入居の際のお手続き
https://www.hngas.co.jp/recept.html

LPガスの場合の開栓・閉栓の手順

LPガスの場合も、基本的な準備と手順は都市ガスと変わりありません。
異なる点は、保証金の有無です。
LPガスの場合、物件によっては入居時に保証金が必要になり、退去時に返金されます。

ガス会社へ連絡する際の準備

  • 現住所と新居の住所を確認する
  • 日程の希望をいくつか考えておく
  • 新居で使うガス機器を確認しておく
  • お客様番号を確認しておく
  • 保証金の預り証を準備する(退去時)

開栓・閉栓の手順

  • 引っ越しが決まったらガス会社に連絡
  • 立ち合い日を決定
  • 現住居でのガス閉栓の立ち合い/利用料金の精算
  • 新居でのガス開栓立ち合い/保証金の支払い
  • 利用開始

LPガスの場合は、退去の閉栓時に未精算の使用分の支払いを求められる場合もあります。
また、入居時に保証金の支払いが必要な場合や、退去時にその保証金の返金手続きが必要な場合もあるようです。
ガス会社に連絡をする際に、金額の確認をしましょう。

※4 LPガス 開栓・閉栓のお手続き | 株式会社トーエル
https://www.toell.co.jp/service/lpgas/start_stop_jp.html
※5 LPガスのご利用・中止のお申し込み | エネアーク関東
https://kanto.enearc.co.jp/guide/application/
※6 LPガスの利用開始・停止|LPガス利用ガイド|三愛オブリガス東日本株式会社
http://www.san-ai-oil.co.jp/obbligas-higashinihon/guide/steps.html

ガス栓立ち合いに費用はかかる?

ガス栓の開け閉めの対応には費用はかかりません。
ただし、ガスの種類やガス機器の状態により、代金が必要になる場合があります。

LPガスの保証金

LPガスの場合の開栓・閉栓の手順でご紹介したように、LPガスの使用開始時には保証金が必要な物件もあります。
退去時に返金してもらえますので、保証金の預り証を必ず発行してもらいましょう。※4※5※6

ガス機器の接続・設置費用

ガス機器の接続や設置を依頼する場合には別途費用がかかります。
安全に使用するためにも、プロに接続・設置してもらうほうが安心です。
立ち合いの連絡をする際に、対応してもらえるかどうか、費用はいくらになるかを確認しておきましょう。※1※2

ガス機器の修繕費

開栓時の確認でガス機器の修繕が必要になった場合には、有償で対応してもらえます。※1
ガス機器は、ガスの種類により使える機器が異なります。
LPガスと都市ガスの違いだけでなく、都市ガスでも使えない機器もあります。
使用できない機器の場合は、ガス会社に改修の対応してもらうか買い替えが必要です。
ガス会社で改修してもらうには、部品の取り寄せなどで日数がかかる場合もあるようですので、新居で問題なく使えるかお手持ちの機器を確認しておくと安心です。

電気とガスなど、引越し手続きはインターネットでまとめて対応も

ガスと同じライフラインでも、電気と水道はインターネットで利用停止と利用開始の手続きが可能です。
立ち合いなどは必要ありません。※7※8
他にもNHKの公共料金や銀行、携帯電話の住所変更や郵便物の転送手続きなど、引越しに伴う変更手続きはいくつもあり面倒です。
最近では、引っ越しに伴う各種変更手続きをまとめて申込できるインターネットサービスも登場しています。※7
電力会社が提供しているので安心して利用できますよ。
お住まいの地域で利用できるか確認してみてください。

※7 引越れんらく帳とは | 引越し手続きや引越し準備なら引越れんらく帳
https://www.hikkoshi-line.com/contents/MH_Syoukai.html
※8 使用開始・中止について(お引っ越しの手続) | よくある質問 | 東京都水道局
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/faq/qa-4.html

まとめ

引越しのガス栓の手続きについてご紹介いたしました。
ガス栓の開栓には立ち合いが必要です。
引っ越しは何かと慌ただしいものですが、なるべく早めにガス会社に連絡をして予定を決めておきましょう。
ガスの開栓や閉栓自体には費用は掛かりません。
しかし、保証金が必要な場合や、ガス機器の設置を依頼して費用がかかるケースがあります。
立ち合いの予約をする際に、費用の確認もしておくと当日慌てずにすみますね。

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