霜取り?水抜き?家電の引越し準備をしよう

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引越しするときには、荷造りも必要ですが、大型の家具や電化製品の持ち運ぶための準備も大切な仕事になります。ここでは、家電の引越し準備についてご紹介します。

目次
  1. 霜取り?水抜き?家電の引越し準備をしよう
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霜取り?水抜き?家電の引越し準備をしよう

引越し準備が必要な家電

引越しするときには、荷造りも必要ですが、大型の家具や電化製品の持ち運ぶための準備も大切な仕事になります。
これを怠ると引越しの当日に時間が大幅にかかったり、設置するときにトラブルが発生したりして大変なことになりかねません。
特に家電はコンセントを抜くだけで済むものと、運ぶためのちょっとした準備が必要なものとに分かれます。
いつもお世話になっている電化製品ですから、日頃の感謝を込めたお手入れと大掃除のつもりで、しっかりと状態を整えて運びやすくしておきましょう。

洗濯機・冷蔵庫などの白物家電は準備が大変

引越しの際に持ち運ぶ準備が必要な電化製品では、圧倒的に白物家電が多くなります。
準備を必要とする家電は具体的に冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどです。なお同じ白物家電でも電子レンジは例外で、コンセントを抜きケーブルをまとめるだけなのでそれほど手間になりません。

冷蔵庫は中に貯蔵してあった食品類を引越しの前までに食べきるか、捨てるなどして処分してしまいましょう。一日程度の常温管理に耐えうるものは、まとめて箱詰めしておきましょう。
冷蔵庫の最も気をつけたい点は、霜と水です。コンセントを抜いて運搬している間に霜が溶けたり、自動製氷のための水の残りがあったりするとトラックや他の荷物、またはせっかくの新居の床を濡らすおそれがあります。
最低でも引越しの前々日までには電気を止め、しっかりと霜をとっておきましょう。

また、洗濯機も最低でも前日までには最後の洗濯を済ませて、ホースの水抜きをしておきましょう。水分を扱うことの多い白物家電は運搬のさなかに使っていた時の水や湿気がトラブルの元になる可能性がありますので十分注意しましょう。

なお黒物家電であるテレビやオーディオなどは、コンセントをまとめ、繋いでいたケーブルを抜くだけなので準備は簡単です。
逆に新居で設置するときの配線やチューニングなどに苦労することが多くなるでしょう。

冷蔵庫を持ち運ぶときに注意すること

家電製品の持ち運びには準備も必要ですが、運搬自体に注意が必要なものもあります。
まず冷蔵庫はできる限り横に倒したりせず、揺らす時間を少なくします。
横積みにして運搬すると、前述の水分の溢れや、内部の圧縮機や冷却システムが故障する原因になります。
車両での運搬には冷蔵庫を立てて積める高さのあるトラックが望ましいでしょう。

新居では設置してから電源を入れるまでに少し時間を置きましょう。
横にした際などに偏った冷却材が不具合の原因になる可能性があります。
また、コンセントを入れてからしばらくしないと内部の冷えが安定しませんので食料を買ってくるタイミングも考えておきましょう。

エアコンを持ち運ぶときに注意すること

またエアコンは、取り外して新居に持っていくという場合に、専門の業者に頼むか、引越し会社のオプションサービスで全てやってもらうことになります。
冷媒ガスの扱いや配管の技術がない素人が取り外しなどするのは大変危険です。
運搬にも水漏れやガス漏れの心配があります。
水程度なら濡れるだけで済みますが、冷媒ガスが漏れるとエアコンが正常に動かなくなる恐れがあります。

エアコンの運搬設置は故障のリスクがある上に別途費用までかかるものですから、信頼のできる業者にお願いするのが一番です。

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