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海外旅行の際に得するクレジットカード活用術(2015/01/21)

家族、もしく友人や仲間との海外旅行は、思い出に残る一大イベント。しかし、慣れない土地では「飛行機で預けたはずの荷物が届かない」「食べ物が合わず子どもが体調を崩した」「おみやげ選びに夢中でお財布がなくなっていた」「あと1日で帰国するのに、現地通貨がたりなくなった」「飛行機会社のストライキで帰国の飛行機が飛ばない」など、思わぬアクシデントが起こるもの。

そんなときにも、クレジットカードが1枚あれば、いろいろと役立ちます。

今回は、海外旅行で役立つクレジットカードの活用術をお伝えします。

「家族特約」があれば、子どもの旅行保険もカード一枚でカバー！

まず、海外旅行の際の保険について。

日本では、健康保険に加入している方であれば、どんな症状で受診しても通常3割の負担で済みますし、救急車を呼んでも費用負担はありません。
しかし、海外では救急車を呼ぶと追加費用がかかり、ささいな病気でも高額な治療費を請求される場合があります。

一例ですが、東京海上日動火災保険株式会社の「世界の医療と安全2010」によると、ハワイで虫垂炎になって手術した場合の費用は、なんと約180万円だそうです。

また、事故やなんらかのトラブルに巻き込まれたとき、海外では莫大な賠償額を求められることも。

そうした「もしものとき」をカバーしてくれるのが海外旅行保険です。

ツアー旅行で海外に行く場合、参加申し込み時に旅行会社から、旅行保険をつけるかどうか確認されることがあります。
また、インターネットからも手軽に申込みできますし、成田空港などでは出発ロビーに加入のための端末があります。

しかし、ツアーの保険はさまざまな補償がついていて割高だったり、出国前に手続きするつもりで空港に行ったら時間ぎりぎりで申し込めなかった、ということも。

そうした状況を考えて、活用したいのがクレジットカード付帯の海外旅行保険。
クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているものがあり、家族特約がついているカードであれば、本会員、家族会員の他に、本会員の18歳未満の子どもにも、カード付帯の海外旅行保険が適用されます。海外旅行保険の家族特約では、子どもの人数に制限はありませんので、子どもの多い家庭ほどお得になります。
また、一度これらのカードに入会しておけば、旅行のたびに海外旅行保険をかける必要がなくなります。

ちょっと現金が足りない、そんなときはカードでキャッシング

海外での現地通貨の両替はどうしていますか？
現金から両替する、国際キャッシュカードで引き出すなどの方法がありますが、実はクレジットカードでキャッシングするのが、場合によってはもっともお得になります。

「VISA」や「Master」「JCB」といったマークのついたATMであれば、海外でもいつものクレジットカードと暗証番号でキャッシングできます。

ただし、クレジットカードでのキャッシングは、国内でのキャッシングと同様に、一旦クレジットカード会社から借り入れるという形になります。そのため、翌月の返済までに返済利息がつきます。
ただし、短期での返済であれば、両替手数料よりも安くつくこともあります。

キャッシングであれば必要な額だけを調達できるので、帰国間際にちょっとだけ現地通貨が必要、なんていうときにも役立ちます。

ただ、同サービスを利用するためには事前に海外キャッシングサービスの利用枠を設定しなければならないので、予定がある方は早めに申し込みましょう。

旅行に行く前に、カードのサービスを再確認しよう

他にも、クレジットカードの種類によっては、空港ラウンジが無料で利用でき、手荷物の宅配サービスがあるものもあります。

海外旅行に行く前には、自分の持っているカードのサービスを確認しておき、使えるものは最大限利用すべきです。

参考
18歳未満の子供の海外旅行保険を無料にする方法
http://www.mile-tokutoku.com/urawaza_ryokoippan/kaigai_ryoko_hoken_muryo_kodomo.htm
海外旅行時の外貨両替もクレジットカードがお得！
http://creditcard.e-ocean.biz/info/exchange.html
空港ラウンジが無料で使えるカード、“最強”なのは？
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20130514/1049240/

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