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学資保険は貯蓄よりお得?(2013/12/1)

子供1人あたりの教育費は最低1000万!

教育にお金がかかるというけれど、一体どのくらい貯金しておけばいいのでしょう?学資保険と貯金ではどちらがお得なのでしょうか?そして、しくみはどう違うのでしょうか?

平成22年度の文部科学省の調べでは、幼稚園から高校まですべて公立に通った場合でも、かかる教育費は平均で約507万円。さらに国立大学に進学したとしても、4年間でかかる学費は約500万円。子供1人の教育費には最低でも1000万以上がかかる計算です。さらにクラブ活動をしたり学習塾に通ったり、さらに大学進学で親元を離れたりすれば、ますますお金がかさむことになります。

学資保険(こども保険)とは、決められた保険料を支払えば、満期時(子供が18歳になったときや22歳になったときなど)に子供の教育資金のために満期保険金が受け取れるというものです。学資保険では、契約期間途中に親(契約者)に万一のことがあった場合、それ以降の保険料の支払いが免除されるうえに満期保険金は全額受け取れることができます。学資保険は単なる貯蓄ではなく、子供の教育資金を目的とした保険であるため、こうした救済措置が取られています。

さらに、満期保険金以外にも節目節目にお祝い金が受け取れたり、さらに子供に万一があった場合に医療費、死亡給付金が出る学資保険もあります。

学資保険VS貯蓄、どっちがお得?!

学資保険は子供の将来の教育資金を貯蓄するための保険なので、ならば普通の預貯金でもいいのでは?という疑問をもたれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、学資保険には、

1.親(保険契約者)に万一のことがあったときに救済措置が受けられる

2.税金面で優遇されている

3.税額控除を受けることができる

というメリットがあります。

このうち、1.については前述したとおりです。定期預金や自動積立では、親に万が一のことがって積立がストップしてしまえば、受け取れるお金はそこまでとなってしまいます。

2.について、学資保険で受け取れる満期保険金やお祝い金は「一時所得」と呼ばれ、所得税の対象となります。しかし、受け取った保険金の総額と支払った保険金の総額の差額が50万円以下であれば税金がかかりません。一方、定期預金の利子には20%の所得税が課税される決まりになっています。

3.については、学資保険は生命保険の一種なので、支払った保険料は税額控除の対象となります。

学資保険で気をつけたい点

このように見ていくと学資保険はいいことづくめのようですが、気をつけたい点もあります。まず、途中解約すると元本割れしてしまう(支払った保険料よりも受け取れる満期保険金と祝い金の総額が少なくなる)点です。親(契約者)の死亡や障害については救済措置がありますが、失業や給料カットで保険料が支払えなくなった場合については適用されません。

また、満期時にのみ資金が受け取れるように設定されているため、お金を自由に引き出すことができません。さらに、保障の内容によっては、途中解約しなくても元本割れすることもあります。子供の医療費や死亡給付金、お祝い金が出るタイプは必然的に元本割れしますので、そのリスクを考えるならばシンプルなタイプをおすすめします。

学資保険は、以上のような特徴をもっています。万一の場合子供につらい思いをさせないためにも、きちんとメリットとデメリットを見極めて、できるだけの備えはしておきたいですね。


参考:
文部科学省:子どもの学習費調査
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/1268091.htm
学資保険徹底比較!おススメ学資保険は?
http://www.kodomo-hoken.com/002/ent830.html

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