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自宅の安全考えていますか?任せるならプロのセキュリティー(2015/01/15)

戸締まりをしっかりしていたつもりでも、空き巣や住居侵入など突然被害に遭うことがあります。泥棒はたまたま通りかかった家に無理矢理入るわけではなく、セキュリティーの甘い家を見抜き、高齢者や女性、子どもなど弱い立場の人間を狙います。こうしたプロが起こす犯罪への対策は万全にできているか、改めて考えてみましょう。

侵入窃盗の被害は1日約160件！

警視庁によると、平成25年に起きた住宅への侵入窃盗件数は107,467件あり、1日平均159件もの住宅が侵入窃盗の被害に遭っています。そのうち侵入窃盗の手口は空き巣が4割を占めています。

さらに居住者を暴行または脅迫して金品を盗む侵入強盗は1,254件あり、住宅へは278件発生しており、私たち生活者の心身・所有物に大きなダメージを与える犯罪に、未だに多くの住宅が被害を受けています。

日本人は防犯意識が低い!?

2012年に鍵メーカーが行った、全国の60歳以上の夫婦または1人で暮らす400人の防犯への意識調査によると、高齢者世帯の防犯危機意識が低いことがわかりました。

この調査によると、1割以上が「1回以上、自宅・自宅周辺で空き巣や窃盗、不審者侵入などの犯罪に遭ったことがある」と回答したものの、「防犯・犯罪対策」にお金をかけていると答えたのは6%。「実施している自宅の防犯対策」には「特にない」という回答が12.9%もありました。

地域やライフスタイルに合った防犯を

2012年の刑法犯被害件数のうち、高齢者の割合は12.1％、女性33.3％、子ども18.9％と、犯罪被害者の6割以上が、力の弱い高齢者や女性・子どもとなっています。

高齢者には長年の習慣として鍵をかけないで生活し、身近な相談相手がいないなど犯罪者に狙われやすい状況にあります。
また、夜間のひとり暮らしの女性宅への強盗、登下校の時間帯での子どもへの犯罪が多く発生しています。

個人の安全対策では、自宅周辺は暗がりができないようにライトを設置し道路から見通しが良い状態にすると良いでしょう。侵入犯が「侵入しにくい」と判断し犯行をあきらめる「侵入防止4原則」が参考になります。

「侵入防止4原則」

【目】ひとめにつく

【音】大きな音

【光】明るく照らされる

【時間】侵入に5分以上かかる

また、犯罪被害は、住宅だけでなく駐車場や路上でも発生しています。
地域から犯罪者を遠ざけるためには、地域住民が連携して防犯に取り組まなくてはなりません。
たとえば町内会、学校関係者が防犯パトロールを行ったり、通学路や駐車場に防犯ライトの設置などをしたりする防犯意識が高い、確かな地域連携では、不審者は目立ちやすく近寄らない傾向があります。

しかし、正しい防犯知識を持ち、対策を取りたくても個人や地域住民だけでは対応できない場合、どのような方法があるのでしょうか？

防犯システムや救急通報サービスを導入しよう

そうした場合、「侵入防止4原則」に即し、セキュリティー会社が提供する犯罪や異常発生を予防するための防犯システムを採用するとよいでしょう。
検討する際には、自主警備システムや遠隔監視、防犯カメラの管理アドバイスなど、プロだからこそのシステムが導入されているかチェックしましょう。

また、万が一への対応に救急通報は欠かせません。
これは、犯罪対策だけでなく、体調が急変した時の不安も解消します。
素早く通知がされるので、自分自身だけでなく、離れて暮らす家族にも安心をもたらします。

防犯は一人一人の意識と地域ぐるみの対応、そしてプロのセキュリティー対策で万全を期したいものです。
家族や周りの人たちが安全に暮らせる町づくりを目指しましょう。

参考
泥棒が目をつけるポイント：最新の犯罪情報｜防犯のセキュリティハウス
http://www.securityhouse.net/basic/crime/psychology/point.php
シニア層、防犯意識が低い - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130125/trd13012508320003-n1.htm
住まいる防犯110番　データでみる侵入犯罪の脅威
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html
防犯・安全対策?? 犯罪抑止のプロ【セキュリティハウス】
http://www.securityhouse.net/basic/safe/