モーツァルト

モーツァルトの紹介

モーツァルトの概要

モーツァルトの概要

神奈川県秦野市の金井酒造店の日本酒「モーツァルト」。その銘は、モーツァルトの音楽を聴かせて醸したという、音楽醸造が由来です。

モーツァルトの特徴

モーツァルトの特徴

金井酒造店の「モーツァルト」のラインナップは5種類。原酒、生貯蔵、吟醸、特別純米酒、大吟醸と、その味わいもさまざまですが、蔵元おすすめの飲み方は、どれも冷や酒。

とくに原酒に関しては、清酒醪をこしたあとに加水していないため、オンザロックやミネラルウォーターなどで割って楽しむのも推奨されています。

モーツァルトの方針

モーツァルトの方針

現蔵元が大切にしているのは、「わ(和・輪)」と「心」。食卓では料理とともに、お酒も季節感や家の伝統、家族の健康への願い、もてなしの心を表現していると考えます。

新しい日本酒を生み出したり、おもしろいことに挑戦したりすることも大切ですが、これまでに造ってきた日本酒を、社会のニーズに合った完成度の高い商品へと見直して行くことにも力を入れています。

モーツァルトの歴史

モーツァルトの歴史

金井酒造店は、明治元年(1868年)に表丹沢のほとり、秦野で創業します。四代目蔵元・佐野秀郎氏が現在の金井酒造店の基礎を構築。東大醸造学教授であった杉山晋朔氏や越後杜氏木曽久平氏を起用し、「白笹つづみ」を生み出しました。今でもその味は「笹の露」として受け継がれています。

昭和61年(1986年)、より良い水を求めて蔵を現在の堀山下に移転。その後、麹菌にモーツァルトを聴かせる音楽醸造を開発し、発売します。平成4年(1992年)からは、銘酒「モーツァルト」にちなんだクラシックコンサートを毎年開催しています。

モーツァルトの製造の特徴

モーツァルトの特徴

「モーツァルト」の製造の特徴は、なんといっても麹菌にモーツァルトの音楽を聴かせていること。麹室で麹を寝かせる際に聴かせています。

モーツァルトの音楽には高周波音域が多く含まれ、上質な牛乳や味の良い野菜を作り出したという前例があるそう。金井酒造店でも、この動植物への好ましい影響を麹菌の発育に利用できないかと考え、音楽醸造が始まったとのことです。

専門家によるモーツァルトの解説

専門家によるモーツァルトの解説

『モーツァルト 特別純米酒「星座への誘い」』は、モーツァルトの交響曲“ジュピター”からヒントを得て造られた音楽醸造酒です。軽やかなキレの奥にお米の旨みが感じられる味わいで、口あたりはなめらか。冷酒だとキレがきわだち、温めると旨みがふくらんでまろやかな味わいに変化します。クセも無く、幅広いお料理と合わせて楽しめるお酒です。シルバーのリボンタイがあしらわれた、水色のフロストガラスのボトルも個性的。

モーツァルトを聴かせた日本酒というストーリーと共に、ちょっとしたユニークなギフトにしても喜ばれそうです。