すてら

すてらの紹介

すてらの概要

すてらの概要

筑波山のふもとに位置する星ふる里蔵・稲葉酒造で作られた純米大吟醸、すてら。「すてら」はラテン語で「星」を意味しており、冬の夜の仕込みを明るく照らす星空から名づけられました。

すてらの特徴

すてらの特徴

筑波山の湧き水と酒造りに適した「美山錦」「山田錦」を使用し、低温で手間ひまかけたもろみで醸した、純米大吟醸です。

醸した酒の良質な部分だけを手絞りした「雫酒」を、濾過せず生のままで瓶詰め。スッと飲めるフルーティーな味わいと香りが特徴です。洋食とも合わせやすい「すてら」、ぜひ一度ワイングラスでお楽しみください。

すてらの方針

すてらの方針

江戸時代末期の酒蔵をそのまま残し、昔ながらの製法をベースに酒造りをしている稲葉酒造。伝統を受け継ぎつつ、その時々の最高の技術を取り入れながら、手間暇かけて高品質の日本酒を製造しています。

地域の発展に貢献したいとの思いから、筑波山ふもとの棚田でできた酒米での日本酒造りを開始。将来的には稲葉酒造の全てのお酒を、地域の酒米で製造することを目指しています。

すてらの歴史

すてらの歴史

江戸時代末期の1867年に創業した稲葉酒造は、筑波山の湧き水を使用した日本酒「男女川」の製造を開始。筑波山神社の御神酒として、「男女川」は長い間親しまれてきました。

一時期酒造りを中断していましたが、まだ女性の杜氏が少なかった1999年、周囲の反対を押し切り6代目・稲葉伸子が酒造りを再開。手作りにこだわった丁寧な製造により、2000年には純米大吟醸「すてら」が誕生しました。それ以降「すてら」は毎年製造量を増やし、各種鑑評会で金賞を受賞。現在では全て純米大吟醸かつ、毎年7タンクのみの限定製造となっています。

すてらの製造の特徴

すてらの特徴

酒造りに使用している水は、稲葉酒造の裏山から湧き出す県内唯一の湧き水で、滋味を含んだやさしくまろやかな口当たり。洗米から絞りまでの全ての行程は、酒の品質を保つために蔵人の手作業で行っており、搾りたての「生酒」は氷温の冷蔵庫で保管しています。

特に絞り作業は、一番質の良い部分だけを自然の重みで絞りとる「袋吊り」。作業に手間暇を惜しまないことで、香りと味わいを凝縮した日本酒を造り出しています。

専門家によるすてらの解説

専門家によるすてらの解説

稲葉酒造は神社の御神酒として江戸末期から続く老舗蔵。現在は六代目蔵元で、全国でも珍しく女性杜氏が丹精込めて造り上げています。茨城県つくば市で造られる「すてら 純米大吟醸 無濾過」は、香りは穏やかで心地よく、口に含むと米の旨味がダイレクトに感じられ、豊潤な味わいと後味の余韻がとても長い贅沢なお酒。濾過を行っていないため、香り、味わいの両方の風味を存分に楽しむことができます。

酒器には飲み口が厚めで大きめのお猪口で楽しむと、「すてら 純米大吟醸 無濾過」の味わいを十分に引き出すことができます。