嘉美心(かみこころ)の概要
岡山県の瀬戸内海に面した港町、寄島町にある酒蔵・嘉美心酒造が醸す「嘉美心」。その銘は、二代目・藤井松三郎氏の「身も心も清らかにして御酒を醸したい」との思いから、「神心」が由来とされています。
岡山県の瀬戸内海に面した港町、寄島町にある酒蔵・嘉美心酒造が醸す「嘉美心」。その銘は、二代目・藤井松三郎氏の「身も心も清らかにして御酒を醸したい」との思いから、「神心」が由来とされています。
ラインナップは、純米大吟醸や普通酒、発泡性清酒、低アルコールのワインテイストの商品など、さまざまな種類があります。「嘉美心」の造りは「米旨口」。“日本人のDNA”を呼び起こさせるような、旨口を基本としています。
なかでも人気があるのが「祝酒」。1,800mLのミニ斗瓶で、どこか懐かしい雰囲気を漂わせています。淡麗旨口で、牡蠣や湯豆腐などの食事と合わせやすい飲み口です。
嘉美心酒造は酒造メーカーでありながら、造る側の人間も消費者の一員だと考えています。消費者として食料を購入する際、安心して口にできるものだけを購入するのと同じように、安心して口にできる本物の酒だけを造りたい、という思いを蔵人たちが確認し合って醸しています。
飲んだときに「日本に生まれてきてよかった」と思えるような「旨口酒」が、嘉美心酒造の目指す酒です。
嘉美心酒造の創業は大正2年(1913年)。「嘉美心」の酒銘は、信心深かった二代目・松三郎氏が「神心」と同音の言葉であることから命名したと伝えられています。
戦後、日本酒業界では「三倍増譲法」で醸す甘口酒(いわゆる三増酒)が流行しましたが、嘉美心酒造は一貫して「米旨口」を追求。その姿勢は「品質を売る蔵」として、いまでも受け継がれています。現在は五代目・藤井進彦氏が伝統の味を承継、同時に「米旨口」の新たな可能性を模索しています。
近年では「インターナショナルワインチャレンジ(IWC)」でのゴールドメダルや、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」での連続金賞などの受賞歴があり、国内外での評価が高まっています。
「嘉美心」の酒造りは、大きく分けて2つあります。第一に、米の旨味を引き出すための丁寧な仕込みをおこなっていること。岡山県産の酒米を60kgずつ、秒単位で浸漬するという精密な作業からは、「華やかな香り」と「米のふくらむような味わい」のバランスを引き出します。
第二に、冷房管理システムと空気清浄機を使用し冷涼クリーンな空気を保っていること。最新の冷房機器では5℃前後の蔵内温度を保ち、安定した発酵を促します。また、多くの特定名称酒では瓶貯蔵をおこなっており、酒本来の生き生きとした味を一年中楽しむことができます。
嘉美心酒造は創業してから現在に至るまで、安心して飲むことができる酒造りを理念としています。「嘉美心 名宝」は普通酒ながらも、きちんとしたお米の旨みを感じることのできる旨口酒です。冷やでいただくと落ち着いた香りながらも口に含むとふっくらとした米の旨みが広がって、あとから小気味の良い辛みが余韻となり長く残ります。お燗にすると、炊いたお米のような自然の甘い香りと柔らかい口当たりが絶妙なバランスです。
冷やなら野菜のお浸しなどあっさりした味のお料理と、お燗なら肉じゃがや魚の煮付けなどしっかりした味のお料理とよく合います。
楽天市場でこの銘柄を購入したユーザーの声をお届け
50代 / 男性
去年(一昨年かな?)からの定番。夏らしくシュワシュワでイイ感じ。最近この手の日本酒増えたけど、ベースが冬の月だから旨口で◎。
2021-09-04
50代 / 男性
コレいいですよ。今風の日本酒なんだけど、ちゃんとお酒感があるって感じです。来年も呑みたいなぁ!
2021-09-04
50代 / 女性
期間限定で美味しいと聞いていたので、去年結婚した娘夫婦に送りました。 送料が安いので嬉しいです。 子供が産まれたら飲むと旦那さんが楽しみにしてくれてます。
2021-03-09
50代 / 男性
嘉美心と言えば冬の月!旨口の嘉美心の魅力満載という感じで、ここ数年毎年いただいてます。今年は20周年ということでいろいろ企画ものもありますが、やっぱり基本はコイツですね。
2020-12-31
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