麒麟山（きりんざん）の紹介

麒麟山（きりんざん）の概要

新潟県の麒麟山酒造が醸す地酒「麒麟山」。「いつもの麒麟山」シリーズは、毎日飲んでほしいという願いを込めて、淡麗辛口を貫いています。

麒麟山（きりんざん）の特徴

「麒麟山」の原料となる酒米は、「どこで、だれが、どのように」栽培したのか特定できる、地元の米にこだわっています。地元の水、地元の米を使用した地酒を丁寧に醸し、地元の人に長年愛されてきたのが、麒麟山酒造の原点である「麒麟山伝統辛口」。季節の食材とともに、燗酒にしたり冷酒にしたり、飲み方によってキレの良さや香を楽しむこともできます。まさに飲み飽きしない日本酒といえるでしょう。

麒麟山（きりんざん）の方針

地元の恵みをたっぷりと使い、地元の人に寄り添った酒を造る麒麟山酒造では、さまざまな取り組みをおこなっています。まずは仕込み水の保全。御神楽岳を水源とする、常浪川の伏流水を使用していますが、その流域のブナ林から生まれた腐葉土が、雪解け水を濾過していることから、植林活動に取り組んでいます。

また、酒米の栽培に関しては、地元農家とともに「奥阿賀酒米研究会」を立ち上げ、研修会等を実施。栽培数量を拡大しています。さらには社内にも酒米栽培専門の部署を設置。「奥阿賀酒米研究会」とともに麒麟山酒造の地元産酒米使用率アップに寄与しています。

麒麟山（きりんざん）の歴史

麒麟山酒造の創業は、天保14年（1843年）。現在は7代目蔵元を筆頭に、170年以上淡麗辛口の酒造りを守り続けています。

20年ほど前より社員制での酒造りを採用。入社した蔵人たちは、県の「新潟清酒学校」で3年間研修を受けたり、そのほかの研究会に所属したりして、研鑽を重ねています。平成23年（2011年）には社内で米作りの専門部署となる「アグリ事業部」を立ち上げ、専従スタッフが目標であった100％地元米使用を達成するため栽培についての研究をおこない、令和元年（2019年）にはその目標を達成しました。しかし、その仕組みを維持することこそが肝心だと考え、現在も研究が続けられています。

麒麟山（きりんざん）の製造の特徴

仕込み水は常浪川の伏流水で、ミネラル分の少ない軟水を使用し、酒米は100％地元米。そして「銘酒造りは先ず人の和からはじめよう」という目標の下に15名ほどの蔵人が集まって酒造りをおこなっています。

水・米・人のすべてを合わせて醸した酒は、先進の貯蔵設備で熟成されます。貯蔵タンクはサイズ違いの6種類を100本近く導入し、酒の容量に見合ったタンクで酸化を最小限に抑えて貯蔵しています。

専門家による麒麟山（きりんざん）の解説

「麒麟山」の新潟の酒らしい淡麗辛口の味わいは、2021年の大幅リニューアル後も変わらず貫かれています。「麒麟山ユキノシタ」は、旨味×淡麗としてカテゴライズされる純米吟醸です。フルーティーな印象の香りはごく控えめで上品。重さを感じさせないほどよい旨みと膨らみを持ちながらも、後口には冴えたキレがあり、飲み飽きせずに杯を重ねられるお酒です。

冷酒では爽快に楽しむことができますが、ぬる燗でいただくと、旨みと淡麗さのバランスがより感じられます。幅広いお料理と合わせられる軽快なタイプの食中酒をお探しの方におすすめです。

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購入者レビュー

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スッキリした飲み口

50代 / 男性

スッキリとした飲み口が気に入っています。友人に教えてもらい検索して購入しました。

2022-02-12

美味しいお酒です

40代 / 女性

日本酒好きな方に教えてもらって購入しました。お正月に楽しみに開けました。アルコールの苦手な私でもスッと飲めて、お酒好きな両親からは絶賛でした。

2022-01-03

美味

50代 / 女性

大切な友人夫妻に差し上げたくて選んだ一品です。無事、元旦に配送されて、当日に飲んでもらうことができました。まろやかさとキレのバランスが素晴らしいお酒だと大絶賛しておられました。私も以前からそう思っておりましたので選択は間違っていなかったかと。自分にとっては縁ある土地の地酒です。多くの方々に飲んでもらいたいと切に願っております。

2022-01-03