桜吹雪（さくらふぶき）の紹介

桜吹雪（さくらふぶき）の概要

金光酒造創業当初のメインブランド「桜吹雪」。現在でも数々の鑑評会などでの受賞をもつ、大吟醸酒です。

桜吹雪（さくらふぶき）の特徴

使用米は地元広島県の「千本錦」。酒米として知名度の高い兵庫県・山田錦と、広島県の飯米・酒米として知られる中生新千本をかけ合わせて開発された酒米です。「桜吹雪」の味わいの特徴は、華やかな香りと上品な甘み。その名にふさわしいお酒といえるでしょう。

桜吹雪（さくらふぶき）の方針

蔵元の家系に生まれながら、日本酒を一度もおいしいと思ったことがなかった当代金光秀起氏が、うなるほどにうまい日本酒に出会ったことにより一念発起。当代のそのような経験から、「こころに残るおいしいを求めて」をキャッチフレーズとし、感動を呼ぶお酒造りを目指し日々精進し続けています。

桜吹雪（さくらふぶき）の歴史

創業は明治13年（1880年）。当初は複数の銘柄を使用していましたが、そのなかでも上位ブランドとして位置づけていた「桜吹雪」をメインとして売り出します。
現在は当代の名前から一文字ずつ取った「賀茂金秀」をメインの銘柄としていますが、「桜吹雪」も国内外の鑑評会やコンペティションでの受賞歴を持ち、歴史的銘柄として位置づけられています。

また、令和2年（2020年）には金光酒造の建物の多数が登録有形文化財として登録されました。象徴的な煙突をはじめとし、大多数の建物が創業当時の酒造業の文化を体現しています。

桜吹雪（さくらふぶき）の製造の特徴

洗米や浸漬、仕込み水などに使用しているのは、敷地内から湧き出ている井戸水。ミネラル感のある中硬水で、その特徴は、造られた酒にも活きています。

金光酒造では、酒母（酛）を造る際にデンプンを高温糖化させるのですが、ほかの微生物が入り込むことがなく、生酛や速醸に比べて雑味の少ないお酒に仕上がる傾向に。これは麹や米そのものの旨みを感じられる製法です。

専門家による桜吹雪（さくらふぶき）の解説

広島県の有名人気銘柄「桜吹雪大吟醸」こちらは、広島県の日本酒用のお米、千本錦を贅沢に40％まで磨き上げ、雑味や過度な旨味を無くし洗練された華やかで上品な日本酒です。数々の賞を受賞した極上の大吟醸酒です。

甘味はバランスよくほんのりと、粉砂糖のようにシルキーで滑らかな甘味と舌触り。余韻もキレが良くスムーズで飲みやすい。香りも華やかで可憐な花のような香りです。温度は冷やすことで輪郭がよりシャープになります。香りも豊かなので是非、シャンパーニュグラスやワイングラスでお召し上がりください。デザートや果物との相性もピッタリです。

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