白牡丹(はくぼたん)

白牡丹(はくぼたん)の紹介

白牡丹(はくぼたん)の概要

白牡丹(はくぼたん)の概要

「白牡丹」は広島県の白牡丹酒造の日本酒です。天保10年(1839年)、五摂家の一、京都鷹司家より「白牡丹」の銘を賜ったことが、由来。古くから夏目漱石などの著名人に親しまれているお酒です。

白牡丹(はくぼたん)の特徴

白牡丹(はくぼたん)の特徴

酒米は酒造好適米・山田錦をはじめ、八反や千本錦、広島県の県北を中心に作付けされている中生新千本などを使用しています。
純米大吟醸には酒米・千本錦と、「広島もみじ酵母」を使用し、フルーティーな味わいとなっています。そのほかにも、広島杜氏の匠が広島の酒造好適米・広島八反で醸し、淡麗辛口に仕上げた吟醸酒など、さまざまなラインナップが揃っています。

白牡丹(はくぼたん)の方針

白牡丹(はくぼたん)の方針

創業島家の指針には、「使命を果たす」「使命を果たさせる」「使命を果たすには」という3つの柱があります。
そのなかでも、島家が果たす使命は「なぜ酒を醸るのか。一日の働きを終えた者が、夕にかたむける一盃の酒に依ってその日の労を忘れ、安らかな眠りを得、更に明日の活動の源泉となる為に醸る。」というもの。

白牡丹(はくぼたん)の歴史

白牡丹(はくぼたん)の歴史

白牡丹酒造の創業は延宝3年(1675年)。銘醸地西条のなかでも、最も古い酒蔵のひとつです。天保10年(1839年)になると、鷹司家から品質を高く評価され、「白牡丹」の酒銘を賜ります。また、天保年間(1830年代)に建てられた蔵は、今でも仕込みに使用されています。

その後は明治33年(1900年)にパリ万博に出品したり、創業300年にあたる昭和50年(1975年)には財団法人 白牡丹記念事業団(現:嘉登屋記念事業団)を設立したりするなど、日本酒文化の繁栄にも力を注いでいます。また、「白牡丹」は数々の著名人にも愛され、そのなかでも彫刻家の棟方志功はたびたび白牡丹のために版画を制作し、さらには白牡丹のロゴマークもデザインしました。

白牡丹(はくぼたん)の製造の特徴

白牡丹(はくぼたん)の特徴

「白牡丹」の製造方法の特徴は、多くの作業を機械化している点。歴史にもとづく長年のデータの蓄積と解析により、米を蒸す際は外硬内軟な安定した蒸米を造ることができる「H-MINAMI式加圧蒸米機」を使用。麹造りの際は、炭酸ガス制御による麹造りの特許を取得し、さらに研究を重ねたうえで自社開発した「H-MINAMI式自動製麹機」を使用しています。

しかしながら、最終的な品質管理は人間の五感によるもの。化学的な分析もしていますが、官能評価をおこない「うまさがちがう白牡丹」の味を守っています。

専門家による白牡丹(はくぼたん)の解説

専門家による白牡丹(はくぼたん)の解説

広島で歴史があり、銘醸地といわれる西条で、300年以上も前から家業として清酒を造り続けている白牡丹酒造。その中でも「白牡丹 広島上撰 金紋」は昔から親しまれてきた定番酒ともいえます。

穏やかな香りと口に含んだときのふわっと広がる甘みは、近年の華やかなお酒にはない郷愁を感じさせる美味しさです。常温なら肉じゃがなどの優しい甘みのお料理と、お燗にするとより甘みと旨みが増すので、少し濃い味付けの角煮や土手鍋などによく合います。

      

購入者レビュー

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少し甘口で、すっと喉越しがよい

60代 / 非公開

少し甘口で、すっと喉越しがよく、もう何年も注文している日本酒なのですが、なかなか店頭になく、ネットで探して注文しています。値段以上に、美味しく頂いてます!

2021-10-14

すっきり美味しいお酒

非公開 / 非公開

甘口です、すっきり美味しいお酒。料理にも使います。重いので助かりました。

2020-12-05

下戸でも飲める

50代 / 男性

酒どころ西条を代表する酒蔵の一つ、白牡丹の普通のお酒です。すっきり飲みやすくお酒に弱い私でも飲めます。口当たりは優しく、後味は甘いです。ガツンとしたのは苦手な方にお勧めです。

2020-05-25

自宅用

非公開 / 非公開

香りも口当たりもとても柔らかくていくらでものめそうです!嫌な癖がないから酒蒸しもおいしく出来ました!

2020-02-09