伯楽星(はくらくせい)の概要
当時22歳という若さで就任した女性が杜氏の酒蔵で造られている「伯楽星」。フルーティーな日本酒を目指し、透明感やキレを重視しています。
当時22歳という若さで就任した女性が杜氏の酒蔵で造られている「伯楽星」。フルーティーな日本酒を目指し、透明感やキレを重視しています。
「特別純米」「純米吟醸」「純米大吟醸」など数多の種類があり、それぞれ「伯楽星」としての銘柄に沿ったベースをもちながらも、種類によって異なる個性をもっています。余韻がスッと消え透明感とキレのよさが特徴的なものから、フルーティーを意識したものまであり、さまざまなシーンで楽しめるでしょう。
フルーツの香りもバナナや柑橘類といった南国をイメージさせるものが多く、独自のこだわりがうかがえます。
創業当時から杜氏をつとめていた新澤一族は、森氏の役目から離れてもなお、お酒1杯1杯を意識した酒造りの指導にあたっています。
お客さまの手に渡るときに最高のコンディションになるよう、国内へ出荷されるお酒の品質への配慮はもちろん、世界各国にも進出しており、17ヵ国への輸出をおこなっています。
新澤醸造は明治6年(1873年)に創業。その当時から親しまれてきた「愛宕の松」は『荒城の月』で知られる土井晩翠氏が詩に詠むほど愛飲していたとされています。その後、平成12年(2000年)には宮城県最年少杜氏となる五代目・新澤巖夫氏が就任。その翌年に新銘柄「伯楽星」が発表されました。
平成23年(2011年)に東日本大震災で被災し大打撃を受けてしまった酒蔵は柴田郡川崎町へ移転し、震災に負けず酒造りに励みます。
平成30年(2018年)になると、六代目となる渡部七海氏(当時22歳)が全国最年少女性杜氏として新澤醸造の杜氏となり、同時に「伯楽星」の味や製法も受け継がれていきました。
火入れは1回、ろ過には「澄まし」という技法を用い、その後各工程を経て瓶に貯蔵し、氷温(マイナス5℃)の冷蔵庫で保管。蔵から出すときにフレッシュな状態で出荷できるよう編み出された方法です。
特に力を注いできたのは設備の充実です。0.1℃刻みで管理できる釜で炊き上げた蒸米からできる麹は、手触りがとても軽く握ったときは弾力のある状態に。これが新澤酒造のベストな麹であり「伯楽星」にも活かされています。
東日本大震災後、いち早く現在の地、宮城県柴田郡川崎町へ移転し製造を再開。それからというもの輝かしい数々の賞を受賞し、沢山のファンに美味しさを届けてくれた新澤醸造店。中でも特に人気の「伯楽星 特別純米」は究極の食中酒と言われるほど、ジャンルは限定なく幅広い食事にマッチする食中酒です。
味わいはまろやかな米の旨味とナチュラルな米の香り。何も邪魔することなく、かといってシンプルすぎず日本酒の楽しさを追及した一本です。酒器はお好みの徳利とお猪口で日本酒のいとおしさを感じながら旬の焼き魚や家庭料理、さらに中華料理も堪能できます。
楽天市場でこの銘柄を購入したユーザーの声をお届け
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日本酒としては、かなり淡白な感じである。辛くも甘くもなく、すっきり飲める。さすがに、食中酒です。特に純米大吟醸がおいしかったです。ラベルすべてが、はがしやすくて環境に配慮していることがわかりました。
2021-9-15
60代 / 男性
知り合いに勧められて購入しました。 5000円クラスの純米大吟醸も多い中、この値段でそれ以上の味と香りを楽しめます。 うちはかみさんも冷酒で飲むのが好きなので、しっかり冷やしていただきました。 しょっちゅうは飲めませんが、機会を作って飲みたいお酒です。
2021-9-8
60代 / 男性
伯楽星のおいしさはわかっていましたが、珍しい内容を見つけて購入しました。 生酒らしい香りと味で、織がらみというところはよくわかっていませんが、この値段としてはとても美味しく、家内にも好評でした。 また見つけたら買いたいですね。
2021-9-8
60代 / 女性
うちの主人は、イタリア人ですが、ワインだけでなく、食中酒としては日本酒も好みます。三重県、神戸、中国地方、九州、新潟など、名酒を試飲しましたが、その中でやはりピカイチの美味しさ、洗練された飲み口などで1番のお気に入りは、伯楽星になります。ただ、生産量が少ないため、宮城に旅行した時も、一般のお店で販売していないので、通販でお取り寄せしています。購入きっかけは、近くの和食レストランで呑んだことでした。コスパも味と切れ味からして、お得感ありです。
2021-7-16
全国の日本酒の中でも特に人気の銘柄をご紹介!