真澄(ますみ)の概要
長野県霧ヶ峰の麓、諏訪市の宮坂醸造で造られている「真澄」。諏訪大社の宝物「真澄の鏡」が由来の日本酒です。
長野県霧ヶ峰の麓、諏訪市の宮坂醸造で造られている「真澄」。諏訪大社の宝物「真澄の鏡」が由来の日本酒です。
宮坂酒造の諏訪蔵から発祥した、全国の酒蔵で優良な清酒酵母として用いられている「七号酵母」。「七号酵母」を使用した「真澄」のフラッグシップラインは4種あります。酒米はすべて長野県産の品種を使用していますが、それぞれに食との相性や引き立つ香りなどに特徴があり、味わいなどのイメージから日本の伝統色の名前を冠してします。
ほかにも純米大吟醸や、「あらばしり」などの季節の酒から手ごろな本醸造まで、さまざまなラインナップがあります。
古来より神や大地といった、人智を超えたものとの対話には酒がつきものだったと考えている宮坂醸造。人と自然と酒のつながりを重んじ、人の心を打つ酒造りを目指しています。
また、蔵元の4つの夢「上質な真澄を最適な状態でお客様へ。」「真澄でお客様の食卓を和やかに。」「人と街に優しい真澄に。」「日本酒を世界酒へ。」を掲げ、日々研鑽を積んでいます。
宮坂酒造の創業は寛文2年(1662年)。実に350年以上の歴史があります。諏訪という土地は自然に恵まれており、古くは縄文時代からその恵みを求めて多くの人が暮らしていました。江戸時代には甲州街道の発展から、宿場町として栄え、そのなかで真澄が誕生しています。
大正時代には天才杜氏と呼ばれる窪田千里氏を迎え、昭和18年(1943年)以降はさまざまな品評会にて数々の賞を受賞。その後昭和21年(1946年)には秋の全国清酒品評会で上位3位を独占します。そして同年、国税庁醸造試験所により、「真澄」の醪から採取された優良酵母が「七号酵母」と命名されました。
宮坂醸造の発展に寄与した宮坂勝氏と窪田千里杜氏の「日本で一番美味い酒を造る」という志は、いまでも後世に受け継がれています。
「真澄」の麹は完全手造り。48時間にわたる「引き込み」から「出麹」までの麹作りの作業は、蔵人たちの研ぎ澄まされた感覚でおこなわれています。仕込みの際には、一度に大量の仕込みをすると酵母が弱ってしまうため、4日間かけて3回の仕込みをおこない、徐々に醪(もろみ)の量を増やしています。
上槽(ゆっくり優しく酒を搾ること)の際は、真澄では風味が落ちるのを防ぐため、圧力を上げず搾りきらない「ヤブタ式」という搾り機を使用。そのほか、「あらばしり」をはじめ品評会出品用の大吟醸は自然に滴下する「吊るし」や「槽搾り」という手法を取っています。
綺麗な旨さで、全国でも人気が高い信州の美酒「真澄」。そんな真澄の新定番として2019年に誕生したのがフラッグシップラインです。中でも「真澄 漆黒(くろ) 純米吟醸酒」は、真澄らしい辛口の系譜の継承酒と言えるお酒です。口に含むと、やわらかな飲み口から、透明感のあるふくよかな旨さが広がります。キリっとした辛口の余韻の中に、早朝の山里のような神々しい清涼感を感じます。
幅広い食事や酒器と合わせられるお酒ですが、筍や山菜などの山の幸と合わせることで、より清涼感のある辛口の味わいを楽しめる1本です。
楽天市場でこの銘柄を購入したユーザーの声をお届け
50代 / 女性
早く届きました!梱包もしっかりしていました。粕取り焼酎が好きでいろんな銘柄をトライしてます。 ありがとうございました
2021-9-28
60代 / 男性
迅速、丁寧な配送でした。何より製造日の新しさに驚きました。真澄を九州で、この値段、新鮮さで購入できたのは幸運でした。六本購入ですが、三ヶ月後にリピート決定です。
2021-9-8
非公開 / 非公開
このお酒は、本当に美味しいです。 香りいっぱいに広がる喉ごしと飲みやすさは、 丹精込めて造られた旨さです。このお酒が出る季節に味わえる逸品と言えます。
2021-8-2
50代 / 男性
来週のコンペの景品として購入しました。大変喜ばれました。
2021-4-6
全国の日本酒の中でも特に人気の銘柄をご紹介!