上善如水(じょうぜんみずのごとし)の概要
上善如水は、新潟県越後湯沢にある白瀧酒造の代表的な銘柄のひとつ。その名は古代中国の哲学者、老子の言葉が由来になっています。
上善如水は、新潟県越後湯沢にある白瀧酒造の代表的な銘柄のひとつ。その名は古代中国の哲学者、老子の言葉が由来になっています。
水のようにすっきりとした口当たりでクセがないため、白瀧酒造では常温や冷やで飲むことをおすすめしています。米の味わいとキレの良さを併せ持つ純米吟醸が中心で、料理や季節を選ばず楽しめるでしょう。
スパークリングやロック向けの日本酒など流行を取り入れたものもあり、日本酒を飲み慣れた方はもちろん、日本酒ビギナーも楽しめる豊富なバリエーションが販売されています。
白瀧酒造では160年の歴史を持ちつつも、上善如水つまり「最上の生き方は水のようである」という老子の教えにならい時代に合わせた柔軟な発想を持ちながら、水のようにピュアにかつ真摯な酒造りが特徴です。
月に一回企画ミーティングを行い意見交換することで市場の流行を研究し、それまで日本酒に馴染みがなかった若い人たちも気軽に楽しめるような、入門酒として飲める酒を目指しています。
白瀧酒造は安政2年(1855年)、湊屋藤助が越後と江戸を結ぶ三国街道の湯沢で宿を開き、旅人や行商人に酒を提供したのが始まりと言われています。
その後、平成2年(1990年)には湯沢にやってくる若いスキー客をターゲットに『上善如水』の販売を開始。当時人気だった白ワインのように、フルーティーで香りがすっきりしたタイプの酒を造り、ラベルや瓶も一新したことで、若者に受け入れられるようになりました。
常に若者の好みや趣向を研究し、平成27年(2015年)の炭酸人気に対応して『上善如水スパークリング』を発売するなど、消費者の趣向に合わせて毎年タイプが変わっています。
越後湯沢は有数の豪雪地帯で、雪解け水が豊富な地下水となって流れています。白瀧酒造の敷地内にある3本の井戸から汲み上げられる水は酒造りに適した軟水で、すべての銘柄の仕込みに使われてきました。
新潟県は米の産地としても有名で、酒造りには“山田錦”や“五百万石”といった品種を使用。純米吟醸を中心に作っているため、精米歩合は60%ほどと他の酒蔵よりも高くなっています。
「上善如水」の飲み口は軽くナチュラルな口当たりで、とても優しい味わいです。粉砂糖のように繊細でシャープ。のど越しも滑らかですいすいと流れていきます。そしてなんといってもバランスよい米の旨味と程よいフルーティーさ。野菜などのサラダ類やシンプルなお豆腐などにも良く合います。香りも程よい華やかさがあり爽やか。冷やして飲むとより一層、キレの良い味わいで余韻も広がります。
低アルコール日本酒でビギナーの方にも好まれ、食前酒としても大活躍してくれる日本酒です。
楽天市場でこの銘柄を購入したユーザーの声をお届け
50代 / 男性
リピートの注文になりますが、大変喜んで貰っています。高齢になると、一升を飲み切るのはきつくなって、味が落ちてしまうと聞いたので、このように小瓶で色々な味を楽しめるのは、貰う方も嬉しいと父も言っています。また、注文したいと思います。
2021-6-26
30代 / 女性
父の日で購入。お酒の味などは飲んでいないので分かりませんが「とてもいいものをありがとう。立派な箱に入っていてうれしかったよ。」とお礼の電話がありました。とても気に入ってもらえたようです。父の日の2日前に届いたので当日まで並べて飾ってるそうです。
2021-6-19
60代 / 男性
大吟醸特有のフルーティーな味が しつこくなく、上品 純米大吟醸の中では一番のお気に入り! 上善如水で有名な白瀧酒造の日本酒です
2021-3-4
40代 / 女性
デザート感覚で美味しくて呑みやすい。思ったより甘かったけど、ひなまつり用(大人が楽しむ。笑)だったので良いかなと。甘酒に似ている。高級な甘酒という感じ。甘くて飲みやすいのでうっかり飲みすぎないようにしたい。
2021-2-28
全国の日本酒の中でも特に人気の銘柄をご紹介!