紀伊半島について
日本最大の半島である紀伊半島は、三重、奈良、和歌山の3県により構成され、豊かな森林が作り出す水資源と温暖な黒潮により多くの資源に恵まれています。気候は年間を通じて比較的温暖で、年間降水量は多いですが、日照時間の長さは全国有数で過ごしやすい環境にあります。
日本最大の半島である紀伊半島は、三重、奈良、和歌山の3県により構成され、豊かな森林が作り出す水資源と温暖な黒潮により多くの資源に恵まれています。気候は年間を通じて比較的温暖で、年間降水量は多いですが、日照時間の長さは全国有数で過ごしやすい環境にあります。
多種多様な果樹に加え、平野部では、米や野菜、山間部では肉用牛をはじめとする畜産、また水産資源にも恵まれ、かつお、まぐろ漁や、海岸部の地形的特性を利用した、まだい、はまち等の養殖も盛んです。旬の食材を使った紀伊半島が誇る海の幸、山の幸を各地で楽しめます。
日本人の精神的ふるさととして、伊勢、吉野・大峯、熊野、高野など多くの信仰の聖地を有しており、世界遺産登録されている「紀伊山地の霊場と参詣道」は広大な範囲にまたがる歴史的資産と、人々と自然の関わりの中で培われた文化的景観が高く評価されています。