伊達市の桃を通して、日本の食卓に笑顔を提供したい

プロジェクトについて

福島県伊達市について

伊達市のシンボル「名峰霊山」

福島県伊達市は、福島県の最北部に位置し、平成18年1月に伊達町・梁川町・保原町・霊山町・月舘町の伊達郡内5町が合併して発足した県内13番目の市です。

県都福島市に隣接し、東に阿武隈山系の霊山、西には吾妻連峰、北には宮城県境の山々に囲まれた福島盆地の中にあります。

伊達市は、盆地特有の寒暖差が大きい気候と阿武隈川がもたらす肥沃な大地を有することから昔から第一次産業が盛んな地域で、桃やイチゴ、ぶどうなどの四季折々の生産される果物や夏秋キュウリの収穫量全国1位などの野菜の生産が盛んです。

伊達市の桃に危機

鳥獣害被害

伊達市を代表する果物の「桃」については、全国第4位の収穫量を誇り、市内では20種以上の様々な品種の桃を7月初旬から9月下旬まで楽しむことが出来ます。桃の生産量については、平成22年度には約3,332tでしたが、令和2年度には2,088tにまで大きく減少しています。

これは、2011年の東日本大震災による一時避難などで中山間地域の人口が減少し、人の出入りが少なくなったことで山奥で生息していた野生のイノシシが行動範囲を広げ桃畑へ侵入するようになったことが一因です。畑を荒らし、桃の出荷量にも深刻な影響を与えています。

また、昨今続く大規模な大雨災害や降雹被害等が原因で、規格外、形状不良、味は良いが見た目が悪いため市場に流通しない桃が増加している問題もあります。

一人でも多くの方に伊達市の桃を食していただくために

桃畑へのイノシシ被害対策 電気柵

●桃の出荷量を増やすための【鳥獣対策や農家支援】
・電気柵やワイヤーメッシュ柵の設置支援、モモせん孔細菌病防除事業などを行います。

●桃の市場流通量を増やす【多様な桃の提供】
桃の加工商品等の開発支援
市内事業者が、地域の資源等を活かした魅力ある商品の開発等に取り組む場合に要する費用を自治体より支援いたします。味に支障のない桃を青果物としてではなく、加工などで付加価値をつけ、多様な桃を提供します。

●販路の用意
年間130万人が来場される「道の駅伊達の郷りょうぜん」、駅前商店街でのイベントや販売の実施
インターネットショッピングの活用（ふるさと納税新規返礼品登録、アンテナショップの検討）

●伊達市の桃を知ってもらうための取り組み
首都圏の大規模イベントでの普段は流通していない、または加工した桃のPRイベントやインフルエンサーの招聘、仙台市内での桃の販売促進を実施いたします。

桃の市場流通量を増やすため

桃の加工の様子

鳥獣害被害や昨今続く自然災害等により、規格外、形状不良、味は良いが見た目が悪いため市場に流通しない桃が増加し、農家が大切に育てあげた桃のうち推定386tが市場に流通ができず自家消費に回すことで農家の収入に繋がらない問題があります。

市場未出荷桃の内約150tを販促し、実質経済効果として約3億円増を目標とします。

寄付金の使い道について

桃の販売の様子

本プロジェクトでいただいた寄付金については、桃の市場流通量を増やすため未出荷分の桃を加工した6次化商品の開発支援を行います。完成した商品を本市ふるさと納税の返礼品として登録や、道の駅りょうぜんやまちの駅などの市内商店街で特設ブースを設置し販売を行うことを目的とした商店街活性化事業に活用いたします。この取り組みを通して一年中桃の産地として商品を提供いたします。

また、イノシシ被害から桃を守るための鳥獣害対策費用、せん孔細菌病防除事業などの農家支援事業に活用し、桃の出荷量を増やすことを目標とします。

寄付額を選ぶ

本クラウドファンディングでしか手に入らない商品も含め、伊達市の桃を中心とした返礼品を10品ご用意しています。

活動報告

皆様からの温かいご支援誠にありがとうございました。（2023年2月27日更新）

この度は、福島県伊達市のクラウドファンディング「伊達市の桃を通して、日本の食卓に笑顔を提供したい」へご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
皆さまからご支援いただいた寄付金は、鳥獣害被害から桃を守るための対策支援や、より多くの方に伊達の桃を知っていただくためのPR活動、桃の加工商品の開発支援といった取り組みに活用させていただきます。
伊達市へお越しいただいた際には本市が誇る「美味しい伊達の桃」をご堪能していただき、四季折々の美しい風景と自然の恵みを楽しんでいただければ幸いです。
桃を架け橋に、今後も福島県伊達市を訪れていただけるような魅力ある街づくりに向け取り組みを進めてまいります。
引き続き伊達市へご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

伊達市の桃をPRするミスピーチ