プロジェクトについて
京都府亀岡市について

亀岡市は、京都盆地(京都市)に隣接する「もう一つの盆地」です。「霧のまち」として知られ、晩秋から初春にかけて、朝霧が盆地いっぱいに雲海のように広がります。
この霧や山々から湧き出る水が美味しい野菜やお米を育み、古くから京の都に京野菜などの旬の食材を提供し、「京の台所」として京料理を支えてきました。
近年では芸術を通して農業や環境分野の地域課題に挑戦する「霧の芸術祭」、プラスチック製レジ袋提供禁止をはじめとしたプラスチックごみゼロに向けた取り組みなどが全国的に注目を浴び、「SDGs未来都市」にも選ばれています。
農家の高齢化は待ったなしで進行中!

ユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産に登録されている「和食」。その和食の中でも高いステータスを誇る京料理は、新鮮で美味しい食材を生産する農家が支えています。
京の食文化を支える農家の高齢化が今、待ったなしの状況となっています。2015年の農林業センサスによると、亀岡市の農業就業者の平均年齢は69歳。このままの状況が続けば、将来的に日本が誇る素晴らしい「和食」や京料理の食材が安定して供給できない状況にもなりかねません。
また、農家をはじめとする地域の努力で守られてきた美しい里山の風景も失われるかもしれません。
農業を志す若者への支援を充実させたい!

農家の高齢化が進む一方で、就農を目指す若者も着実に増えています。そんな新規就農者にとって課題となるのが「農地」「技術」「資金」のハードル。
「農地」の確保や「技術」の習得は本人の努力や周囲のサポートでクリアできますが、農業には農機具の用意やビニールハウスの設置費用など高額な初期投資も多く、「資金」面が大きな壁として立ちはだかっているため、ハードルを低くするための支援策に取り組みます。
また、新規就農を目指す若者の多くが化学肥料や農薬を使わない有機農業を希望しています。未来の子どもたちに美しい環境や食文化を引き継ぐためにも、若者の希望に応えるためにも、有機農業の推進を進めていきます。
これからも安全で美味しい亀岡野菜を全国に届け続けたい

亀岡は、丹波霧が盆地を優しく包む「霧の都」。
朝霧の生み出す寒暖差と適度な潤い、肥沃な大地とおいしい水、そして京の伝統に磨き上げられた技術。自然の力と技が生み出す亀岡ならではの自慢の農産物をこれからも全国の皆さんにお届けし、地域の子どもたちが誇りに思える農業を次代に引き継ぎます。
給食への有機野菜提供や新規就農者の農機具準備などの支援を行います

就農を阻む「資金」のハードルを下げるため、農機具購入への支援や販路開拓のサポートなどを通じて、若手農家の自立を後押しし、農家の高齢化に歯止めをかけます。
また、有機農業への支援を行うことで、就農を志す若者を惹きつけるとともに、子どもたちが有機野菜やお米を食べることができる機会を増やし、持続可能な環境を未来の子どもたちに残していきます。
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自然豊かな京都丹波地域で、こだわりをもって大切に育てられた旬の京野菜を中心に、亀岡市を代表する選りすぐりの返礼品をご用意しています。
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[坂ノ途中]深みのある味わい冬野菜セット定期便 2週間に1回全5回
- 寄付額
- 50,000円
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[アスカ有機農園]旬の京野菜セットS 定期便 全6回
- 寄付額
- 60,000円
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[369商店]京都丹波産旬の野菜セットデラックス定期便 全8回
- 寄付額
- 120,000円
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[かたもとオーガニックファーム]季節のお野菜セット定期便 全6回
- 寄付額
- 120,000円
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京都・矢田の里 直売所直送 有機JAS野菜セット
- 寄付額
- 10,000円
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亀岡市限定!京都三千院の里&マノワール 個食とオードブルおせち
- 寄付額
- 55,000円
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【緊急支援品】京料理 たん熊北店 特製 生おせちセット一段重
- 寄付額
- 40,000円
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京の肉 ひら山厳選 黒毛和牛赤身切落とし 1kg+200g増量 計1.2kg
- 寄付額
- 20,000円
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京都亀岡丹波山本 地鶏丹波黒どり贅沢ローストチキン 1羽分
- 寄付額
- 10,000円
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京都府亀岡市応援寄付金 返礼品なし
- 寄付額
- 5,000円
活動報告
新規就農者への支援、有機農業推進がスタートしました(2022年1月18日更新)
就農を阻む資金面でののハードルを下げる取り組みとして、農機具のシェアリングサービスへの支援が始まりました。また、有機農業への支援もスタート。2022年1月10日には昨年取り組んだ有機農法でのお米づくりこれまでの報告会を開催し、地域の農業者をはじめ多くの方にご参加頂きました。
今後はシェアリングサービス拠点の拡大や有機農業推進に向けた計画策定や試行実施などを本格化させていく予定です。
農機シェアリングサービスを使ってマルチを設置
有機農業のお米づくりを熱心に聞く参加者の皆さん