プロジェクトについて
ワイン用ぶどうの隠れた名産地「寒河江(さがえ)市」
豊かな恵みあふれるまち「寒河江(さがえ)」
フルーツ王国 山形県の中央部に位置する寒河江(さがえ)市は、最上川と清流・寒河江川がもたらす豊かな恵みあふれる、古くからさくらんぼやお米の一大産地として全国的に有名なまちです。
山形県はぶどうの栽培面積が全国3位!
寒河江市内では、桃やりんご、ぶどう、洋なし等々いろいろな種類の果物が栽培されています。山形県が全国3位の栽培面積を占める「ぶどう」栽培においては、県内3位の栽培面積を誇る寒河江市自慢の農産物となっています。
良いワインは良いぶどう畑から
寒河江市は、美味しい果物が実る条件である、夏の日中の気温が高く夜は涼しい「昼夜の寒暖差が激しい」盆地型の気候です。ぶどうの生育期である夏場に降水量が少なく日照量が多いこと、そして最低気温が低いことなど、良質なワイン用ぶどうの栽培に恵まれた土地となっています。
コロナ禍と7月の集中豪雨によるダブルパンチでぶどう農家が存続の危機に!
令和2年7月28日の豪雨災害で、ぶどうが生食用として出荷できない状態に
寒河江市のぶどう農家さんでは、今年も高品質なぶどうが実るように日々手間暇かけて愛情いっぱいにぶどうを育ててきました。しかしながら、もうすぐ収穫時期を迎えようとした矢先の令和2年7月28日、山形県全域に大きな被害をもたらした集中豪雨が発生しました。
出荷目前のぶどうに強い雨が当たったことによるキズ、一気に大量の水分を吸ったことによる裂果などの影響で、丹精込めて育ててきたぶどうが一夜にして生食用として出荷できなくなるという惨劇に見舞われてしまったのです。
さらにコロナ禍でワイン需要が減少していたワイナリーには、大量の在庫が…
新型コロナウイルスの影響によって飲食店やホテル等で営業自粛が行われた結果、全国的に酒類の需要が激減し続けています。ワインも例外ではなく、ワイナリーでは大量の在庫を抱え、2019年産ワインは樽からビンに詰め替えることすらままならない状況にまで追い詰められています。
生産抑制によりワイン用ぶどうが売れず、ぶどう農家廃業の危機…
加工用として出荷しようにも、ワイナリーではぶどうの買い取りを減らすことで2020年産ワインの生産抑制を図っており、加工用としての出荷も難しい状況にありました。
集中豪雨とコロナ禍による影響というダブルパンチで全く売り先が見えず、今までに経験したことがない加工用ぶどうの引き取り手すらないという、ぶどう農家にとってまさに死活問題となる事態に陥ってしまいました。
寒河江のぶどう農家を救いたい!
どうしても出荷先が見つからないぶどうが19トンも!
思わぬ緊急事態に見舞われたぶどう農家を救うべく、寒河江市の事業者が四方八方手を尽くした結果、廃棄の恐れがあったぶどうの数をなるべく減らすことができました。しかしながら、残り19トンのぶどうについてはどうしても出荷先が見つからず、このままでは廃棄するしかない状況にありました。
廃棄の危機を乗り越えるため、寒河江産ぶどう100%のワインを作ります!
そこで、困窮しているぶどう農家を支援するべく、寒河江市内の事業者を通して、そのぶどうを使った寒河江産ぶどう100%ワインを新たに製造します。
<寒河江産ワイン用ぶどうの出荷量>
△2019年出荷実績は、高品質なことで需要増となり450トン以上(720mlワイン換算で約45万本分)。
▼2020年出荷予定数量(6月中旬時点)386トン。前年と比べ74トン減。
<寒河江産ぶどうを使った白ワイン>
・シャルドネ 約 10トン(約 10,000本分)
・デラウェア 約 9トン(約 9,000本分)
計 19トン
ぶどうを廃棄の危機から救いたい!
<プロジェクトの目標>
1.寒河江市内のぶどう農家を守りたい
2.寒河江産ぶどうの美味しさを日本全国の方に知ってもらいたい
全国的に担い手不足からワイン用ぶどうの生産量は減少傾向をたどっており、各ワイナリーにとっても高品質なぶどうの確保は年々難しくなってきています。
コロナ禍と集中豪雨による災害により、このままでは…
丹精込めて育ててきた19トンものぶどうが廃棄
↓
農家の収入がなくなり、来年以降ぶどう農家を続けていくことができない
↓
ワイナリーから高い評価を受けているぶどうの名産地がなくなる
1.寒河江市内のぶどう農家を守りたい
このプロジェクトを成功させ、高品質なワイン用ぶどうである「寒河江産ぶどう」の生産者を支援し守り続けていくことはもちろん、コロナ後を見据え、ぶどうの名産地としてあり続けるために新たな商品開発にも力を入れていきたいと思っています。
2.寒河江産ぶどうの美味しさを日本全国の方に知ってもらいたい
山形県は、原料ぶどうの県外ワイナリーでの受入数量が全国1位(33%。全国平均15.4%)となっており、生産量の3割以上が県外から求められております。そのなかでも寒河江産ぶどうは、大阪府や北海道をはじめとした県外のワイナリーから品質に定評をいただいております。
皆様からのご支援とご協力でこの苦境を乗り越え、寒河江産ぶどう100%の「寒河江ワイン」を創り、日本全国の皆様に味わっていただくことで寒河江産ぶどうの美味しさを知っていただきたい!飲んでいただき全国的に有名にしていきたい!という強い思いです。
寄付金の使途 ~全国の皆様に「寒河江産ワイン用ぶどう」の美味しさを知っていただきたい~
<寄付金の使い道>
1.寒河江市内のぶどう農家に対する次期作の支援
・次期作に向けた経費を支援することにより、高品質なワイン用ぶどうである「寒河江産ぶどう」の生産者を守り続けていきたい。
2.行き場を失った寒河江産ぶどうを購入する経費を支援し、新たな特産品の開発に繋げていく
・廃棄の危機にある寒河江産ぶどうを100%使用した「寒河江ワイン」の開発を支援し、全国に寒河江産ぶどうの美味しさを伝えていきたい。
3.寒河江産ぶどうの美味しさを日本全国の方に知ってもらいたい
・寒河江市が全国のワイナリーから高い評価を得ているワイン用ぶどうの名産地であること、寒河江市には品質の高いぶどうを栽培する農家がたくさんいるということを多くの方に知っていただきたい。
・本プロジェクトを通して新たに作り上げた、寒河江産ぶどうを100%使った「寒河江ワイン」を全国的に有名にしていきたい。
長い歴史をもつ果樹栽培の技術はとても高く、寒河江市のワイン用ぶどうのポテンシャルの高さは折り紙付きです。
『良いワインは良いぶどう畑から』これからも高品質な「寒河江産ぶどう」を作り続けていきたいです。
~~~ 寒河江産ぶどうを使用しているワイナリーより ~~~
寒河江産ぶどうは、糖度が高くてもぶどうの酸がしっかりと感じられて骨格があり、品種の特性がきれいに出ると感じております。
ぶどうを入れるコンテナ1つ1つに農家さんのお名前が書かれた紙が入っており、「○○さんのぶどう、去年もよかったよね~」や「○○さん元気そうでよかった」と年に一度友人に会えたような気持ちで搾っております。
1本のワインに、それぞれの造り手がいて、それぞれの想いがあり、それぞれの歴史がある。
造り手の顔が見えるワイン造りを目指しております。
寄付額を選ぶ
お礼の品として、本プロジェクトで作る寒河江産ぶどうを使った「寒河江ワイン」をはじめ、寒河江産ワイン用ぶどうを主原料としたワイン、寒河江産フルーツの定期便など、寒河江市厳選の特産品をご用意いたしました。
-
【ぶどう農家救済】寒河江ワイン(シャルドネ)720ml×2本 白/辛口
- 寄付額
- 10,000円
-
【ぶどう農家救済】寒河江ワイン(シャルドネ)720ml×12本 白/辛口
- 寄付額
- 50,000円
-
【ぶどう農家救済】寒河江産デラウェアワイン 720ml×2本 白/やや甘口
- 寄付額
- 10,000円
-
【ぶどう農家救済】寒河江産デラウェアワイン 720ml×12本 白/やや甘口
- 寄付額
- 60,000円
-
たっぷり6本セット 寒河江ワイン シャルドネ(720ml×6本)白/辛口
- 寄付額
- 25,000円
-
寒河江ワイン シャルドネ 白/辛口 5か月定期便 720ml×2本×5か月(4月~8月)
- 寄付額
- 50,000円
-
寒河江 デラウェア ワイン 白/やや甘口 5か月定期便 720ml×2本×5か月(2月~6月)
- 寄付額
- 50,000円
-
ワイン 月替わり 3種 720ml×2本×5か月(3月~7月)
- 寄付額
- 50,000円
-
さがえ産フルーツ&ワイン5回定期便~至福のセット~2021年産
- 寄付額
- 100,000円
-
贅沢さがえ産フルーツ&ワイン6回定期便~匠~2021年産
- 寄付額
- 300,000円
活動報告
【現在ワイナリーで醸造中】寒河江ワインのラベルが完成しました!(2021年1月15日更新)
この度は、『令和2年7月豪雨とコロナ禍で大ダメージ…山形県寒河江市のぶどう生産者を助けたい!』プロジェクトに全国の皆様から多大なるご支援をいただき誠にありがとうございました。多くの皆様のご支援、ご協力により、目標金額の3倍以上となるご寄付をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
皆様からいただいたご寄付により造られる『寒河江ワイン』のラベルも完成し、寒河江産ぶどうをイメージしたデザインとなっております。
寒河江ワイン「Sagae Prelude(サガエ プレリュード)」ラベル完成
デラウェアワイン「Sagae Etoile(サガエ エトワール)」は2月に完成、シャルドネワイン「Sagae Prelude(サガエ プレリュード)」は4月に完成予定で、現在各ワイナリーにて醸造中です。お申込みいただいた皆様に寒河江ワインをお届けできる日を、ぶどう農家並びに関係者一同、楽しみにしております。
引き続き、山形県寒河江市への応援をよろしくお願い申し上げます。
【初!】『寒河江産ぶどう100%ワイン』が完成しました!(2021年7月21日更新)
皆様からのご支援により、寒河江産デラウェアを100%使用した『Sagae Etoile(サガエ エトワール)』と寒河江産シャルドネを100%使用した『Sagae Prelude(サガエ プレリュード)』が完成しました!どちらも初めて寒河江産ぶどう100%で醸造されたワインです!
「Sagae Etoile」は、山形県が全国1位の生産量を誇るぶどう「デラウェア」を使用したやや甘口の白ワインです。デラウェアは、糖度がとても高く、生食用としても白ワイン用としても人気がある品種で、フルーティーな香り、穏やかな酸味とまろやかな甘みが口当たりの優しさを奏でます。
「Sagae Prelude」は、山形県が全国2位の生産量を誇るぶどう「シャルドネ」を使用し、辛口の白ワインに仕上げました。シャルドネは、白ワインやスパークリングワイン用として人気がある品種で、熟した果実を低温でゆるやかに発酵させた、シャルドネ特有の柑橘系の香りとスッキリした味わいのワインです。
山形県の果樹栽培は長い歴史をもつことから、農家の栽培技術も高く、ワイン用ぶどうのポテンシャルの高さは折り紙付きです。
市内のぶどう農家が丹精込めて育てた寒河江産ぶどうのおいしさを是非一度ご賞味ください!
完成した「Sagae Etoile(エトワール)」(上)と「Sagae Prelude(プレリュード)」(下)