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妊婦が避けるべきおせち料理は?年末年始の注意点|管理栄養士監修

妊娠

妊娠

2023/11/30

この記事は妊婦が気をつけるべきおせち料理について、管理栄養士監修のもと解説します。基本的に妊婦もおせちを食べても問題ないですが、刺身や生ハムなどの生ものや塩分過多なもの、アルコール類は避けるべきです。年末年始の食事の注意点についても紹介します。

おせち

お正月といえばおせち料理。しかし、妊娠中だとおせちを普通に食べても大丈夫なのか、不安になる方もいるのではないでしょうか。妊婦でもおせち料理は食べられますが、中には注意したほうがいい料理もあります。今回は、避けたほうがいい料理から食べても問題ない料理まで詳しく見ていきましょう。

この記事の監修者

管理栄養士

端場愛

学生寮や老人保健施設、クリニックで勤務経験を積んだのち、フリーランスの管理栄養士へと転向。体と栄養の関係を多くの人に分かりやすく伝えるために、ライターとしても活動中。今日よりちょっと元気になれるレシピ開発が得意。

妊婦が避けたほうがいいおせち料理は?

一部の品目を除いて、妊婦であってもおせち料理は問題なく食べることが可能です。中には妊娠中に必要な葉酸や食物繊維を多く含む料理もあります。しかし、数の子や刺身、寿司など生ものを使用しているものは避けてください。また、昆布巻きなど、食べても問題ないですが量の調整が必要なものもあります。

以下で、妊娠中NGのおせち料理と量に注意が必要なおせち料理を詳しく紹介します。

妊婦さんが食べてもよいおせち料理の例

【NG】数の子、刺身、寿司などの生もの

数の子や刺身、寿司などの生ものは避けましょう。妊婦が生ものを食べると、リステリア菌に感染する恐れがあります。

妊婦中は免疫力が低下しているため、非妊娠時よりもリステリア菌への感染リスクが高くなり、食中毒を起こしやすい状態です。そのため、普段は加熱しないで食べられるものでも、妊娠中は食べられなくなります。

かまぼこなどのすり身は加熱処理されているため、食べても問題ありません。ただし、塩分量が多いので食べ過ぎには注意してください。

妊婦がお刺身を控えるべき理由や安心して食べられる寿司ネタなどについては、以下の記事で詳しく解説しています。

【医師監修】妊婦さんはお刺身を控えるべき?食中毒の予防法を解説!
妊婦が安心して食べられる寿司ネタは?炙り寿司は?│管理栄養士監修
【医師監修】妊娠中にいくらは食べてはいけない?リスクや対処法も

【NG】お屠蘇(おとそ)やビールなどのアルコール類

お屠蘇やビールなど、アルコールが含まれている飲料は絶対に飲んではいけません。たとえ少量であったとしても、アルコールは胎児に影響を及ぼすことがあります。アルコールは胎盤を通じて赤ちゃんの血液に入り込み、体重減少や脳の障害などを引き起こす原因になります。

ただし、加熱した料理に含まれる少量の料理酒などは調理時にアルコール成分が飛ぶので、気にしすぎなくても大丈夫です。非加熱の料理にお酒が含まれる場合は避けてください。

昆布巻き【食べてもいいが量に注意】

昆布巻きは妊婦が食べても大丈夫な料理です。しかし、昆布にはヨウ素が多く含まれるため、食べる量には注意しなければなりません。昆布巻き1個あたりのヨウ素の含有量は7,600μg程度です。妊婦がヨウ素を過剰に摂取すると、胎児の甲状腺機能を低下させる恐れがあるので注意しましょう。

妊娠中のヨウ素の推奨量は1日あたり240μg、耐容上限量は2,000μgですが、1日だけ超えたからといって、すぐに影響が出るわけではありません。

ただし、胎児へのリスクがゼロとは言い切れないため、昆布巻きは食べ過ぎないように気をつけましょう。妊娠中に昆布を食べる際の注意点については、「医師監修|妊婦は昆布を食べてもいい?食べる際の注意点も解説!」の記事で詳しく解説しています。

※参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

昆布巻き

キンメダイ・キダイ【食べてもいいが量に注意】

キンメダイやキダイは妊婦でも食べられますが、比較的水銀の量が多い魚であるため、食べる量には気をつけましょう。水銀が含まれている魚を妊婦が過剰摂取すると、胎児の発育に問題が出る可能性があります。

キンメダイは1週間に1切れ(約80g)、キダイは2切れ(約160g)で、1週間に摂取してもよい水銀量に達します。マグロやマカジキなど、ほかの水銀量が多い魚と一緒に食べる場合はさらに量を減らさなければなりません。元旦に1切れ食べる程度なら問題ありませんが、大量に食べたり何日も続けて食べたりするのは避けてください。

妊婦におすすめなおせち料理

おせち料理をうまく活用すれば、妊娠中にとりたい栄養素を摂取できます。ここでは、妊婦におすすめのおせち料理を見ていきましょう。どの料理からどのような栄養素がとれるのかを紹介しています。

田作り|葉酸を効率よくとれる

田作りは、乾燥させたカタクチイワシの幼魚を砂糖と醤油、みりんで和えたものです。

田作りは葉酸を豊富に含む料理です。1日に400μgの葉酸を摂取することで、胎児の健康維持に効果があると言われていますので、田作りは妊娠中にぜひ食べたい料理です。葉酸だけでなく、たんぱく質やカルシウムも摂取できます。

ただし、田作りは砂糖を多く使用していることもあるため、食べ過ぎには気をつけるようにしてください。野菜と一緒に食べることで血糖値の急上昇を防ぐことができます。

田作り

ブリの照り焼き|DHA・EPAが豊富

ブリの照り焼きも妊婦におすすめです。水銀の量が深海魚に比べて少ないうえに、DHAやEPAを豊富に含んでいます。DHAやEPAは、母体と赤ちゃんの健康維持に欠かせない成分です。ブリは鉄分も多く含まれているので、妊婦に適しています。
ブリの照り焼きに限らず食べ過ぎはよくありませんので、栄養バランスを考えてほかの料理と一緒に食べるようにしましょう。

ブリの照り焼き

紅白なます|食物繊維が摂れる

紅白なますは、大根と人参を使って作った料理です。料理に使われている酢は、血行を促進したり消化を促したりする働きがあると言われています。

疲労回復にもよいため、妊娠中の体をいたわるのによいでしょう。紅白なますには食物繊維が含まれるので、お通じの改善や血糖値の急上昇を防ぐのにも役立ちます。

妊婦がおせちを食べる際の注意点

妊婦がおせち料理を食べても基本的に問題ありませんが、好きなものを好きなだけ食べるのはおすすめできません。妊娠中も健康的かつ安全におせちを楽しむための注意点をご紹介します。

1品目だけでなくバランスよく適量食べる

妊娠中は赤ちゃんをお腹の中で育てるために、さまざまな栄養素が必要になります。そのため、バランスのよい食事を摂ることが大切です。気に入った料理だけをたくさん食べるのではなく、サラダのような低カロリーの副菜を一緒に食べるなどしてバランスが偏らないようにしましょう。

おせち料理に限らず、日常的に味付けが濃いものばかり食べ続けると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの原因になることもあるため、味付けや食べる量、バランスには気を付けるようにしましょう。

生ものはしっかりと加熱して食べる

生ものは寄生虫やウイルス、菌などがついている場合があるため、しっかりと加熱しましょう。妊娠中は免疫力が低下しているためこれらに感染しやすく、場合によっては子宮収縮や脱水を起こしたり、胎児の成長に影響を及ぼしたりすることがあるため要注意です。

火が通っているように見える魚や肉も生焼けの可能性がゼロではないので、中心まで火が通っているか確認するのをおすすめします。

おせち以外で妊婦が注意した方がいい年末年始のメニュー

おせちに限らず、忘年会や新年会などで美味しいものを食べる機会が多い年末年始。おせち以外で妊婦が注意すべきメニューを解説します。以下のメニューや食材に気を付けて、安全に年末年始の集まりを楽しみましょう。

モッツァレラチーズ、クリームチーズ、カマンベールチーズなど

妊娠中は、モッツァレラチーズやクリームチーズ、カマンベールチーズなどのナチュラルチーズを非加熱の状態で食べるのは控えてください。非加熱のナチュラルチーズは、リステリア菌に感染する恐れがあります。加熱すれば問題ないので、食べたいときは火を通すようにしましょう。
例えば、ピザにのせて焼いたチーズは加熱されているため問題ありません。また、プロセスチーズは最初から加熱処理されているので食べても大丈夫です。

妊娠中避けるべきチーズと食べてもいいチーズの詳細については、「妊婦がチーズを食べても大丈夫?危険なチーズの種類を解説」の記事で解説していますので、併せてご覧ください。

ローストビーフ

ローストビーフは完全な生肉ではないものの、妊婦が食べるのには向いていません。火が通っていない状態のこともあるため、細菌が死滅しておらずトキソプラズマに感染したり食中毒を起こしたりする可能性があります。

飲食店で食べる際は中まで火を通してもらうか、もしくは食べないようにしてください。自分で作る場合は、中心部までしっかり加熱して火を通しましょう。

ローストビーフに関する詳しい注意点は「妊婦さんがローストビーフを食べても大丈夫?リスクや安全な食べ方を解説【産婦人科医監修】」の記事でも解説しているので、併せてご覧ください。

ローストビーフ

パテ、テリーヌ、生ハム、スモークサーモン

パテやテリーヌ、生ハムやスモークサーモンは、非加熱の肉や魚が含まれているため、妊娠中の方には向いていません。リステリア菌に感染する恐れがあります。しっかり加熱調理したものなら食べても問題ありませんが、外食する場合は加熱が不十分なこともあるので避けるのが無難です。

また、レバーパテはビタミンAの摂り過ぎにつながることがあります。ビタミンAを摂り過ぎると赤ちゃんに器官形成異常が起こることがあるため、摂取量には十分に気をつけてください。詳しい情報については、「医師監修|妊婦はレバーを食べても良い?安全な鉄分摂取方法も!」の記事で紹介しています。

ノンアルコールビールは飲む前に成分表示をチェック!

ノンアルコールビールは、必ずしもアルコール度数が0.00%というわけではありません。アルコール度数が1度未満のものをノンアルコールと表示しているため、商品によってはノンアルコールビールでもアルコールが含まれていることがあります。

日本の大手メーカーが作っているノンアルコールビールは0.00%のものが多いですが、外国産のものは微量のアルコールが含まれていることがあるので表示をよく確認しましょう。

アルコール度数0.00%のものであれば、妊婦が飲んでも問題ありません。ただし、アルコールが含まれていなくても糖質が多いものもあるため、飲み過ぎには注意してください。

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妊婦でもおせち料理を食べられますが、生ものやヨウ素・水銀の量が多いものは避けてください。ほかにも、火が通っていないナチュラルチーズやローストビーフ、生ハムなども感染症にかかるリスクがあるので避けましょう。妊婦でも楽しめるおせち料理はたくさんあるので、食べていいものを見極めて年末年始を楽しく過ごしてくださいね。

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