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【気温別】赤ちゃんの服装の目安とは?季節ごとの選び方も|医師監修

赤ちゃん

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2026/5/11

赤ちゃんは体温調節が上手にできないため、気温に合わせた服装の調整が必要です。季節・気温ごとに服装の選び方やおすすめの素材を、医師監修のもと解説します。室温の調節方法や室内での服装についても紹介します。

赤ちゃんの服

赤ちゃんは言葉を話せないため、暑いと感じているのか寒いと感じているのか判断しにくいですよね。そのため、「今日は何を着させてあげたら良いの?」と、迷ってしまうママ・パパも多いと思います。

赤ちゃんの服装は、基本的には季節や気温に合わせて、重ね着で調整します。この記事では、赤ちゃんの季節・気温ごとの服装選びのポイントを解説します。赤ちゃんの服装選びに迷うママ・パパは、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

日本小児科学会専門医・同指導医、米国小児科専門医、米国小児救急専門医

井上信明先生

日本の医学部を卒業後、日本、アメリカ、オーストラリアにて小児科および小児救急の研修を行う。

【気温別】赤ちゃんの服装の選び方一覧

赤ちゃんの体温調節機能は未発達なため、大人が気温に合わせて脱ぎ着させやすい工夫をしてあげることが大切です。以下の画像を参考に、服を選んであげてくださいね。

気温別赤ちゃんの服装の目安

ここからは、季節ごとのおすすめの服装について、詳しく解説します。

【春~夏】赤ちゃんの服装の選び方

春〜夏の気温が高くなる季節は、洋服の素材を重視しましょう。吸水性、通気性にすぐれた素材が適しています。

    【春~夏におすすめの素材】
  • 綿:吸水性・通気性にすぐれている。「ガーゼ」「フライス」「天竺」など。
  • 麻・リネン:通気性・吸湿性・放湿性にすぐれている。綿やレーヨンとの混紡素材だと肌触りが良い。

新生児との外出時期や、夏生まれの赤ちゃんに必要な物については、以下の記事を参考にしてください。

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最高気温16〜20℃|基本は薄着でOK

最高気温16〜20℃の日は、赤ちゃんにとっては少し汗ばむ日といえます。そのため、この時期の赤ちゃんの服装は、基本的には薄着でOKです。

室内で過ごすのであれば、月齢や気温に合わせた下着の上に、長肌着やロンパースを着させてあげてください。この時期は、春や秋に多く気温が急激に変化することもあるので、外出時は薄手のカーディガンなど羽織れるものを持って行くと良いでしょう。


【コーディネート例】
■短肌着+長肌着+ロンパース
■コンビ肌着+ロンパース+アウター

16C°〜20C°の赤ちゃんのコーディネート例

最高気温が21℃以上|紫外線対策も必要

最高気温が21℃以上になると、赤ちゃんの前髪が汗でしっとり濡れるような日も出てきます。紫外線も強いため、帽子を被らせたり日向を避けたり紫外線対策が必要です。

25℃前後まで気温が上がる日は、肌着と半袖のカバーオールなどを組み合わせるのがおすすめです。30℃を超える猛暑日は、ショートオール1枚でも問題ありません。汗が乾きやすい素材の肌着を選んであげてください。

また、冷房対策として薄手の長袖やおくるみなどがあると便利です。つばのついた帽子も、赤ちゃんを紫外線と熱中症から守る上で欠かせないため、おでかけの際は持って出かけると良いでしょう。

【コーディネート例】
■短肌着+カバーオール+帽子
■ショートオール+薄手おくるみ

最高気温21℃以上の赤ちゃんのコーディネート例

春夏にあると便利なアイテム

春夏は、外は暑く、室内は冷房で肌寒い季節です。そのため、外出時は紫外線・直射日光を防げるアイテムと、防寒対策になるアイテムを持って行くのがおすすめです。

    【春夏にあると便利なアイテム】
  • 紫外線・直射日光対策:つば付きの帽子
  • 防寒対策:ガーゼのおくるみ、薄手のカーディガン

おくるみやカーディガンは、ベビーカーに乗っているときに膝にかけてあげたり、公園で遊んでいる際に羽織らせたりすることで、紫外線対策にも役立ちます。

つば付きの帽子も、春夏の赤ちゃんに欠かせません。赤ちゃんを熱中症と紫外線から守るために、外出時はかぶせてあげましょう。赤ちゃん用の帽子サイズが分からない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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赤ちゃんに帽子は必要?【月齢別】頭のサイズ一覧表付き♪

【秋~冬】赤ちゃんの服装の選び方

秋から冬にかけての気温が下がる季節は、「保温性」と「吸湿性」のバランスを意識して素材を選びましょう。

    【秋~冬におすすめの素材】
  • 綿(コットン): 赤ちゃんは秋冬でも意外と汗をかくため、綿100%の肌着が基本。
  • ウール・中綿キルト:アウターには保温性に優れ、風を通しにくい素材が最適です。厚手のアウターを着る日は、中は薄着にして熱がこもらないよう調整。

冬生まれの赤ちゃんを迎えるママ・パパは、以下の記事もチェックしてみてください。

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最高気温11〜15℃|重ね着で調整

最高気温が11〜15℃の時期は、外のひんやりした風と屋内の暖房による寒暖差が激しいため、重ね着でこまめに体温調節をしてあげることが大切です。

基本は、短肌着に長肌着を重ねるなど肌着を2枚使い、冷えそうな日はその上にカバーオールなどの長袖を重ねます。アウターを着る日は中をコンビ肌着と長袖ロンパースにするなど着せすぎないよう調整しましょう。

複数枚を重ねることで衣類の間に空気の層ができて保温効果が高まるだけでなく、「暑ければ脱ぐ、寒ければ着る」といった対応がスムーズになります。

【コーディネート例】
■短肌着+長肌着
■コンビ肌着+ロンパース+薄手アウター

最高気温11C°〜15C°の赤ちゃんのコーディネート例

最高気温10℃以下|暖かいアウターが必要

最高気温が10℃以下の時期は、防寒を意識しつつも「着せすぎによる汗冷え」に注意が必要です。

基本のコーディネートは、肌着を2枚重ねた上に長袖のカバーオールや2WAYオールです。お出かけの際はさらに暖かいアウターを着せるか、おくるみで包んで冷気から守ってあげましょう。

また、冷え込みが厳しい日はレギンスやニット帽などの小物をプラスすることで、ベビーカー移動中もしっかり防寒できます。屋内に入った際は、暖房に合わせてアウターを脱がせるなど、熱がこもりすぎないようこまめに調節してあげることが風邪予防にもつながります。

【コーディネート例】
■短肌着+長肌着+ツーウェイオール+厚手アウター+レギンス
■短肌着+コンビ肌着+カバーオール+おくるみ+靴下

最高気温10C°以下の赤ちゃんのコーディネート例

秋冬にあると便利なアイテム

秋冬は、日中は暖かくても、夕方以降になると気温が下がりがちです。簡単に羽織れるアイテムや、ベビーカーに乗っているときに足元を暖められるアイテムを持っておでかけすると良いでしょう。

    【秋冬にあると便利なアイテム】
  • 簡単に羽織れるアイテム:ベスト、カーディガン、ポンチョ
  • 足元を温めるアイテム:おくるみ、ブランケット
  • 防寒対策の小物:レギンス、レッグウォーマー、ニット帽

赤ちゃんの足の冷たさが気になる方は、靴下もあると安心です。赤ちゃん用の靴下については、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

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【全季節共通】赤ちゃんの服装選びのポイント

ここからは、シーズンに関係なく、赤ちゃんの服装選びの際に意識するポイントをご紹介します。

汗をよく吸う素材を選ぶ

赤ちゃんの肌に触れる服装は、季節を問わず汗をよく吸う素材を優先して選ぶようにしましょう。

体が小さい赤ちゃんは、汗腺の機能は未熟ですがその数は大人と変わりません。したがって、体の表面積あたりの汗腺の数は大人よりも多くなるため、大人よりも汗っかきです。

春・夏はもちろん、秋や冬であっても周囲の環境によっては大人より汗をかいています。汗をそのまま放置していると、肌トラブルの原因になったりすることもあるので注意が必要です。

吸水性と通気性に優れた生地素材といえば、綿100%が定番です。特に、肌着は赤ちゃんに直接触れる衣類です。肌トラブルが起きないように、赤ちゃんの肌質や体調などもふまえて、適切なものを選びましょう。

白い服を着た赤ちゃん

脱ぎ着しやすい形を選ぶ

吸水性や通気性だけでなく、赤ちゃんの服装は脱ぎ着がしやすいものであることも大切です。

たとえば、生後間もない赤ちゃんはまだ寝返りができません。そのため、仰向けの状態のままで着替えができるワンタッチタイプの肌着や、前開きタイプの服を選べば、赤ちゃんの負担も少なくママ・パパもオムツ替えを楽にできます。

おすわりができるようになったら、座ったまま着替えができる被せるタイプの服が活躍します。襟元にボタンがついているタイプを選ぶと、襟口で頭が突っかかるのを防げるでしょう。

ロンパースから被せるタイプの服装に移行する時期については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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重ね着で調節する

赤ちゃんは体温調整の機能が未発達です。暑いときは汗をかきますが、ときに必要以上に体温が下がってしまうこともあるため、衣類は重ね着にして体温調整がしやすいようにしましょう。

重ね着の適切な枚数は、月齢によって異なります。新生児期の赤ちゃんは、大人よりも1枚多い重ね着がベスト、生後1か月を過ぎたら、大人と同じ枚数の重ね着で大丈夫です。3〜4か月頃になると手足を活発に動かし始めるため、衣類は大人よりも1枚少なくしても良いでしょう。

赤ちゃんの服装に関するよくある質問(Q&A)

ここからは、子育て中のママ・パパが疑問に感じるポイントに対して、詳細に回答していきます。

夏・冬の室温と服装はどうすれば良いの?

夏場のエアコンや冬の暖房による「室内外の寒暖差」は、赤ちゃんにとって負担になりやすいため、適切な室温管理と服装選びが大切です。

  • 夏の室温:室内外の差を5℃以内に抑えつつ、室温25〜28℃を目安に設定しましょう。

  • 夏の服装:短肌着とコンビ肌着の重ね着を基本とし、暑そうならコンビ肌着1枚にするなど柔軟に調整するのがポイントです。

  • 冬の室温:室温20〜25℃を目安にし、火傷の心配がないエアコンと乾燥を防ぐ加湿器を併用するのが安心です。

  • 冬の服装:室内が適温であれば、春・秋と同様に肌着と長袖の服を組み合わせた薄着をベースにし、状況に合わせて脱ぎ着させてあげましょう。

赤ちゃんのいる部屋で冷暖房を使用するときの注意点は?

冷暖房機器を使用する際は、場所による温度ムラに注意し、赤ちゃんが過ごす環境を最適に保ちましょう。

  • 環境のチェック:赤ちゃんの枕元に温度計・湿度計を置き、周辺が快適かこまめに確認してください。

  • 空気の循環:暑さや寒さを感じるときは、サーキュレーターで空気を循環させたり、エアコンの風向きを調整したりするのが効果的です。ただし、風が赤ちゃんに直接当たらないよう十分注意しましょう。

  • 発汗機能の育成:少し汗をかいている程度なら、設定温度をすぐ変えるのではなく服を1枚脱がせるなどの対応もおすすめです。

赤ちゃんが暑がっている・寒がっているサインは?

赤ちゃんの体調管理のために、背中やお腹を直接触って温度を確認する習慣をつけると安心です。暑さ・寒さのサインと対応策を以下にまとめました。

  • 暑がっているとき:背中、お腹、首の後ろ、わきの下などにじんわり汗をかいていたら、暑いサインです。汗を拭いて着替えさせるとともに、換気や除湿で環境を整えましょう。

  • 寒がっているとき:背中やお腹がひんやりしていたり、顔色や唇の色が白・紫っぽくなっていたりしたら、寒いサインです。室温を上げるか、衣類を1枚増やして温めてあげてください。

なお、顔色が悪く、呼吸が苦しそうだったり意識がはっきりしなかったりする場合は、体調不良の可能性があるため、速やかに医療機関を受診しましょう。

赤ちゃんの就寝時の服はどうすれば良い?

赤ちゃんの就寝時の服装は、季節に合わせた「室温管理」と「素材選び」が安眠のポイントです。

    【夏:汗を吸い取り、熱を逃がすことが最優先】
  • 基本の服装:短肌着にコンビ肌着(またはロンパース)を重ねるのが基本ですが、猛暑日の夜はボディスーツ1枚でも問題ありません。

  • 寝冷え対策:冷房による冷えが心配な場合は、薄手のガーゼスリーパーを重ねるのがおすすめです。お腹をしっかり守りつつ、通気性も確保できます。

    【冬:着せすぎによる「寝汗」に注意】
  • 基本の服装:短肌着に長肌着(またはコンビ肌着)を重ね、その上にカバーオールを着せる組み合わせが目安です。

  • おすすめの素材:保温性の高いキルト素材や、肌触りが柔らかく適度な厚みのスムース素材を選ぶと、赤ちゃんもリラックスして眠れます。

  • 足元の注意点:赤ちゃんは足の裏から熱を放出して体温調節をするため、就寝時は靴下を履かせないのが一般的です。

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赤ちゃんの衣類は、季節や月齢に合わせて選ぶことが大切です。重ね着の枚数や服の素材に気をつけたり、必要であれば小物も取り入れたりして、赤ちゃんが心地よく過ごせるように調整しましょう。また、室温は赤ちゃんの様子を見ながら設定することが大切です。エアコンの温度調整・風向きなどに気をつけて、赤ちゃんが室内で快適に過ごせるようにしてあげてくださいね。

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