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生後1か月の新生児期に車で移動はOK?注意点や事前準備を紹介!

赤ちゃん

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2025/5/12

安全面と赤ちゃんの体調に配慮すれば、新生児期の赤ちゃんも車移動して問題ありません。新生児を乗せて車移動する際の注意点や持ち物を紹介します。最後に揺さぶられっ子症候群との関係についても解説しています。

新生児

産院からの退院時や里帰りの際の移動手段として、車を選択する方も多いでしょう。しかし「新生児の長時間の移動は大丈夫?」「振動で揺さぶられっ子症候群になるのでは?」という心配もありますよね。

そこでこの記事では、生まれて間もない赤ちゃんと、車で安全に移動するための注意点や必要なアイテムを紹介します。

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生後1か月以内の新生児との車移動はいいの?

新生児でも、チャイルドシートを正しく装着する、車内の環境を整えるなどの配慮をすれば、車に乗っても問題ありません。

しかし、新生児は免疫力が低いため、旅行などで長時間移動するのは避けるのがベターです。また、赤ちゃんは少しの疲れや温度変化で体調を崩すこともあります。ママやパパは、新生児だからこそ気を付けなければいけないことを把握し、事前準備を怠らないようにしましょう。

赤ちゃんとの外出については、以下の記事も併せてご覧ください。

関連記事

新生児との外出はいつから?持ち物や外出時間の目安も|医師監修

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チャイルドシートで眠る赤ちゃん

新生児と車で移動するときの注意点5つ

新生児と車で移動する時に欠かせないのが、チャイルドシートです。また、車内を快適な環境に保つことや、適切なスケジュールを組むことも忘れてはいけません。

注意すべきポイントを詳しく確認していきましょう。

チャイルドシートを設置する

自家用車の場合、短距離の移動でも必ずチャイルドシートを設置しなくてはいけません。道路交通法第71条の3第3項で、「チャイルドシートを使用せずに6歳未満の幼児を乗せて運転してはいけない」と定められているからです。(※1)

ベビーシートと呼ばれる、新生児から1歳前後までを対象にしたチャイルドシートもあります。使用期間は短いですが、頭部を保護するクッションが大きめになっているので、赤ちゃんの安全性を確保したい方におすすめです。ベビーシートは持ち手がついており、赤ちゃんの乗せたまま移動できる、ベビーカーにジョイントできるなど、月齢が低い赤ちゃんに特化した構造になっているのも特徴です。

例外として、タクシーやバスなどの公共交通機関では、チャイルドシートの使用が免除されます。ただし、安全面を考えるとママやパパが抱っこした状態で乗るのはおすすめできません。

タクシー会社やバス会社に、チャイルドシートの持ち込みができるか確認してみましょう。事前に予約をすれば、用意してくれるタクシー会社もあるようです。

子連れでの公共交通機関の利用については、以下の記事も併せてご覧ください。
◆タクシーでチャイルドシートは必要?赤ちゃんと乗車する際の安全対策
◆タクシーにベビーカーは載せられる?事前準備や注意点を解説
◆赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?料金や耳抜きの方法も解説
◆飛行機にベビーカーは持ち込める?預ける方法や料金を紹介
◆新幹線にベビーカーを持ち込む際のポイント!座席・置き場を紹介

※1 出典:警察庁「子供を守るチャイルドシート」

車内の環境を整える

赤ちゃんが快適に過ごせるように、車内の環境を整えます。

生後間もない赤ちゃんは、肌が敏感で体温調整機能も未熟です。直射日光が当たらないように窓に遮光カーテンをつける、エアコンで車内の温度をコントロールするなどの対策をしましょう。赤ちゃんにとって過ごしやすい室温の目安は、冬季は20〜25度、夏季は外気よりも4〜5度低いくらいです。(※2)

また、急激な温度変化から赤ちゃんを守るためのおくるみや、気分転換のためのおもちゃなども準備しておくとより安心です。車用のベビーアイテムもチェックして、赤ちゃんが快適に過ごせる工夫をしましょう。

※2 出典:東京都「快適な環境づくりのために」

車で寝る赤ちゃん

こまめに休憩をとる

赤ちゃんへの負担を最小限に抑えるためには、適度な休憩をとることが大切です。赤ちゃんの様子を確認しながら、1時間半〜2時間に1回程度の休憩をはさみます。

休憩中は、チャイルドシートから降ろして体制を変えたり授乳したりすると、気分転換できます。高速道路を通る場合は、サービスエリアの位置やサービス内容を事前に調べておくとより安心です。授乳施設があるか、おむつ替えスペースは清潔か、などを確認しておくと良いでしょう。

移動の時間帯・スケジュールを工夫する

赤ちゃんの睡眠サイクルや授乳時間を考慮して、スケジュールを立てます。

授乳後は吐き戻しやすいため、授乳後30分程度休憩してから乗車するのがおすすめです。赤ちゃんの睡眠時間や機嫌が良い時間帯に合わせて移動できれば、赤ちゃんの負担も軽減できます。

また、渋滞しやすい道や時間帯はできるだけ回避しましょう。スケジュールや道順を工夫すれば、心に余裕をもって車移動できそうですね。

絶対に赤ちゃんを1人で車に残さない

ママやパパがトイレや休憩で車外に出る際に、赤ちゃんを1人で車に放置するのは厳禁です。

赤ちゃんが寝ていると、わざわざチャイルドシートから降ろしたくないと思うこともあると思います。しかし、1人で車内に放置することで、熱中症や誘拐、座席からの転落など、さまざまなリスクがあります。

また、季節によっては短時間で車内の温度は急上昇、急降下するため、必ず赤ちゃんを連れて降りるように注意しましょう。

新生児との車移動に準備しておくものリスト

新生児と車で移動する際には、チャイルドシートをはじめ、衛生用品やおむつセット、ブランケットなど必要なものがたくさんあります。

持ち物リスト

ここからは、準備すべきアイテムや用意する時のポイントを紹介するので、それぞれチェックしてくださいね。

必須アイテム

まずは、赤ちゃんとの車移動で必ず必要なものを確認していきましょう。

  • チャイルドシート
上記でも紹介した通り、自家用車ではチャイルドシートの使用義務があります。必ず新生児から使えるベビーシートやチャイルドシートを準備しましょう。
  • 衛生用品
ティッシュやウエットティッシュといった衛生用品は、吐き戻しなどに備えて少し多めに用意しておきます。座席に設置できる荷物入れにベビーグッズを入れておけば、必要な時にサッと取り出せて便利ですよ。
  • 母子手帳、保険証、診察券
いざという時にすぐに病院に行けるように必ず持ち歩きます。

車内で寝る赤ちゃん

夏場にあるといいもの

日差しが強い夏場は、紫外線対策が必要です。また、熱中症にも十分注意しましょう。夏場にあると便利なアイテムを4つ紹介します。

  • 日よけ
窓にはサンシェードや遮光カーテンを設置し、紫外線対策をしましょう。
  • ミニ扇風機
赤ちゃんの睡眠を邪魔しないように、静音性が高い扇風機を選ぶのがポイントです。
  • 保冷グッズ
チャイルドシートは、蒸れやすいです。冷感素材のマットや背中や首元に保冷剤を入れられるシートなどで暑さ対策をしましょう。
  • おくるみ、バスタオル
エアコンの風が直接当たらないように、おくるみやバスタオルをかけてあげましょう。夏場は、肌触りが良く吸水性が高い、ガーゼ素材やパイル素材がおすすめです。

冬場にあるといいもの

赤ちゃんの体を冷やさないように、冬場は防寒グッズが必要です。

  • ブランケット
体温調節するために、毛布やブランケットを積んでおきます。足元が二股に分かれているおくるみは、そのままチャイルドシートに乗せられるので便利です。

車で寝る帽子をかぶった赤ちゃん

長距離移動の場合にあるといいもの

移動時間が長くなる予定だと、より入念な準備が必要です。

  • おもちゃ
音が出るおもちゃやゆらゆら揺れるメリーは、月齢が低い赤ちゃんも興味を示しやすいです。
  • ベビーカー、抱っこ紐
休憩で車外につれて出る際に、ベビーカーや抱っこ紐があるとママやパパが行動しやすくなります。
  • おむつセット
新生児用おむつ、おしりふき、ビニール袋などのおむつセットが必要です。
  • ミルク
ミルク育児の場合、哺乳瓶、粉ミルク、調乳用のお湯とミネラルウォーターを準備します。液体ミルクは調乳不要のため、車内で授乳する際にとても便利です。
  • 授乳ケープ
母乳育児の場合、授乳ケープがあると外からの目を気にすることなく授乳できます。

帰省時の持ち物については、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事

帰省時の持ち物リスト|子どもの年齢・移動手段別に役立つグッズも

新生児期の車移動は事前準備が大切!

新生児との車移動は、ママやパパにも意外と負担がかかります。事故を起こさないために事前準備を万全にし、心に余裕を持って運転しましょう。

また、新生児は急に体調を崩すこともあります。些細な変化を見逃さないように赤ちゃんから目を離さないようにすることが大切です。

不足の事態が起こっても、病院やサービスエリアの場所をあらかじめ確認しておけば、落ち着いて対応できます。準備すべきアイテムも過不足なく用意してください。

実際に車に乗せる数日前に注意点などを再度確認すれば、よりスムーズに車移動できますよ。

車移動で揺さぶられっ子症候群にならないの?

チャイルドシートを正しく装着していれば、揺さぶられっ子症候群になるリスクは極めて低いです。

そもそも、揺さぶられっ子症候群とは、体を強く揺さぶられた際に頭蓋骨の内側に脳が打ちつけられ脳が損傷することで起こります。その結果、くも膜下出血や知的障害が起こったり、最悪の場合死亡したりするケースもある恐ろしい病気です。

チャイルドシートで寝る子ども

車移動の際は、月齢にあったチャイルドシートを正しく装着し、赤ちゃんがシートに打ちつけられたり転落したりすることがないようにしましょう。そのほかにも、長距離移動の際は1時間半〜2時間ごとに休憩をとる、水平型のチャイルドシートを使用するなどの配慮も必要です。

ただし、常識の範囲内の車の振動であれば、揺さぶられっ子症候群になることはあまり考えられません。過度に心配せず、赤ちゃんの様子を確認しながら安全運転してくださいね。

出典 :千葉県医師会「県民向け広報誌ミレニアム」

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新生児を乗せて車で移動するときは、月齢にあったチャイルドシートを使用することや赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えることが大切です。長距離の移動になる場合は適度に休憩をとり、お世話セットも忘れずに用意しておきましょう。

スケジュール調整など、事前準備をしっかりして当日に備えてくださいね。

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