帰省時の持ち物リスト|子どもの年齢・移動手段別に役立つグッズも
2024/7/3
子どもと一緒に帰省をするときは持ち物が多くなりますよね。本記事では帰省時の必需品と子どもの年齢別の持ち物リストを紹介します。移動方法や時期別にあると便利なものやおすすめの商品もあわせて掲載しています。
小さな子どもを連れての帰省は、荷物が多くなりがちです。「最低限の持ち物を知りたい」「年齢や時期別にあると便利なものを知りたい」と思う方も多いのではないでしょうか。事前に必要な持ち物をリスト化し、荷物を減らすコツを習得すると、パッキングや移動が格段に楽になります。
そこでこの記事では、子どもと帰省する際に必要な持ち物について解説します。おすすめのグッズも紹介するので、子連れで帰省をする予定がある方は参考にしてください。
目次
帰省時に最低限必要な持ち物リスト
帰省時に最低限必要な親の持ち物を紹介します。
- 財布
- スマートフォン
- 充電器
- 着替え
- パジャマ
- 化粧品やメイクグッズ
- 洗面用具
- 保険証や免許証
- メガネやコンタクトレンズ用品
- 常備薬(酔い止めや下痢止めなど)
- ハンカチやティッシュ
- 生理用品
- ビニール袋
現地で調達できるものや実家にあるものなどは持って行かず、必要最低限のものにしておくと準備や移動が楽になります。さらに、持ち物が多すぎると忘れ物をする可能性も高くなります。ただし、保険証やクレジットカードなど、忘れると大変なものは必ず持って行くようにしましょう。
スマートフォンや財布、保険証、常備薬など使用頻度が高いアイテムは、移動時の手荷物にまとめておくと便利です。
女性であれば、化粧品や生理用品も必需品です。人によってはアクセサリーが欠かせない方もいますよね。アクセサリーを持っていく場合は、紛失を防ぐために旅行用のジュエリーケースを用意すると良いでしょう。
一緒に行く子どもが1歳未満の場合は、急な体調の変化を考慮して、保険証だけでなく母子手帳も持って行くと安心です。妊娠中の人は、滞在期間が長いのであれば、万一のときに備えて検査データも入れておくといいでしょう。
子どもの荷物は年齢によって必要なものが異なるので、後ほど詳しく説明します。
▼赤ちゃん連れの帰省の場合
▼2~3歳児を連れて帰省する場合
▼4~5歳児を連れて帰省する場合
▼小学生以上と帰省する場合
赤ちゃんと帰省する際に必要な持ち物リスト
0~1歳の赤ちゃんや子どもとの帰省時に必要な荷物は、次の通りです。
- おむつ(1日に使用する枚数×帰省日数)
- おしりふき(1~2パック)
- スタイ
- おしゃぶり
- ミルク関連のグッズ(哺乳瓶、消毒用品、粉ミルクや液体ミルク、授乳ケープなど)
- 離乳食関連のグッズ(ベビー用おやつ、ベビー用飲み物、離乳食スプーンなど)
- ベビー用体温計
- 抱っこ紐
- ベビーカー
- おもちゃ
- 赤ちゃんのスキンケアグッズ
- 母子手帳
- 保険証
- 乳児医療証
- お薬手帳
おむつや離乳食、おやつなどは現地のドラッグストアで購入できます。持ち物が多い時は移動時に必要な数だけを用意しておき、残りは現地調達するのもおすすめです。
赤ちゃんとの旅行に関する詳しい情報が知りたい方は 「子連れ旅行で役立つ持ち物&準備のコツをご紹介!旅を充実させよう 」をご覧ください。また、いつから帰省しても大丈夫か気になる人は「新生児との外出はいつから?持ち物や注意点も解説」、もしくは「赤ちゃんとの旅行はいつから?必要な持ち物は?交通手段・旅先別に解説 」も参考にしてみてください。
2~3歳児と帰省する際に必要な持ち物リスト
続いて2~3歳の子どもと帰省する際に必要な荷物を見ていきましょう。
- 着替え
- (必要な子は)おむつやおしりふき
- おもちゃ
- お菓子
- 小さな絵本
- おねしょシーツ
- 水筒(マグ)
- 子ども用スキンケア(保湿剤など)
- 母子手帳
- 保険証
- 乳幼児医療証
- お薬手帳
移動時はおもちゃや絵本、水筒、お菓子などを手荷物に入れておくのがおすすめです。移動時間を持て余した子どもの間を持たせられるので、ママやパパも助かります。
4~5歳児と帰省する際に必要な持ち物リスト
4~5歳児と帰省をする際に必要な持ち物は、次の通りです。
- 着替え(多め)
- (必要な子は)おむつやおしりふき
- おもちゃ
- お菓子
- 小さな絵本
- おねしょシーツ
- 水筒
- 子ども用スキンケア(保湿剤など)
- 母子手帳
- 保険証
- 乳幼児医療証
- お薬手帳
- 帰省先へのお土産
4~5歳になるとパンツで過ごす子が増え、かさばるおむつやおしりふきが不要になります。4~5歳児との帰省の持ち物は、2~3歳児の持ち物をベースに不要なものを除いてください。
しかし、活発に動き回るようになると、汗をかいたり食事で汚れたりすることが多くなるため、着替えは多めに持っていきましょう。また、帰省先のお土産として子どもが描いた絵や手紙を用意すると喜ばれます。
小学生以上と帰省する際に必要な持ち物リスト
小学生以上の大きい子どもと帰省する際に必要な持ち物は次の通りです。
- 着替え
- 子ども用スキンケア
- キッズケータイやスマートフォン
- (万が一紛失した時などに備えて)ママやパパの電話番号を書いたカード
- 子ども用の薬や生理用品
- ゲーム機、宿題など
- 保険証
- お薬手帳
小学生以上の子どもに必要な持ち物は大人とほとんど変わりません。しかし、移動時間が退屈だったり、小さい頃のように帰省先で楽しめなかったりする可能性があるので、漫画やゲーム機など暇つぶしができるおもちゃを持って行くのもおすすめです。
【移動手段別】あると良い持ち物リスト
ここからは、あると便利な持ち物を移動手段別に紹介します。
車移動の場合
車移動の場合、次のようなアイテムがあると移動中も快適に過ごせます。
●防水シートやビニールシート
対象年齢:0~2歳ごろ
車内で赤ちゃんのおむつ替えをせざるを得ない場面もあるでしょう。シートに汚れがつくのを防ぐために、防水タイプのシートを用意しておくと便利です。
車用防水シート 135cm×135cm
●おむつ替えシートやオムツ、おしりふきなどをまとめて収納できるドライブポケット
対象年齢:0~2歳ごろ
荷物の中におむつやおしりふき、ティッシュなどを入れてしまうと、いざというときに見つからなくて苦労することもあります。かといって手荷物には入りきらない場合は、車のシートに装着できるドライブポケットがあると便利です。ポケットで整理整頓ができ、使いたいものをサッと取り出せます。
シートバックポケット 車用収納
●キッズテーブル
対象年齢:1歳~6歳ごろ
運転中に子どもから「飲み物に手が届かない!」「おもちゃが落ちた!」と言われても対応できないので、チャイルドシートやジュニアシートに装着できるテーブルを用意するのもおすすめです。テーブルには、ドリンクホルダーやポケットなどがついていることが多いため、うっかり食べ物や飲み物をこぼしたときも安心です。
チャイルドシート テーブル チャイルドデスク
●サンシェード
日差しや紫外線から赤ちゃんの肌を守るために、サンシェードを使用すると安心です。サンシェードには視線を遮る効果もあり、車中での授乳や休憩時にも外からの視線を気にすることなく過ごせます。
取り付けや取り外しが簡単なものがよい場合は、マグネットや吸盤で固定するタイプがおすすめです。開閉しやすいものを探している場合は、カーテン式やロール式が適しています。
電車・飛行機移動の場合
●公共機関では音がでないおもちゃが必須
対象年齢:0~1歳ごろ
電車や飛行機など公共交通機関で移動する場合、音の出ないおもちゃを用意しておきましょう。パシフレンズ pacifriendsは、おしゃぶりがつけられるぬいぐるみです。おしゃぶりを使わない年齢になっても、慣れ親しんだぬいぐるみと一緒なら安心して移動ができるかもしれません。
パシフレンズ pacifriends
●電車や飛行機内は乾燥するので、乾燥対策のクリームを用意
対象年齢:0歳~大人まで
電車や飛行機に長時間乗っていると、肌の乾燥が気になります。子どもから大人まで使える保湿クリームがあると、サッと塗れて便利ですよ。
●飲み物こぼしを防ぐペットボトル用ストロー
対象年齢:3歳~大人まで
ペットボトルから直接飲む場合、乗り物の揺れなどでうっかりこぼしてしまうこともあります。場合によっては周りの人の荷物や服にかかってしまうこともあるので、ペットボトル用ストローを用意しておくと安心です。
●上着やカーディガン
対象年齢:0歳~大人まで
夏場は、新幹線や飛行機の冷房が効きすぎて肌寒く感じることがあります。暑い時期でも、体温を調整できる上着やカーディガンがあると安心です。
子どもと新幹線に乗るときの情報を知りたい方は「新幹線にベビーカーを持ち込む際のポイントとは?予約すべき号車・座席や置き場所を紹介! 」をご覧ください。
妊婦さんが飛行機に乗って帰省する際の情報は「【医師監修】妊娠中、飛行機に乗れるのはいつからいつまで?妊婦や赤ちゃんへの影響を解説! 」で詳しく紹介しています。
【時期別】あると良い持ち物リスト
帰省する時期や目的により、必要な持ち物は異なります。ここでは、お盆・夏休み、年末年始、お葬式・法事で帰省する場合の、それぞれ必要な持ち物を紹介します。
お盆や夏休みの場合
お盆や夏休みの時期に帰省する際に必要なアイテムを紹介します。
●日焼け止め
7~9月は、1年の中でも特に紫外線の量が多い時期です。子どもの皮膚は薄く紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めを忘れずに塗るようにしましょう。
車のUVカットガラスも、多少は紫外線を通してしまいます。そのため、車で帰省する場合も日焼け止めが必要です。
●虫よけ
夏場は虫による肌トラブルが増えるため、虫よけアイテムが必要です。肌に直接スプレーするタイプの他、虫よけリング、シール、空間スプレーなどさまざまな種類があるため、シーンに合わせて複数を組み合わせると、効果的に虫よけができるでしょう。
子どもが安心して使用できるように、虫よけアイテムの対象年齢を確認し、肌に優しいものを選ぶことも大切です。
ビバウッド オーガ(外注忌避剤)
●水着や水遊びグッズ
お盆や夏休みシーズンは、帰省先でレジャープールが開園していたり、親戚と一緒に庭でプールを楽しんだりする機会があるかもしれません。水着や水鉄砲など、水遊び用のグッズを持っていくと良いでしょう。子どもが小さい場合は、水遊び用パンツを用意すると、おむつを気にせず楽しめます。複数回水遊びの予定がある場合は、おむつと一緒に現地調達がおすすめです。
なお、水着や水遊び用パンツに加えてラッシュガードが1枚あると、水遊びだけでなく公園での紫外線対策や公共交通機関での冷房対策にも利用できます。
年末年始の場合
年末年始の帰省に必要なアイテムを紹介します。
●お年玉
帰省先で親戚の子どもと会う予定がある場合は、お年玉を用意しておきましょう。お年玉は新札が好ましいとされているため、念のため予備の新札も用意しておくと安心です。
●脱ぎ着しやすい上着
移動中は上着を脱いだり着たりするタイミングが多いため、着脱しやすい上着を用意しましょう。また、持ち運びの負担を軽減するために、軽量でかさばりにくいものや洗濯をした際に乾きやすいものがおすすめです。
お葬式や法事で帰省する場合
お葬式や法事に参加するために帰省する際に必要な持ち物を紹介します。
●喪服
弔事や法事に参加する際には、喪服が必要です。
一般的に、女性はフォーマルな黒いワンピースやアンサンブルを着用します。子どもが小さい場合は、動きやすさを重視してパンツスーツでもよいでしょう。ストッキングは、透け感のある黒色を選びます。
男性はブラックスーツを着用するのがマナーです。ワイシャツは白の無地、ネクタイは無地の黒を用意します。
●フォーマルな小物
喪服に合わせて、黒いフォーマル用の靴、バッグ、ふくさ、香典、数珠なども忘れてはいけません。
冬場で上着が必要な場合は、無地の黒、または紺のコートが無難です。装飾が少なく、シンプルなデザインのものを選びましょう。皮や毛皮(フェイクファーを含む)素材のアイテムは、お葬式や法事ではふさわしくありません。
帰省先で使える!あると便利なグッズ
勝手が違う帰省先で、あると便利なグッズを集めてみました。
●レストランなどで料理を一口サイズにするのに便利な離乳食はさみ
対象年齢:0~1歳ごろ
離乳食を食べている赤ちゃんや、1歳ごろの子どもがいる場合は、食べ物を小さく切る必要があります。帰省先では、子どもの食事補助グッズがそろっているとは限らないので、持ち運びができるはさみがあると、麵類や肉・魚料理などを食べさせるときに役立ちます。
リッチェル 離乳食はさみ ケース付(1セット)【おでかけランチくん】
●抱っこ紐を嫌がる暑い時期などに有効なヒップシート
対象年齢:7か月~3歳
抱っこ紐だと暑くて嫌がる、けれどもママやパパに抱っこしてほしいという場面は意外とあるもの。そんなときにヒップシートがあると、楽に抱っこができます。もし抱っこ中に寝てしまったときも、付属のベルトをつければ抱っこ紐のような形に早変わり!本体のポケットにはおむつなども入れられるから、ひとつ持っておけばお出かけがグッと楽になりますよ。
●食事の時に服の汚れを防ぐ他、遊ぶ時に服の汚れを防ぐ事にも使えるエプロン
対象年齢:0歳~3歳ごろ
帰省中の荷物を減らすためには、食べこぼしによる服の汚れを防ぐことも必要です。こちらの商品は長袖タイプのエプロンなので、服のそでに汚れが付くのを防げます。食事中だけでなく絵の具などで遊ぶときにも役立ちます。服と違い、エプロンを2~3枚持って行ってもかさばらないので、余計な着替えを持って行かなくてもすみます。
Poodle お食事エプロン 長袖 食事用エプロン
帰省時の荷物を減らすためのコツ
子どもと一緒の帰省を少しでも楽にするためには、荷物を減らすことが大切です。ここでは、荷物を減らすための3つのコツを紹介します。
着替えは必要最低限にする
実家に帰省するのであれば洋服や下着は洗濯ができるので、必要最低限の着替えを持って行けばOKです。夏休みなど長めに滞在する場合でも、着替えは最低限の2~3日分あれば十分着まわせます。小さくたたんでもシワになりにくい服や、かさばらない服を持っていくのもおすすめです。
本などかさばるアイテムは持っていかない
本は帰省中の暇つぶしにピッタリなアイテムですが、意外と忙しくて読む暇がないこともあります。さらに本は重くかさばるので、大荷物を持って移動する帰省とは相性がよくありません。どうしても本が読みたい場合は、スマホやタブレットで電子書籍が読めるので、そちらを利用するのもひとつの手です。
消耗品は帰省先で購入する
おむつやおしりふき、ミルクなどのかさばる消耗品は、現地で調達するのがおすすめです。特に、生後0~3か月の赤ちゃんは1日で12枚前後のおむつが必要になるため、2~3日の滞在でも全て持っていくと非常にかさばります。粉ミルクも移動中に必要な量だけ持ち歩き、帰省先で使用する分は現地で購入するとよいでしょう。
帰省先で購入するのが不安な場合は、事前にネット注文して帰省先に送っておく、実家の両親にあらかじめ用意してもらうなどすると安心です。
宅配便で事前に送る
帰省先でしか使用しないものは、事前に宅配便で帰省先に送る方法もあります。移動中に必要なものだけ持ち歩けばよいため、長距離移動でも普段のお出かけと変わらない身軽さになり、ママやパパの負担を軽減できるでしょう。
荷物を送る際は、スーツケースに詰めてから発送すると梱包の手間を省けます。配送業者によって料金や重さの上限は異なるため、配送前に確認しましょう。
雨具は持っていかない
帰省時は思い切って雨具を持って行かないか、折り畳み傘1本を持って行く程度にしましょう。いざとなれば実家にも雨具はありますし、現地調達も可能です。雨具に限らず、使用するか分からないものはできる限り持って行くのを控えると荷物が減らせます。
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子どもと一緒に帰省する場合は、荷物を減らすために必需品をリスト化して確認するのがおすすめです。子どもの年齢や帰省する時期によっても必要な持ち物は変わるため、この記事を参考にして忘れ物を予防しましょう。
また、消耗品は現地で調達したり、事前に宅配便で送ったりすることも可能です。子どもとの移動が少しでも快適になるように、事前に必要なものを確認し、荷物を減らすコツをおさえて帰省の準備をしてください。
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