2020/7/17更新
今年の土用の丑の日は7月21日ですね。Wikipediaによると、いろいろと説はあるようなのですが「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という意味で鰻を食べるようになったと書いてあります。 「う」が付くもの、う、う、……。 「ASC認証のパンガシウス」! ということで、最近はスーパーでも見かけるようになってきた「パンガシウスの蒲焼き」を作ってみました。
なかなかパンチのあるネーミングですが、実は広い意味ではナマズのなかまのようです。ナマズ目パンガシウス科の淡水魚。パンガシウスの他にもキャットフィッシュやバサと表記されていたりもします。世界的に食べられている魚で、日本でも「白身魚のフライ」としてお弁当屋さんやスーパーでも売られていることも多いようです。
今回紹介するパンガシウスはASC認証を取得しているので、環境や社会に配慮しながら養殖されているサステナブルシーフードです。
以前、編集部で行った「サステナブル花見」でも、お弁当のおかずで登場しました。
さっそく届いたダンボールを開けてみると、結構大きくてびっくり!サイズを図ったら縦が37cmありました。居酒屋さんでたまに見かける巨大ホッケくらいのサイズ感です。冷凍で届きます。
フルサイズの切り身が4本入っていましたので、かなり食べごたえありそう。850gで1,112円と買いやすい価格。
1. まずは、冷凍のパンガシウスを解凍
パンガシウスを購入したお店のページに書いてあった「プロの場合は一晩牛乳に漬け込むこともあります」というフレーズに惹かれ、牛乳パターンと「氷水に2時間漬ける」の2パターンで解凍してみることに。
2. フライパンで蒲焼きにする
2種類の方法で解凍してみた結果、牛乳の方はだいぶやわらかくなり、氷水は蒲焼きに丁度良さそうな固さがあったので、氷水の方で作ることにしました。(フライなどは牛乳の方がふっくらして美味しくなりそうです)
フライパンで両面2分程焼いた後、蒲焼きのタレ(酒・みりん・砂糖・しょうゆ)を絡める。
※鰻と比べて、身がやわらかいので崩れないように注意してください!
3. 器に盛って完成!
普通のご飯茶碗に盛っていますが、パンガシウス1切れで4杯分くらいいけそうです。ちょっと蒲焼き感が薄かったので、錦糸卵を乗せてみたりもしてみました。
食べた感想ですが、とてもやわらかくて美味しい!!
加熱しても全く身が固くなりませんでした。鰻の代わりになるのか?というと、ちょっと違うかもしれません。タラなどの白身魚に近い食感でした。
クセがなく食べやすいので、さっぱりとした味わいが楽しめます。よく脂ものっているので甘味もあり、他のレシピも試してみたくなる美味しさです。
いままでは、特に何も深く考えずに丑の日は鰻と思っていましたが、パンガシウスを食べてみて、「これからは、鰻じゃなくてもいいな」と思いました。鰻の価格はどんどん高騰してきていますし、絶滅が心配されるほど数が減っているというのもニュースで見かけます。安心して食べられる食材で季節の風習を楽しみたいですね。
「パンガシウス食べたよ」というだけでも話しのネタになりそうですし、今年はサステナブルシーフードでいつもとひと味違った丑の日を迎えてみてはいががでしょうか?
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