バレンタインの由来とお菓子ごとの意味一覧！クッキーやマカロンに隠された意味を解説

バレンタインデーは、毎年2月14日に祝われる恋人たちの祭日です。
このバレンタインという名の起源は、ローマのキリスト教徒である聖バレンタインにちなんで名付けられました。彼は、皇帝の命令に反してカップルの秘密の結婚を助けていたと言われています。 彼は愛と結婚の象徴として敬われるようになり、後にこの聖バレンタインが殉教した2月14日が恋人たちが愛を表現する日となりました。

このような起源があり、現在の大切な人にメッセージカードやギフト、花やチョコレートをプレゼントするような形となっていきました。

日本でバレンタインにチョコを渡すようになった起源とは

バレンタインデーの日本上陸は1932年、神戸の洋菓子メーカー「モロゾフ」の提唱から。
当時のチョコレートはドレスや宝石のような贅沢品と同じくらい美しく、チョコレートそのものが珍しい時代の製品でした。

モロゾフの創業者が、アメリカ人の友人から教えてもらった「欧米では2月14日に愛する人に贈り物をする」という習慣を、日本でも広めたいという気持ちから「チョコを贈ろう」と提唱したようです。

そうして日本にもバレンタインギフトの習慣が普及していき、1932年までには今のようなバレンタインギフトが確立されたのだそう。

お菓子業界が売り上げ向上のために、バレンタインデーにチョコレートを贈ろうとプロモーションを仕掛けただけなどと言われることもありますが、実際のところはロマンチックな背景があったようですね。

バレンタインデーにチョコレート以外のお菓子を渡すことは、何らかのサインとして受け止められることがあるようです。

最近の男性は深読みすることは少ないようですが、それでもふとしたきっかけでお菓子の意味を知ってしまうこともあるでしょう。

様々な意味が隠しているお菓子。大好きなあの人へのプレゼントであれば、少しだけ敏感になってみましょう。

また、チョコレートが苦手な相手へのプレゼントを選ぶ時など、何かの理由でチョコレート以外のお菓子を検討する場合には、あらかじめお菓子に込められた意味を調べておくことをおすすめします。

キャンディーは、甘い味を口の中でいつまでも楽しめるといったところから、「あなたが好き」という意味合いが込められています。

また、永遠の愛の誓いを立てる意味を込めて、ヨーロッパでは男性から女性にマロングラッセを贈る習慣があるようです。

品数が多く購入しやすいので、なかなか「本命」を伝えるには遠くなってしまうところもありますが、キャンディとアクセサリーなどの組み合わせで、その本気度を伝える人もいるようです。

焼き菓子ならではのサクッとした歯ごたえの、ほんのり甘いクッキー。
クッキーは、サクッとした軽い食感から「あなたはお友達の一人」「お友達としておつきあいしてね」という意味合いがあります。

チョコは苦手でもクッキーなら大丈夫という方も多いですし、量産もしやすいので、義理チョコの代わりとしてもおすすめですね。

溶けてなくなった後も、口の中で余韻を楽しめるキャラメル。
一粒のキャラメルで元気になれることもあります。このようなことから、「安心できる存在」という意味を込めることができます。

もちろん恋人や旦那さんに渡してもいいですし、お父さんへの義理チョコ代わりとしても喜ばれるかもしれませんね。

マドレーヌは、二枚貝を模したお菓子です。
二枚貝の組み合わせは、二つと同じものがないため「あなたに寄り添いたい」という情熱的な意味にも取れます。
ただ、バレンタインデーには若干重たいと思われてしまうことも。

反対に、ホワイトデーにマドレーヌを渡すことは、同様の意味で重宝されるようですよ。

「木の年輪」を模したバームクーヘンは、その形から「円満」という意味合いにもつながります。

バレンタインデーの贈り物としては特別に大きな意味はありませんが「これからもよろしく」といった意味で旦那さんに贈ったり、「今後もよいお付き合いを！」といった意味で目上の方にお渡しするとよいでしょう。

現在普及しているマカロンのレシピは非常に手間暇がかかるものであり、完成までに長い時間とたくさんのプロセスが詰まっています。

また香りや味わいはもちろん、パッケージを開いたとたん目に飛び込む鮮やかな色合いには、気分を盛り上げる効果もあることでしょう。

このような理由から、マカロンに託された気持ちは「特別な人」なのだそうです。
だからこそ、マカロンは本命チョコと同じ役目を果たすお菓子と言うことができるでしょう。

好意を表現するお菓子もある反面、「あなたが嫌い」という意味を持つマシュマロや、 「別れ」の意味が込められているハンカチなど、ネガティブな意味が込められている物もあります。

そして、相手を期待させるような意味が込められていないとされるお菓子の代表的な例として、チョコレートやドーナツ、ミルフィーユなどがあります。

こちらのお菓子は恋愛にかかわる意味は含まれていませんので、差し入れのような感覚で量を準備したいというときなどにもおすすめです。

もしも、好意を持っている相手に「別れ」や「嫌い」という意味合いが込められているお菓子をお返しとして渡してしまい、嫌な思いをしてしまったら、誤解をきちんと解きましょう。

「渡したものに深い意味はない」ということを伝え、あなたのために選んだ品物であることも含めて伝えましょう。

これからも良いおつきあいをしたい相手であれば、謝罪とともに「仕切り直しのプレゼント選び」に同行してもらえないか伝えてみてはいかがでしょうか？

バレンタインデーだからこそ、好きや感謝の気持ちを伝えよう！

誰しもが大切な人に思いを伝えるバレンタインデー。あなたもぜひ「好き」や「感謝」の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか？

相手の好みに注意して、ぜひ、ぴったりの一品をんでみてください。喜んでもらえるバレンタインギフトに出会えます！