寒河江市産のさくらんぼを中心とした農作物を安定的に全国に届けたい！

プロジェクトについて

豊かな土壌と最上川・清流寒河江川が育む日本でも有数のさくらんぼの産地

清流 寒河江川

霊峰月山や朝日連峰を臨み、山形県の母なる川・最上川と清流・寒河江川が流れる「日本一さくらんぼの里」寒河江（さがえ）市は、さくらんぼ農業だけでなく、おいしい農産物を活用した食品加工業などが盛んなまちです。

豊かな自然の恵みがあふれ、さくらんぼ、桃、ラ・フランス、りんごなどの果物はもちろん、そばや地酒の蔵元も多くあり、ブランド米「つや姫」や「はえぬき」の米どころとしても知られています。

昭和39年に日本で一番最初に開催されて以来、毎年多くの観光客で賑わう「さくらんぼ祭り」をはじめ、平成28年には「全国さくらんぼの種吹きとばし大会」が世界記録に認定されるなど、さくらんぼの妖精「チェリン」を市のイメージキャラクターに起用し「日本一さくらんぼの里さがえ」として全国に発信しています。

生産者の減少が現在の課題

さくらんぼ用雨よけビニールハウス

全国のさくらんぼの収穫量のうち、山形県産は約7割。寒河江市はその中でも3位に位置付けており、都市部の消費量を支えるさくらんぼ一大産地となっています。

ただ、近年では生産者の大幅な減少が問題となっています。寒河江市の農家の数は、過去15年で2割減、過去30年で約半減しています。生産者減少の主な要因としては、生産者の高齢化と新規就農のハードルの高さがあげられます。年齢分布に関しても、70歳以上が約半数と高齢化が進んでおり、今後更に農業人口が減少する見込みです。

実は、これまでも、特にさくらんぼや野菜において寒河江市での新規就農希望は多くいただいています。ただ、農業用機械やビニールハウスなどの初期投資に対する行政支援を十分に行うことができないため、寒河江市での就農希望者の就農機会の喪失を招く恐れが生じているのが現状です。

新規就農にあたっては、農機具や設備への投資で初期費用が高額であり、果樹農家の場合、収穫が安定するまで数年かかること等がネックとなっています。

寒河江市の農業を守りたい！

奮闘する若手農業者

寒河江市では、若手農業者を育成し、持続可能な農業を目指していくために、新規就農者の初期費用の軽減および農作物の販路拡大に力を入れていきたいと考えています。

初期費用の負担の軽減については、農機具の購入や設備費用への支援を行うことに加え、特に就農初期については様々な財政的な支援や経営基盤の確保についてサポートし、農業経営の安定化に向けた負担を軽減してまいります。

また、ふるさと納税を通した流通の拡大や、首都圏での物産展を行うことで販路拡大につなげていきたいと考えています。

美味しい農作物を全国の皆さまにお届けしたい！

首都圏でのマルシェイベントへの出店

これらを実施していくことで、「新規就農者数20人（1年あたり）」を目指してまいります。

安定した生産量を確保し、さくらんぼをはじめとする寒河江市の農業を守り、さくらんぼを中心とした特産品を全国の消費者の皆さまにお届けしたいと考えています。

寄付金の使い道について

安全安心な農作物を作るため、日々農作業に励む農業者たち

本プロジェクトでいただいた寄付金については、寒河江市の質の良い農作物を守るため、また、新規就農者をはじめとする農業者支援のため、大切に活用させていただきます。

● 農機具の購入補助、ビニールハウス等の設備費用支援
● 新規就農者への初期費用補助等
● 鳥獣被害対策費
● その他、寒河江市の農業支援に関すること全般

寄付額を選ぶ

さくらんぼ等の農作物を中心に、寒河江市の人気返礼品をご用意いたしました。