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モグモグ期(離乳食中期)はいつ?おすすめの食材・量・レシピを紹介!

赤ちゃん

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2023/8/27

モグモグ期(離乳食中期)には、生後7~8か月ごろから移行します。モグモグ期におすすめの食材や食事量、食事スケジュール、おすすめレシピを紹介します。モグモグ期特有の悩みにも答えているので、初期から移行後もこれを見れば安心です。

モグモグ期(離乳食中期)は離乳食に慣れてきて、食事のスケジュールが整ってきたころに移行するのが理想的です。今回はモグモグ期に食べられる食材や量、進め方、スケジュール例、おすすめレシピなどを紹介します。モグモグ期に関する情報を頭に入れておくと、よりスムーズに離乳食づくりができるようになりますよ。

モグモグ期(離乳食中期)はいつ?目安は?

モグモグ期は離乳食中期の別名で、期間の目安は生後7~8か月ごろです。乳歯が生えてくる時期でもあり、食べ物を舌と上あごですりつぶすようにして食べるのが特徴です。
ゴックン期(離乳食初期)からモグモグ期に移行するタイミングは、以下のポイントをチェックしてみましょう。すべて当てはまっていればモグモグ期への移行のタイミングです!

・ペースト状の離乳食を、口を閉じて飲み込めるようになっている
・おすわりが安定している
・口を動かしてすりつぶすようにして食べている

モグモグ期におすすめの食材と分量

モグモグ期の食材はゴックン期に食べたものをベースにしつつ、スパゲッティや、鶏肉、少量の脂質を含む鮭など、バリエーションを広げられます。
また、1食に食べる量は以下を目安にしてください。

・炭水化物:おかゆ50~80g程度
・たんぱく質:魚10~15g、肉10~15g、豆腐30g~40g、卵は卵黄1個~全卵1/3個
・ビタミンやミネラル:野菜と果物を合わせて20~30g

モグモグ期は、前半と後半で食べられる量が変わってきます。食欲が増してきたら前半の1.5倍量を目安に増やしてみましょう。いろいろな食材を組み合わせて、まんべんなく栄養素がとれるのが理想的です。

炭水化物(主食)

主食となる炭水化物の種類や量については、以下を参考にしてください。

たんぱく質(主菜)

主菜となるたんぱく質源になる食材例は以下の通りです。
内蔵に負担をかけないためにも、たんぱく質は目安量以上とらないようにしましょう。特に肉+豆腐など2種類以上のたんぱく質食品を組み合わせる場合、それぞれ量を半分以下にするなど調整をしてください。

卵の進め方については、「離乳食の卵(卵黄・卵白・全卵)食べ進め方、量やスケジュールを解説」の記事がありますので、参考にしてみてください。

ビタミン・ミネラル(野菜や果物)

その他の野菜や果物については、以下の通りです。それぞれ組み合わせて、赤ちゃんが喜ぶ離乳食を用意してあげましょう。

モグモグ期の離乳食の進め方

モグモグ期の離乳食を進める際、食材選びや硬さ、味付けなど注意すべき点がいくつかあります。ここでは主に覚えておいてほしいポイントを紹介します。

どれぐらいの硬さ、味付けが好ましい?

・硬さの目安
モグモグ期に与える離乳食は、絹ごし豆腐くらいの柔らかさがベストです。指で簡単につぶせるくらいの硬さと覚えておきましょう。モグモグ期の赤ちゃんは舌と上あごでつぶせる硬さでないと上手に食べられず、吐き出したり丸呑みしてしまったりする原因になります。

・味付けの目安
モグモグ期は少量の調味料が使えるようになりますが、はじめから味付けをする必要はありません。まずは昆布だしなどを使って、素材の味を楽しめるようにしましょう。大人からすると物足りないかもしれませんが、赤ちゃんの舌は繊細なので、ごくわずかな味でも感じ取れます。

食事の際に注意すること

モグモグ期の離乳食に関する注意点を3つ解説します。

・はちみつや黒糖はNG
はちみつや黒糖などで甘みづけをするのは控えましょう。これらの殺菌されていない甘味料には、ボツリヌス菌など食中毒菌が含まれている可能性があります。また、モグモグ期は素材の味だけで十分なので、砂糖などで甘みづけをしなくても大丈夫です。
ボツリヌス菌のことをより知りたい方は「赤ちゃんはいつからはちみつを食べていい?誤って口にした場合の対処法も」をご覧ください。

・いろいろな食材にチャレンジする
1日2回食となるこの時期は、いろいろな種類の食材を取り入れて栄養素がまんべんなく摂れるようにしましょう。赤ちゃんによっては食べてくれる食材が限られていたり、レパートリーに困ったりするかもしれませんが、少しずついろいろな料理にチャレンジできるといいですね。

・楽しい雰囲気づくりをする
離乳食を与える際、赤ちゃんに声掛けをするだけでも雰囲気が変わります。ママやパパが「おいしいね!」「たくさん食べられてえらいね!」など、ポジティブな声掛けをするだけでも、赤ちゃんはよろこんで食べてくれますよ。

モグモグ期の食事スケジュール

モグモグ期の食事のスケジュール例を紹介します。もちろん一例ですので、この通りでなくても構いませんが、なるべく毎日同じような時間に離乳食を与えて生活リズムを整えられるといいですね。

モグモグ期は1日2回食が基本です。はじめて与える食材がある場合、小児科が開いている1回目の離乳食で試すことをおすすめします。

モグモグ期のおすすめレシピ5選

「実際に、モグモグ期はどんなメニューを食べさせたらいいの?」と悩んでいませんか?ここではおすすめレシピを5つ紹介します。

ブロッコリーと豆腐

ブロッコリーと豆腐

冷蔵庫によくある材料で、パパッと作れます。豆腐だけだと淡白な味わいになってしまいますが、だし汁のおかげで食べやすくなりますよ。
作り方は「離乳食モグモグ期♪ブロッコリーと豆腐(投稿者:みな4085)」をチェックしてみてください。

白身魚のトマトソースがけ

白身魚のトマトソースかけ

あっさりとした白身魚に、トマトソースをかけた彩りのよいレシピです。もしパサつきが気になるようなら、白身魚をだし汁で伸ばしてください。
作り方は「離乳食中期☆白身魚のトマトソースかけ(投稿者:minpaan)」をチェックしてみてください。

野菜ミックス

野菜ミックス

毎食、野菜を小さく刻んで柔らかく煮るのは手間なので、炊飯器を使って一度にまとめて調理をしておきましょう。フリージングトレイに入れて冷凍保存をすれば、欲しい量がすぐに取り出せて便利ですよ。
作り方は「もぐもぐ期の野菜ミックス(投稿者:しーたん119)」をチェックしてみてください。

鶏肉のボロネーゼ風

鶏肉のボロネーゼ風

まるでボロネーゼパスタのような、鶏肉と野菜を使った離乳食です。柔らかく煮たうどんと混ぜてもおいしいですよ。大人と同じようなメニューが食べられて、赤ちゃんもご機嫌に。
作り方は「【離乳食中期】ボロネーゼっぽい?鶏肉のおかず(投稿者:ありき+1)」をチェックしてみてください。

かぶのシチュー

かぶのシチュー

野菜の甘さと鶏ひき肉のうま味で、赤ちゃんもよろこんで食べてくれるメニューです。一度にたくさん作って冷凍をしておけば、毎日の離乳食にも困りませんよ。
作り方は「離乳食中期「かぶのシチュー」冷凍保存法(投稿者:はるままぽん(管理栄養士))」をチェックしてみてください。

モグモグ期のよくあるQ&A

「離乳食の量が増えないけど、体重が大丈夫かな…」などモグモグ期によくみられる心配事と解決策をQ&Aにしました。お悩み解決の糸口となりますように。

Q:食べる量が増えない

赤ちゃんが離乳食をしっかり食べるかどうかは、個人差があります。たとえ離乳食の基本を守っていても食べてくれるかどうかはその子次第なので、悲観的になりすぎないようにしましょう。
そして食べる量が基本通りに増えていかなくても、発育に応じて体重が増えているのであれば問題ありません。
それでも食べてほしいと思うのが親心。ひょっとすると、生活リズムを変えてみたり、家での食べる場所や食べさせる人などちょっとした条件を変えてみたりすることで、食べる量も変わってくるかもしれませんよ。
赤ちゃんの発育状況の目安は「赤ちゃんの平均身長・体重!増えない・増えすぎの対処法|助産師監修」でくわしく紹介しています。

Q:ミルクや母乳は飲むけど、離乳食を食べてくれない

モグモグ期の赤ちゃんには、ミルクや母乳は欲しがるだけ与えてよいのですが、赤ちゃんによってはミルクや母乳でお腹いっぱいになっている可能性があります。離乳食の時間の直前には授乳せず、おなかが空いた状態にすると食べてくれやすくなります。また散歩をすると、赤ちゃんの気が紛れてその間はミルクや母乳をほしがらず、おなかを空かせられるかもしれません。

いろいろな方法を試しても食べてくれないケースもあると思いますが、少しでも離乳食に興味を持ってもらえるように、いろいろな食材を見せてあげてくださいね。

Q:モグモグせずに飲み込んでしまう

赤ちゃんが噛まずに丸呑みしてしまうことはよくあります。その場合は、まず離乳食の硬さをチェックしてみましょう。噛まずに飲み込めるような離乳食だと丸呑みしやすい傾向にあるので、モグモグ期は絹ごし豆腐くらいの柔らかさを意識してください。そのほか、硬すぎないか、小さすぎないかなどもチェックするといいでしょう。

また、スプーンを口の奥に入れてしまうと、反射的にそのまま飲み込むことがあります。口の手前にスプーンを置き、赤ちゃんが口を閉じるまでスプーンを引き抜かないようにしましょう。
そして一口の量を調整したり、ゆっくりとしたペースで口に運んだりするのも有効的です。「モグモグして食べようね」などと声掛けをしながら、ゆったりと食事ができるといいですね。

Q:便秘や下痢の時はどうする?

離乳食が進むと、ミルクや母乳だけを飲んでいたころよりも水分摂取量が減るので、一時的に便秘になる赤ちゃんもいます。便秘気味のときは食物繊維を多く含むサツマイモや葉物野菜を取り入れたメニューにしてみてはいかがでしょうか。少量の油を取り入れると、うんちがスルッと出やすくなることもあります。これらの方法を試しても便秘が改善しなかったり、食欲が落ちてきたりするようであれば小児科を受診してください。

また、下痢のときは、赤ちゃんが元気で食欲もあれば普段通り離乳食を与えても問題ありません。万一、下痢が4日以上続いたり、元気がなかったりするときは、うんちのついたオムツを持って小児科を受診しましょう。

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モグモグ期(離乳食中期)は1日2回食を基本として、いろいろな食材を取り入れるようにしましょう。ゴックン期(離乳食初期)よりも食べられるものが増えてくるので、赤ちゃんも食べる楽しさを味わえるようになってきます。万一基本通りに食べてくれなかったとしても、発育に応じて体重が増えていれば大丈夫。ふとしたきっかけで食べるようになることもあるので、あまり思い詰めないでくださいね。心配事があれば、気軽にかかりつけ医か保健センターの保健師や栄養士に相談してみましょう。

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