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妊娠したら自転車にいつまで乗れる?振動による赤ちゃんへの影響も

妊娠

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2022/2/16

自転車を利用している妊婦さんの場合、いつ頃まで自転車に乗っていいのか気になるところではないでしょうか。この記事では妊婦さんが自転車に乗ってもよい時期や、自転車に乗る際の注意点についてご紹介します。

この記事の監修者

助産師・看護師・保育士

河井恵美先生

25年以上、病院、行政、教育関係、海外での医療活動に従事。親御さんへのアドバイスを充実させるため保育士・公認心理師の資格を取り役立てている。現在は、エミリオット助産院を運営。

妊娠しても自転車に乗れる?乗れない?

「妊娠中に自転車に乗っていいの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
妊娠中は基本的に自転車に乗らないことをおすすめします。なぜなら妊娠中はだんだんお腹が出てくるため、バランスがとりづらくなるからです。これまで問題なく乗っていたという場合でも、急にバランスを崩して転倒してしまうリスクがあります。

出血が続いているとき、切迫早産や切迫流産、妊娠高血圧症候群や前置胎盤などで、医師から安静を指示されているときなどは、自転車に乗らないようにしてください。自転車を使えないと移動手段に困るという方もいるかもしれませんが、お腹の赤ちゃんのことを第一に考え、他の移動手段を検討しましょう。

まだそこまでお腹が大きくなっていない方や、医師から安静を指示されていない方は、いつまで自転車に乗っていいのか気になるでしょう。自転車の使用を止める時期の目安についてご紹介していきます。

自転車に乗ると、運動不足の解消につながる?

これまで、通勤や買い物の際などに、自転車に乗ることで運動不足解消をしていた人もいるでしょう。自転車は足の筋肉だけでなく腕など全身を使った有酸素運動であり、運動不足の解消にはもってこいです。妊娠中でも安全に自転車で運動をしたい場合は、転倒防止のため固定されているエアロバイクを利用するといいでしょう。
エアロバイクは固定されているため乗り降りのときに自分が転落しなければ、転倒や事故の危険性も低くなります。

また、自転車以外では、ウォーキングなどの適度な有酸素運動はストレス解消や便秘・腰痛の改善につながります。運動をすることで「セロトニン」という神経伝達物質が脳内から分泌され、不安やうつなどの精神症状の軽減に働きかけて、リラックス効果をもたらすとされています。

妊娠中はいつまで自転車に乗れる?

先でもお伝えしたとおり、妊娠中は基本的に自転車の利用はおすすめしません。しかし、移動手段の都合などで、どうしても利用する必要がある場合は、妊娠初期〜中期の初めまでとし、お腹が出てきたら利用を止めるようにしましょう。
特に妊娠後期は大きなお腹でバランスがとりにくくなり、転倒のリスクが高くなります。安全のためにも乗らないようにしてください。

妊娠初期・中期は自転車に乗っても良い?

妊娠初期〜中期の初め頃、まだお腹が出ていない時期には、自転車に乗ることは可能ですが、基本的には自転車に乗らないほうがいいでしょう。
ただ、上の子の送迎などどうしても乗らないといけなかったりすることもあるかもしれません。その場合は、転倒や事故などのトラブルに遭わないよう十分注意しましょう。
妊娠中はホルモンバランスの影響で注意力が低下しやすく、血流の変化で貧血になりやすいため、細心の注意を払ってください。

自転車に乗ることで流産に繋がるのではないかと心配な方もいるかもしれませんが、妊娠初期は染色体異常などの主に赤ちゃん側の原因が多いと考えられています。

参考文献:公益社団法人 日本産科婦人科学会「流産・切迫流産」

妊娠後期は自転車に乗っても良い?

妊娠後期はお腹が大きくなり、足元も見えにくくなっています。また大きなお腹では操縦が難しく、体重の増加によりバランスも一層とりづらくなっています。転倒のリスクも高いため、自転車の利用は控えてください。

もし転倒してお腹を打ってしまうと「常位胎盤早期剥離」という胎盤が先に剥がれてしまい、赤ちゃんもママも命の危機にさらされる可能性もあります。また臨月に入ってからはいつ陣痛が来るか、破水するか分かりません。ママ自身と赤ちゃんの命を守るためにも自転車以外の移動手段を検討しましょう。

自転車による赤ちゃんの影響は?

自転車に乗ることで赤ちゃんへどのような影響があるのか、気になる方もいるでしょう。自転車に乗ること自体が直接赤ちゃんに何かしらの影響を与えるということはありません。ただ、ペダルをこぐときにどうしても腹圧がかかってしまいます。腹圧がかかることで、出血や流産のリスクが高くなるので、その結果赤ちゃんへ影響が出る場合もあるでしょう。

妊娠中に自転車に乗るときの注意点  

妊娠中にやむを得ず自転車に乗る場合の注意点は次の通りです。

転倒しないように注意する
転倒してしまうと、赤ちゃんにもママの体にも影響があります。そのため、バランスを崩しやすい坂道や段差のある道は避けてスピードを出し過ぎないようにしましょう。
また、風が強い日や雨の日は地面が濡れていて滑りやすく、バランスを崩しやすいので、乗るのは控えてください。また、長時間乗ると疲労により集中力が低下してしまうため、短時間の利用に留めましょう。

転倒してしまったら、すぐ医師に相談する
自転車で転倒してしまった場合や、自転車に乗った後からお腹が張ったり出血したりして、普段と様子が違う場合は、すぐに医師に相談してください。
妊婦さんと赤ちゃんの健康状態を確認したり、レントゲン検査などで骨折の有無等を確認したりする場合があります。なお、レントゲン検査は被曝リスクがありますが、検査の有益性が高い場合には、検査を優先して行います。もし検査を行ってもエプロンを着用する等、赤ちゃんへの影響は最小限になるよう配慮されます。

自転車に乗ったことを医師に伝えて怒られるかもしれないと思い、受診しないなどは止めましょう。また、妊娠中は使用できる薬も限られています。内服薬だけでなく、湿布や塗り薬も妊娠中使用できないものも多くあります。自己判断で薬を使用せず、必ず医師に相談し許可をもらってから使用してください。

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妊娠がわかったら基本的には自転車に乗らないようにしましょう。送迎などでどうしても乗らないといけない場合は、短時間で転倒に注意しながら細心の注意をはらってください。なるべく自転車に乗らないで済むよう、妊娠中の移動手段について家族と相談しましょう。

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