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新生児のミルクの量・あげる間隔の目安を月齢別に解説【助産師監修】

赤ちゃん

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2023/9/1

「赤ちゃんに必要なミルクの量や回数はどのくらいか」と疑問に思うママ・パパも多いと思います。この記事では、月齢ごとに必要なミルクの量や回数について詳しく解説しています。ミルクをあげるときの注意点や飲まないときの対処法についても説明していますので、参考にしてみてください。

初めて子育てをするママ・パパにとって、ミルクの量が足りているのか、授乳のペースが赤ちゃんに合っているかということは、心配ごとのひとつだと思います。月齢ごとの目安量や過不足のサインを知れば、その不安が少し解消できるかもしれません。

そこでこの記事では、適切なミルクの量や間隔の目安を月齢別に解説します。併せて、飲まないときの対処法やおすすめの商品も紹介しているので、授乳についての悩みがある方は参考にしてください。

この記事の監修者

助産師・看護師・保育士

河井恵美先生

25年以上、病院、行政、教育関係、海外での医療活動に従事。親御さんへのアドバイスを充実させるため保育士・公認心理師の資格を取り役立てている。現在は、エミリオット助産院を運営。

新生児にあげるミルク量・間隔・回数の目安【月齢別】

一般的には生後28日までの赤ちゃんのことを「新生児」と呼び、1歳までの赤ちゃんを「乳児」と呼びます。このころの赤ちゃんは身体が発達の途中で、消化・吸収機能も未熟です。また授乳量には個人差があります。

そんな赤ちゃんに負担をかけず、栄養などをとってもらうためにミルクは大切な役割を果たします。

与える量は、母乳とミルクで異なります。
母乳の場合は、胃腸にかかる負担が少ないため、赤ちゃんが欲しがった分与えてもかまいません。

ミルクの場合は、消化がゆっくり行われるので、メーカーごとに定めた生後週数や体重に応じた目安量を参考にしましょう。しかし、飲む量には個人差があるため、目安量と同じ量を飲むとは限りません。多く与えすぎたり、あまり間隔を空けずにあげると、赤ちゃんが不機嫌になったり、吐き戻したり、便秘になったりすることもあります。

一般的に、ミルクは3時間ほどの間隔をあけると赤ちゃんの胃腸の負担が少ないといわれているため、できるだけ推奨されている授乳間隔を守りましょう。

月齢ごとに必要な1回あたりの授乳量の目安は、以下のとおりです。
【月齢別・授乳量の目安】

ここからは、ミルクをあげる量や注意点について月齢ごとに詳しく紹介します。

生後1週間ごろまで:生後日数×10ml(+10ml)

まだ赤ちゃんがミルクを飲むのに慣れておらず、うまく飲めなかったり、飲んでいる途中で疲れて寝てしまったりすることも多い時期です。

生後1週間ごろまでは、必要な量を徐々に増やしていきます。1回の目安量は、生後日数×10ml、これで足りない場合はプラス10mlした量が目安です。例えば、生後1日目は10〜20ml、生後2日目は20〜30ml、生後3日目は30〜40mlという具合です。生後7日目までは、1回量が10mlずつ増え、最終的に1回70〜80mlが目安となります。

多くの産院では入院中に調乳指導があるため、量がわからない時は気軽に相談してみましょう。

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生後1週間~2週間ごろまで:60~80ml

まだまだ赤ちゃんの胃の容量は小さいです。

赤ちゃんの体重や個人差を考慮すると、この量でも飲めないことがあります。ちょこちょこ飲みの赤ちゃんは、まだ授乳間隔が開かず、ママやパパは少し大変かもしれません。

また、新生児期の睡眠時間は16~20 時間*と、1日のほとんどを寝て過ごします。よく寝る赤ちゃんは、3時間以上寝続けることも。部屋の環境や哺乳量によっては脱水症状を引き起こすこともあるため、長くても5時間以上は間隔を開けないようにすると安心です。

参考:愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター「未就学児の睡眠指針 」2018 年 3 月 31 日発行

生後2週間~1か月ごろまで:80~120ml

赤ちゃんが母乳やミルクを飲むことに慣れ、上手に飲めるようになってくることが多いです。

1回の目安量は80~120mlまで増え、授乳間隔が少しあく赤ちゃんも出てきます。まだ昼夜のリズムができる時期ではありませんが、少しずつ授乳のタイミングを整えることで、ママやパパの生活リズムが安定します。

ちなみに、ミルクを飲むのにかかる時間は、量や赤ちゃんの個性にもよりますが20分ほどが目安です。時間がかかりすぎる場合は、一度切り上げてもいいでしょう。

生後1か月~2か月ごろまで:120~160ml

赤ちゃんは哺乳瓶に慣れ、飲むスピードがアップ。1回の目安量は120~160mlまで増えます。胃の大きさも生まれたときから比べると、2.4~4倍ほどになると言われています。ただし、一気に飲むと吐き戻してしまうこともあるため、早飲みしてしまう赤ちゃんは乳首を変えてみてもいいでしょう。
途中で苦しそうにして飲まないときは、ゲップをさせると再度欲することもあります。

新生児用の哺乳瓶や乳首を使っている場合は、サイズアップのタイミングです。

3~4か月ごろ:160~200ml

授乳間隔が安定し始めるころ。徐々に昼夜の区別がつくようになり、まとまって眠る子が増えることで、お世話が楽になると感じるママ・パパもいるでしょう。

体格差も大きくなるので、哺乳量はさらに個人差が出てきます。また飲みムラがあったり、遊び飲みをしたりする時期です。

1回の哺乳量はあまり気にせず、1日のトータル量をチェックしてみましょう。生後3〜4の場合、800〜1,200mlほどが目安です。

5~6か月ごろ:160~200ml

個人差はありますが、離乳食が始まります。しかし、この時期はまだミルクや母乳が主な栄養源です。
離乳食の量も少ないため、基本的に欲しがるだけ授乳しましょう。離乳食の量や赤ちゃんの様子を見ながら、量を調節してあげてください。

1回に飲むミルク量や消化・吸収のスピードには個人差があります。そのため、目安に当てはまらないことも少なくありません。赤ちゃんが元気で体重が増えていれば心配はありませんが、不安がある場合はお世話になった産院の医師や助産師、自治体の窓口などに相談してみましょう。

ミルクの量が足りているときの新生児のサイン

ミルクの目安量を守っていても、赤ちゃんに過不足なくミルクを与えられているか、心配に思う方もいらっしゃるかもしれません。

特に新生児期は、ミルクが不足することで脱水症状を起こすこともあり、不安を感じやすいでしょう。ミルクが足りているか確認する際は、赤ちゃんの仕草やメッセージをしっかり受け取ることが大切です。

赤ちゃんが以下の状態に当てはまる場合は、ミルクが足りていると考えてよいでしょう。

血色がよい

十分に栄養がとれているときは、赤ちゃんの頬に赤みが差し、肌に透明感があります。さらに、肌に弾力もあり、唇が潤っていれば、水分が足りている証拠です。

着替えやお風呂の前、お昼寝中など、普段のお世話の合間に意識してチェックしてみましょう。

体重が増えている

生後3~4日間に、一時的に体重が減る赤ちゃんもいます。しかし、その時期を除くと赤ちゃんは1日ごとに体重が増えていきます。

生後3か月までは、1日平均25~30g程度体重が増加していれば、ミルクが足りている証拠です。それ以降の体重増加は少し緩やかになり、生後3か月を過ぎると15~20gほどが増加の目安になります。

ベビースケールがあれば、1~5gと細かい単位で赤ちゃんの体重を計測することができます。家にベビースケールがなくても、市の保健センターで赤ちゃんの身長体重を測定できる場合もあります。

そのほか、大型スーパーのベビー休憩所や赤ちゃん用品店には、ベビースケールが設置されていることが多いです。ただし、近年は感染症対策でベビースケールが撤去されていることもあるので、注意しましょう。

また、衛生面が気になる方は、赤ちゃんをスケールに乗せるときに使うおくるみなどを持参するのをおすすめします。

順調に体重が増えているかどうか、こまめにチェックすると安心できますね。赤ちゃんの体重増加や身長の目安については、「赤ちゃんの平均身長・体重!増えない・増えすぎの対処法|助産師監修」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

おしっこが1日に6回以上出ている

子どものおしっこの回数や色、においは、健康状態の大切なチェックポイントです。

新生児のうちは、ごく少量のおしっこを1日に15回以上することも。体の成長と共に膀胱が大きくなり徐々におしっこの回数は減っていきますが、ミルクが足りている場合、少なくても1日に6回以上は出るはずです。

おしっこが適度に出ているということは、体の中に十分に水分があるという目安になります。

機嫌がいい

お腹が空いていると機嫌が悪くなるのは赤ちゃんも大人も一緒。赤ちゃんがごきげんで元気というのも、ひとつのバロメーターになります。

体重の増えが良好で赤ちゃんが機嫌よく過ごしているなら、目安量に届かなくても過剰に心配しなくて大丈夫でしょう。

写真を含めた記録を付けると、赤ちゃんの様子の変化に気づきやすくなるのでおすすめです。

参考:厚生労働科学研究費補助金「乳幼児身体発育 評価マニュアル」令和3年3月改訂

ミルクの量が不足しているときの新生児のサイン

赤ちゃんのミルクが足りていない、つまり十分に栄養がとれていないときは、赤ちゃんに以下のような様子が見られることが多いです。

ただし、赤ちゃんの体調や成長は個人差が大きいため、目安に当てはまらないことも多くあります。心配なときは一人で悩まず、産院の医師や助産師、自治体の窓口などの専門家に相談してください。

体重が増えない

体重増加の推移は、ミルクが足りているかどうかの大きな判断基準になります。

もし赤ちゃんの体重が増えないときは、ミルクをしっかり飲めているように思えても、量が足りなかったり、消化・吸収にトラブルが起きたりしているかもしれません。

特に夜よく寝る子は、ミルクの回数が目安よりも少なくなりがちです。ママやパパは大変ですが、体重の増えが悪い時には適切なタイミングで起こして飲ませてあげましょう。

便秘気味

便秘気味
個人差はありますが、ミルクの赤ちゃんは母乳の赤ちゃんに比べて、うんちの回数が少なくなると言われています。

新生児期には1日数回うんちが出ていても、2か月を過ぎると毎日は出なくなることも。お腹の張りがなく、出てくる便が柔らかければそこまで心配はいりませんが、うんちの回数が週2回以下、うんちをするときに泣いてしまう(固くて痛がる)ようなら便秘の心配があります。

授乳後にすぐミルクを欲しがる

授乳が終わった後でも、ミルクを欲しがるときはミルクが不足しているかもしれません。また、授乳後1時間前後など、目安の間隔よりも早く欲しがる際も同様です。

目安量よりも少し多めにミルクを与えて、様子を見てみましょう。機嫌がよく吐き戻しもなければ、量を増やしてあげてもいいかもしれません

おしっこが1日5回未満

おしっこの回数が少ないのは、水分不足のサインのひとつです。また、色が濃い、においが強いときも水分が足りていない可能性があります。

赤ちゃんのお世話でバタバタしていると、おむつ替えの回数は忘れがち。おしっこやうんちの回数を記録できるアプリを使って管理すると、簡単に見直せるのでおすすめです。

参考:日本小児栄養消化器肝臓学会 日本小児消化管機能研究会 編集 「小児慢性機能性 便秘症 診療ガイドライン」

新生児にミルクをあげる際の注意点

赤ちゃんの機嫌が悪いと「お腹が空いているのかな?」と思い、ミルクを与えるママやパパもいるでしょう。

しかし、新生児にミルクを与えるときには、いくつかの注意点があります。

泣いている=ミルクとは限らない

満腹中枢の発達が未熟な赤ちゃんは、必要以上にミルクを飲んでしまうこともあります。すると、お腹が張って不機嫌になったり、吐き戻したりすることも。

泣いている原因は、「げっぷがしたい」「お腹がいっぱいで苦しい」「暑い」「寒い」「眠たいけどうまく眠れない」など、空腹以外にも考えられます。

口をパクパクしたり、口元のものを咥えようとしたりしているときは、お腹が空いているサインのこともあります。しかし、赤ちゃんは口元にあるものを吸うという反射があることから、必ずしもおなかがすいているというわけではありません。赤ちゃんの様子を見ながら、必要なケアをしてあげましょう。

ミルクは作りたてを飲ませて

ミルクを作るのは手間がかかるため、手が空いたときに作っておきたくなりますが、作り置きは避けましょう。なぜなら、栄養豊富なミルクは細菌が繁殖しやすいからです。

また、不衛生な手や哺乳瓶で調乳すると、すぐに菌が増殖します。離乳食が始まる生後6か月ごろまでは、哺乳瓶を毎回消毒して清潔な状態を保つのがベターです。

飲み残したミルクは、廃棄しましょう。

ミルクと母乳のバランス

母乳とミルクを合わせて与える混合育児の場合は、まずは母乳を中心にして、必要に応じてミルクを足します。ただし、母乳の場合は、哺乳量を測ることが難しく、ミルクを与える量に不安がある場合もあるでしょう。そのときは、医師や助産師、自治体の窓口などに相談してみてください。

消化速度は母乳が1時間半~2時間、ミルクが3時間前後と言われています。3時間前後寝ていたり、ごきげんに過ごしていたりする場合、その前に与えた量で足りていたと考えられます。

上記の時間よりも早く欲しがった場合は、飲んだ量が足りていなかった可能性があるため、母乳の時間を長くするか、ミルクの量を増やしてみるとよいですね。

混合育児の場合は、ミルクを中心に授乳を進めると、だんだん母乳が少なくなることもあります。ママのライフスタイルや体調などを考慮して、授乳のバランスを決められるといいですね。

また、産後すぐは母乳があまり出なかったり、赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えないことで、おっぱいにトラブルを抱えたりするママも少なくありません。

そんなときは、さく乳器などを活用するのもひとつの方法です。使用時期や搾乳時間などは助産師に相談するとよいでしょう。

手軽に始めやすい手動さく乳器をご紹介した「簡単で使いやすい!おっぱいトラブル時にも活躍。新しくなった「ハーモニー手動さく乳器」が母乳育児をサポート♪」の記事もぜひご覧ください。

ミルクが3時間もたないときは1回の量を増やす

ミルクだけで授乳する場合、母乳と比べてミルクの方が消化に時間がかかるため、その間隔は3時間あけた方が良いといわれています。しかし、赤ちゃんの消化機能が発達してくると、現在の量では足りず3時間もたなくなることもあります。

そんなときには、1回のミルクの量を増やしてみましょう。授乳頻度を多くするのではなく、1回のミルクの量を増やす方が腸への負担が少ないためです。

ひとまず、20mlほど増やして赤ちゃんの様子を確認してみてはいかがでしょうか。いつもよりもミルクの量を増やしたときには、飲んだ後にたて抱きにして長めに様子をみるとよいでしょう。

吐き戻しがあったり機嫌が悪くなったりする場合は、飲ませすぎのこともありますので、適宜調節してくださいね。

なお、新生児が吐き戻した際の対処法については「新生児の吐き戻しの原因と対処法・予防法を解説!助産師監修」で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

新生児がミルクを飲まないのはなぜ?対処法は?

赤ちゃんがミルクを飲まないときは、何かしらの原因があるはずです。

まず考えられる原因が、「ミルクが赤ちゃんにとって適温でない」ことです。

基本的にミルクの温度は37度前後が目安です。腕の内側に垂らして確認しましょう。赤ちゃんによっては、ぬるめが好きな子もいます。一度口に含んでも乳首を離してしまうときは、温度を少し下げてみてもいいでしょう。

また、哺乳瓶の乳首と赤ちゃんの相性が悪い可能性も考えられます。乳首はシリコーンやゴムなど素材の違い、クロスカットや丸穴など穴のカットの仕方の違いで、口当たりや吸う量が変わります。乳首を取り換えると、ミルクを飲む量が増えるかもしれません。

飲みムラがあるときは、授乳環境を見直してみましょう。テレビを消し、おもちゃや人がいない空間に移動すると赤ちゃんは授乳に集中しやすいです。

飲まない原因は赤ちゃんによってさまざまなので、よく赤ちゃんを観察して理由を探ってみてください。

ミルク育児だけで発育に問題ない?粉ミルクの選び方は?

たくさんの種類のミルクがありますが、赤ちゃんにいいミルクはどれか選ぶのが大変ですよね。ミルクを選ぶときのポイントを紹介します。

粉ミルクでも成長に必要な栄養素は取れる

粉ミルクには、厚生労働省で定められた成分と量の基準があります。どのメーカーのミルクもその基準を満たして作っているため、新生児の成長に必要な栄養素を摂ることができます。

粉ミルクには、母乳には少ないビタミン類なども必要な量が入っています。そのため、ミルクだけを与えていても栄養が不足することはありません。安心してミルクを利用してくださいね。

粉ミルクは赤ちゃんの好みに合わせて選んでOK!

粉ミルクの味は、メーカーによって違いがあります。「ミルクを変えたら飲まない!」ということもあります。そのため、初めて与えるミルクは小さい缶のものを購入して与えてみてくださいね。

ミルクは赤ちゃんの好みやママ・パパの使いやすさで選んでも大丈夫です。

編集部が選ぶ!新生児におすすめのミルク4選

粉ミルクの種類は、大きく分けて「缶タイプ」「個包装タイプ」「キューブタイプ」の3種類です。また、2018年8月からは、日本で液体ミルクの製造・販売が解禁され人気が高まっています。

缶タイプは、1回量の値段が安く、最もコスパがいいです。量を細かく調整できるのもメリット。ただし、基本的に封を開けたら1か月以内に使い切らないといけないため、混合栄養などで使用量が少ない方は使いきれない可能性もあります。

個包装タイプは、計量の手間がありません。しかし、細かい量の調節ができないのがデメリットです。

キューブタイプは、スプーンを使わずに作れる手軽さが特徴です。個包装になっているので、持ち運びにも便利ですが、缶タイプと比べると1回量の値段は少し割高になります。

液体ミルクは、調乳の手間がなくそのまま与えられるのが最大の魅力です。常温で保存できるため、災害時用のストックとしても最適。ミルク作りの手順がよく分からない祖父母やパパに預けるときにも安心です。

ただし、1回量の値段は最も高くなるため、普段使いには向かないかもしれません。また、一般的に液体ミルクは保存できる期間がほかのタイプのミルクよりも短いため、注意しましょう。

日頃は缶タイプ、夜間の授乳やお出かけ用は個包装やキューブ、非常事態は液体ミルクというように、うまく使い分けられるといいですね。

続いて、おすすめのミルクを紹介します。

和光堂 レーベンスミルク はいはい

粉ミルクの中でも比較的安く買える「はいはい」はお財布にやさしく、完全ミルクや多胎児育児のご家庭にもピッタリです。

タンパク質のバランスや成分の比率をできる限り母乳に近づけることで、赤ちゃんにかかる負担を配慮し、発育に必要な成分をバランスよく配合しています。

甘さが抑えられているため、すっきりとした後味で飲みやすいのも特徴のひとつです。

森永 はぐくみ

森永のはぐくみは、母乳に近い量のたんぱく質が含まれています。その他の栄養成分の量とバランスも最新の研究結果に基づいて、母乳に近い配合となっています。3種類のビタミンと1種類のミネラルも含んだ安心・安全・高品質のミルクです。

雪印メグミルク ぴゅあ

メグミルクぴゅあは、長年にわたる研究の成果に基づき、最新の赤ちゃんの栄養に関する知見を参考にして作られたミルクです。たんぱく質や脂肪成分、ビタミン、ミネラルの他、シアル酸やコリンなど成長に重要な成分も配合されています。

meiji 明治ほほえみ らくらくミルク

缶を開けたらそのまま哺乳瓶に入れて飲むことができる、液体ミルクです。常温保存OKなので、旅行や災害時にも重宝するでしょう。また、調乳の必要がないのでパパや祖父母に預ける時にも便利です。
専用のアタッチメントをつければ、缶のまま飲むこともできます。

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初めての子育てでは心配ごとが多いもの。授乳に関することは、その筆頭かもしれません。各メーカーが定めているミルクの哺乳量の目安を参考に、赤ちゃんに合わせて調整をしましょう。何か心配なことがあれば近くの専門家に相談してください。

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