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母子手帳はいつからもらえる?もらい方・必要書類・使い方を解説

妊娠

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2024/3/8

母子手帳は、赤ちゃんの心拍確認がとれる妊娠6週~10週目頃に住民登録をしている市区町村の役所や医療機関などでもらうのが一般的です。受け取り場所やもらいかた、必要書類について詳しく解説します。

母子手帳

はじめての妊娠だと、母子手帳をいつどのタイミングでもらいに行けばいいか、分からない妊婦さんもいるでしょう。また、母子手帳を受け取るには何が必要なのか、もらったあとはどう使えばいいのか疑問に思う方もいるはずです。

母子手帳は赤ちゃんの成長を記録したり、妊婦検診費用の補助を受けたりするなどの使い方ができるため、早めに入手することをおすすめします。

この記事では、母子手帳をもらうタイミングを解説するとともに、受け取り場所や必要書類、役割などについて説明します。少しでも母子手帳の受け取りに対して疑問がある妊婦さんは、ぜひ参考にしてください。

母子手帳は、いつからもらえる?もらうタイミングは?

母子手帳は、病院で妊娠が確定してから、いつでも受け取れます。ただし、主治医から「次の妊婦検診までに、母子手帳をもらってくるように」と指示をもらってから受け取りに行く場合が多いようです。

母子手帳の交付を受けるタイミングに決まりはありませんが、赤ちゃんの心拍確認がとれる妊娠6週~10週目頃が多くなります。妊娠初期は流産の可能性もある時期なので、赤ちゃんの心拍を確認できてから母子手帳を交付してもらうとよいでしょう。

同じ頃に行う妊娠報告については、「妊娠報告、いつ&どう伝える?会社や上司、旦那、両親、友達へのタイミング」にて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

寝ている赤ちゃんの様子

母子手帳はいつまでにもらう?受け取り期限はある?

母子手帳をいつまでに受け取らなければいけないという期限はありません。しかし、母子手帳と一緒に交付される「妊婦健康診査受診票」がないと、妊婦健診の際に公的補助が適用されません。

公的補助は、期間を遡り適用できないため、主治医の指示を受け次第、早めに母子手帳の交付を受けるようにしましょう 。

母子手帳はどこでもらえる?

母子手帳がもらえる場所は、住民登録している市区町村の役所もしくは保健センターなどです。お住まいの自治体によって、健康推進課や保険相談所など受取窓口が異なるため、市役所のホームページを確認しましょう。

なお、住民登録している地域と違う自治体では交付してもらえません。そのため、里帰り出産する場合は、事前に住民登録している自治体で母子手帳を発行してもらいましょう。

母子手帳の必要書類ともらい方

役所もしくは保健センターで母子手帳をもらう方法をご紹介します。

母子手帳の交付に必要な書類

母子手帳を交付してもらうために必要な証明書(1~4のどれか)を用意しておきましょう。

  1. マイナンバーカード
  2. 個人番号通知カード
  3. 個人番号が記載された住民票の写し
  4. 運転免許証など写真付きの公的機関が発行したもので「氏名」「生年月日」「住所」が記載されている証明書

市役所や保健センターにある妊娠届出書に必要事項(氏名、生年月日、居住地、個人番号、妊娠週数、分娩予定年月日)を記載して、証明書と一緒に窓口へ提出してください。
※妊娠届出書は役所のホームページからもダウンロードして入手可能です。

母子手帳のもらい方

役所の窓口に妊娠届出書と証明書を提出したら、母子手帳を交付してもらえます。母子手帳の交付時に保健師との面談があり、母子健康手帳の活用方法や母子保健サービスの説明、保健指導などの説明があります。

所要時間は20~30分程度のため、時間に余裕を持って母子手帳の手続きに行きましょう。
つわりなどがひどい場合には、代理人に母子手帳の交付手続きしてもらうなど無理をしないようにしてくださいね。時間や体調に余裕があれば、自治体の子育て支援サービスなどの情報を確認しておくとよいでしょう。

手続きをしている妊婦

母子手帳をもらうときによくある疑問に回答!

次に、母子手帳をもらうときによくある疑問に回答します。

母子手帳は代理人でももらえる?

人によっては、つわりが酷くて役所に行けない場合もあるでしょう。そのような場合は、ご両親や配偶者などの代理人でも母子手帳の交付申請が可能です。代理人による申請を行う場合は、以下の必要書類を用意しましょう。

  1. 妊娠届出書
  2. 妊婦の本人証明書
  3. 委任状
  4. 代理人の身分証明書

自治体で必要書類が異なることがあるため、あらかじめ役所のホームページを確認しておきましょう。

未婚でも母子手帳はもらえる?

母子手帳は妊娠・出産・育児など、お母さんと赤ちゃんの健康状態を記録するものなので、既婚・未婚を問わずに妊娠が確定したら誰でも無償でもらえます。

母子手帳の交付の際に実施される保健師面談で未婚について聞かれてしまうこともあります。そのため、根堀り葉掘り聞かれたくない方は、代理人に母子手帳の交付手続きをしてもらったり、郵送手続きをしたりしましょう。

オンライン・郵送での手続きは可能?

母子手帳の交付は、オンライン・郵送での手続きも可能です。

オンライン手続き
マイナポータルを使用すれば、母子手帳の交付申請ができます。ただし、母子手帳の交付申請後に妊娠期面接予約システムのURLが送られてきて、保健師との面談があります。

郵送手続き
役所の健康福祉センターへ妊娠届出書と妊婦の本人確認証明書を郵送すれば、1週間程度で母子手帳を発送してもらえます。
※役所によって手続き方法が異なるため、必ず公式ホームページをご覧ください。

母子手帳の交付までにかかる時間は?

母子手帳の交付までにかかる時間は30分~1時間程度です。母子手帳の交付だけでなく、母子手帳の使い方や母子保健サービの説明がされるため、すぐに帰れるわけではありません。役所が混雑している場合は1時間以上かかることもあります。

母子手帳の役割や使い方とは

母子手帳は赤ちゃんの成長に欠かせないためです。そのため、母子手帳の使い方を確認しておきましょう。

妊娠から出産の経過の記入

母子手帳は妊娠から出産の経過を記入します。妊婦健診のときに母子手帳を持参して、診察券と一緒に提出すれば検診結果を記録してもらえます。記録項目は以下の通りです。

【検診項目】

  • 妊婦の体重

  • 妊婦の血圧

  • 妊婦の尿検査

  • 胎児の身長、体重

  • 発育曲線や成長直線など身長や体重の平均値がわかるグラフ

そのため、赤ちゃんの成長に問題ないかをチェックできます。

子どもの発育イメージ

予防接種の記録

赤ちゃんのワクチン接種回数は半年間で15回以上にと多いため、予防接種し忘れてしまうかもしれません。予防接種の種類、実施内容、推奨時期が定められています。母子手帳には赤ちゃんの予防接種の記録ページがあり、メモすれば予防接種し忘れを防げます。

かかった病気の記録

赤ちゃんが生まれてからの既住症を記録に残すことは、赤ちゃんが大きくなってからも役に立ちます。母子手帳に病気や気になる症状をメモしておけば、赤ちゃんが大病したときに医療機関に症状を細かく説明できます。

なくした場合は再発行が可能

母子手帳をなくした場合は、役所で手続きすれば再発行してもらえます。役所は定期予防接種の記録を5年間保管しています。そのため、赤ちゃんの予防接種の記録を再発行してもらいたい場合は、その旨を伝えましょう。
お子さんが18歳未満の方であれば、いつでも母子手帳を再発行してもらえます。

母子手帳をもらったら使いたい便利グッズ

母子手帳をもらったら、ぜひ使って欲しいのが母子手帳ケースです。妊娠初期から、子どもが7歳頃になるまで利用する母子手帳を大切に保管するためにも、母子手帳ケースを準備することをおすすめします。

診察券もまとめられる母子手帳ケース

母子手帳の収納や、持ち運びの際に便利な母子手帳ケースの購入をおすすめします。母子手帳は妊娠初期から7歳ごろまで長く使うものなので、ケースに入れて大切に保管しましょう。母子手帳ケースには、健康保険証や診察券、現金などを収納することも可能です。診察時は、母子手帳+健康保険証や診察券がセットで必要になるので、母子手帳ケースにまとめておくと便利です。

母子手帳ケースを購入する際に気を付けたいのが、自治体によって母子手帳のサイズが異なる点です。事前にお手持ちの母子手帳に対応しているか確認してから購入しましょう。

また、母子手帳ケースにはいろいろな種類があります。開閉ひとつを取っても、ファスナーやマジックテープ、マグネットなど種類豊富です。母子手帳は、妊娠中から長く使うものなので、デザインだけでなく、機能面もよくチェックして購入しましょう。
おすすめの母子手帳ケースについては「人気の母子手帳ケース25選!選ぶポイントやおすすめブランドも紹介!」にて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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母子手帳の受け取り方や、使い方などを説明しました。母子手帳は妊娠初期から7歳頃までの子どもの成長を記録する大切なもの。かけがえのないものになりますので、妊娠から出産の経過や予防接種を記録するだけでなく、子どもの成長記録もぜひ残してあげてくださいね。

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