2021/2/9更新
妊娠中から、赤ちゃんが生まれて、子どもが大きくなるまで大切な母子手帳。この記事では、母子手帳はいつからもらえるの?どこで受け取るの?といったプレママさんの疑問に答えます。また、もらえる場所や必要書類、使い方、いつまで必要?など、わかりやすく解説します。
目次
母子手帳をもらいにいくタイミングはいつがいいのでしょうか。また、どのような流れで受け取れるのでしょうか。詳しくみていきます。
母子手帳は、主治医から「次の妊婦検診までに、母子手帳をもらってくるように」と指示をもらってから受け取りに行く場合が多いです。母子手帳の交付を受けるタイミングに決まりはありませんが、最も多いのは、妊娠が病院で確認され、赤ちゃんの心拍確認がとれる妊娠6週~10週目以降です。妊娠初期は流産の可能性もある時期なので、赤ちゃんの心拍を確認できてから母子手帳を交付してもらうのがよいでしょう。
母子手帳を受け取る期限はありません。しかし、母子手帳と一緒に交付される「妊婦健康診査受診票」がないと、妊婦健診の際に公的補助がされません。この公的補助は、期間をさかのぼって精算できないため、主治医の指示を受け次第、早めに母子手帳の交付を受けるようにしましょう。
母子手帳がもらえる場所は、住民登録をしている市区町村の役所や医療機関、保健センターなどです。お住まいの自治体によってもらえる場所が異なるため、詳しくは役所のWebサイトを確認してください。住民登録をしている地域と違う自治体では、交付してもらえません。里帰り出産先で母子手帳の交付を受ける予定の方は、注意しましょう。
また、母子手帳を交付してもらうには、妊娠届出書の手続きが必要です。手続きの際には以下のものが必要です。
・顔写真つきの身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証など)
※上記の身分証明書がない場合、健康保険証や年金手帳など2つ以上の書類を提出
・マイナンバーカード
身分証明書やマイナンバーカードは、多くの自治体で共通して必要なものです。加えて、病院の診察券や出産予定日が分かるもの、印鑑などが必要な場合もあります。各自治体で、必要な提出物が異なるので、事前にホームページなどで下調べしておくと安心です。なお、妊婦さん本人以外が代理申請することも可能です。その場合、委任状などが必要になります。
妊娠届出書を提出し、母子手帳を受け取る際には、母子手帳の使い方などを説明されます。さらに、身体状況や家庭の状況、仕事の状況などについての聞き取りが行われます。所要時間は20~30分程度の場合が多いため、時間に余裕を持たせておくのが無難です。
また、自治体によってはアンケートへの記入が必要な場合も。母子手帳を受け取ってすぐに帰れるわけではないため、その日の体調を考慮し、手続きを行ってください。つわりなどがひどい場合には、代理人に手続きしてもらうなど無理をしないようにしてくださいね。
時間や体調に余裕があれば、自治体の子育て支援サービスなどの情報を確認しておくとよいでしょう。産後はバタバタして支援サービスを調べる余裕もあまりないので、先に情報を仕入れておくと安心です。
人によっては、つわりがひどく、外出もままならないこともあります。そのような場合は、代理人でも母子手帳を受け取ることが可能です。代理人が母子手帳を受け取る場合は、以下のような書類を揃えておきましょう。ただし、自治体によって持ち物が変わるので、Webサイトなどの情報をチェックしてください。
・妊婦本人の委任状
・妊婦のマイナンバーが確認できる書類
・代理人の本人確認ができる書類
なお、自治体によっては、代理人が母子手帳を受け取った場合、後日、妊婦本人に電話で身体状況などの聞き取り調査がされることもあります。
母子手帳は、何のために必要なのでしょうか。また、どのように使えばいいのか、いつからいつまで使用するのか、といった疑問もあるでしょう。ここでは、母子手帳の基本的な使い方や使用期間について解説します。
母子手帳の正式名称は、「母子健康手帳」です。妊娠から出産の経過を記入するだけでなく、生まれた赤ちゃんの発育状況の経過や、予防接種などを記録するためにも使われます。子ども1人につき1冊交付され、多胎妊娠の場合は双子だと2冊交付されます。妊娠初期から就学前まで長く使われることになるので、紛失しないよう大切に保管しましょう。
母子手帳は記録をするためだけでなく、妊娠や出産、育児についてのアドバイスが記載されています。病児保育や一時預かり先といった、万一の場合の情報が書かれていることもあるので、一通り目を通しておくとよいでしょう。自治体によって母子手帳のサイズやデザインが異なるだけでなく、内容も多少異なります。
母子手帳は交付を受けてから、子どもが7歳になるまで使用することが多くなっています。長期間利用するため、大切に保管しておくようにしましょう。
母子手帳を受け取ったらまず、ママやパパの基本情報や、緊急連絡先など大切な情報を記入してください。妊娠中は万一の場合に備えて、母子手帳を持ち歩いていたほうが安心です。病院や妊娠の経過が分かるので、適切な処置がされやすくなります。
ここからは、基本的な使い方を説明します。
母子手帳には妊娠中の母子の様子を記入したり、出産後の赤ちゃんの様子や、かかった病気などを記入したりします。赤ちゃんが病院で予防接種を受ける際や検診の際にも必要になるため、忘れず持参します。先ほど、お子さんが7歳になる頃まで使用すると説明しましたが、その後も病院へ行く際に予防接種歴や既往歴の確認に使用するため、捨てずに大切に保管しておきましょう。大人になってからも、過去の予防接種歴が必要になるケースもあります。
なお、母子手帳を紛失してしまった場合は、交付先で再発行が可能です。
母子手帳をもらったら、ぜひ使ってほしいのが母子手帳ケースです。妊娠初期から、お子さんが7歳頃になるまで利用する母子手帳を大切に保管するためにも、ケースを準備することをおすすめします。
母子手帳の収納や、持ち運びの際に便利な母子手帳ケースを購入するのがおすすめです。母子手帳は妊娠初期から学童期まで長く使うものなので、ケースに入れて大切に保管しましょう。母子手帳ケースには、健康保険証や診察券、現金などを収納することも可能。診察時は、母子手帳+健康保険証や診察券がセットで必要になるので、母子手帳ケースにまとめておくと便利です。
母子手帳ケースを購入する際に気を付けたいのが、自治体によって母子手帳のサイズが異なるということ。事前にお手持ちの母子手帳に対応しているか確認してから購入しましょう。また、母子手帳ケースにはいろいろな種類があります。開閉ひとつを取っても、ファスナーやマジックテープ、マグネットなど種類豊富です。母子手帳は、妊娠中から長く使うものなので、デザインだけでなく、機能面もよくチェックして購入しましょう。
母子手帳の受け取り方や、使い方などを説明してきました。母子手帳は妊娠初期から学童期までのお子さんの成長を記録する大切なもの。後々かけがえのないものになりますので、受診歴などを記録するだけでなく、子どもの成長記録もぜひ残してあげてくださいね。
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