手づかみ食べはいつから始める?練習法&レシピ紹介|管理栄養士監修
2026/2/6
手づかみ食べは、離乳食の後期にあたる生後9か月~1歳ごろにかけて始めます。手づかみ食べによって、子どもの食事への興味や意欲が高まっていくため、練習方法やおすすめの食材と調理法、レシピを解説します。

離乳食が進むにつれて「手づかみ食べはいつから始めるんだろう」と気になるママやパパも多いのではないでしょうか。手づかみ食べは、食べる意欲を刺激したり、指先の発達を促したりできる一方で、赤ちゃんが嫌がり、思うように進まないことも少なくありません。
この記事では、管理栄養士監修のもと、手づかみ食べが始まる時期の目安や、無理なく進めるための方法をご紹介します。おすすめのレシピもお伝えしますので、日々の献立に悩む方もぜひご覧ください。
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この記事の監修者

管理栄養士
端場愛さん
学生寮や老人保健施設、クリニックで勤務経験を積んだのち、フリーランスの管理栄養士へと転向。体と栄養の関係を多くの人に分かりやすく伝えるために、ライターとしても活動中。今日よりちょっと元気になれるレシピ開発が得意。
目次
手づかみ食べとは?いつごろから始まるの?
手づかみ食べとは、赤ちゃんが自分で食べ物をつかみ、口に運んで食べることをいいます。顔や服、机などが汚れやすく、食べ物で遊んでいるように見えることもあるため、ママやパパは負担に感じる場面もあるでしょう。しかし、「自分で食べる力」を育てる重要なステップであり、温かく見守ることが大切です。
ここからは、手づかみ食べを始める時期の目安について詳しく解説します。
生後9か月~1歳ごろから始めることが多い
手づかみ食べを始める時期は、離乳食の後期にあたる生後9か月~1歳ごろが一般的です。このころになると、乳歯が生え、自ら食べ物に手を伸ばすようになる赤ちゃんが増えてきます。
食事中の様子を見て、次のような兆候があれば、手づかみ食べに挑戦してみると良いでしょう。
- 食べ物に触ろうとする
- 食べ物をじっと見つめる
- 食べさせてもらうのを嫌がる
- 自分のペースで食べたがる
- 食べ物をすぐに飲み込まず、左右に口が動く
- 一定の時間、イスに座っていられる
赤ちゃんの成長に合わせて手づかみ食べを始めよう
赤ちゃんの成長スピードには個人差があるため、離乳食後期で手づかみ食べをしなくても焦る必要はありません。体の機能が追い付いていない状態で始めると、誤って喉に詰まらせるなどの事故につながる可能性もあります。たとえば、離乳食中期の食事を上手に飲み込めなかったり、口に入れた食べ物をよく出してしまったりする場合は、まだママやパパがタイミングを見ながら食べさせた方が安心です。
また、体の発達が十分でも、手づかみ食べを嫌がる赤ちゃんは少なくありません。無理に促すと食事そのものが負担になることもあるため、スプーンを併用したり、おやつの時間に練習したりと、少しずつ慣らしていくことが大切です。
赤ちゃんはどうして手づかみ食べが必要なの?
「スプーンやフォークがうまく使えないから、手づかみで食べている」と考えている方もいるかもしれません。しかし、手づかみ食べは、「自分の力で食べる」という経験を積む大切な機会であり、赤ちゃんの成長にプラスになる効果がいくつもあります。
ここからは、手づかみ食べが必要とされる理由をさらに詳しく解説します。
食べ物への興味や、食への意欲が高まる
手づかみ食べをすることで、初めての触り心地や質感を知り、「どんな味だろう」「おいしいのかな」といった好奇心が高まりやすくなります。このような経験をする中で、食べ物への興味が刺激され、食事に前向きに取り組もうとする意欲につながります。
自分で食べることで、達成感や満足感が得られる
これまで食べさせてもらっていた食べ物を自らの手で食べられるようになることで、達成感や満足度が高まります。「自分でできた」という成功体験は、自己肯定感を育むきっかけになります。自分に自信が持てると、食事以外にも新しいことに挑戦しようとする前向きな気持ちが自然と湧いてくるでしょう。
五感が刺激されて協調運動が促される
手づかみ食べは、五感をフルに活用する食事方法です。目で食べ物を認識し(視覚)、手で触れてかたさや形を確かめ(触覚)、匂いを感じ(嗅覚)、口で味わい(味覚)、食べるときの音を楽しむ(聴覚)といった一連の動作を通して、さまざまな感覚が刺激されます。
こうした動きを繰り返すことで、目で見たものに合わせて手を動かしたり、指でつまんだものを口へ運んだりといった、協調運動が育まれるのも手づかみ食べの効果です。さらに、脳や手指の発達も促され、将来スプーンや箸をスムーズに使うための準備ができます。
手づかみ食べの練習方法
手づかみ食べに慣れていない赤ちゃんは、一度にたくさん口に入れてしまうことがあります。そのため、必ず大人がそばで様子を見守り、必要に応じて声かけやサポートをすることが大切です。慣れるまでは、食べやすいものをほんの少し皿に乗せて様子を見たり、親が食べる姿をお手本として見せたりするのも良いでしょう。
また、服や床が汚れやすいため、エプロンをつける、床に新聞紙を敷くなど、片付けが楽になる工夫をするとママやパパの負担を軽減できます。
食べ物で遊んでしまう場合は、食事の時間を決めるのがおすすめです。10分経ったら手づかみ食べは終了し、ママやパパが食べさせるなど基準を設けると、イライラしにくくなります。
さらに、手づかみ食べを促すには、赤ちゃんの成長に合わせてつかみやすい形状や硬さを調整することも大切です。ここからは、手づかみ食べの練習方法のポイントを解説します。
手づかみ食べにおすすめの食材と料理方法
手づかみ食べの主食には、おにぎりや食パンが向いています。形状の調整やアレンジがしやすく、赤ちゃんの発達段階に合わせて大きさや食材を変えられる点が魅力です。
トマトやブロッコリー、きゅうりなどのカラフルな野菜は、赤ちゃんの興味を引くのに役立ちます。かぼちゃやさつまいもは、自然な甘さをプラスしたいときに取り入れると良いでしょう。タンパク質源としては、豆腐やひき肉を使ったおやきが定番です。野菜を刻んで混ぜ込むことで、栄養バランスが整い、食べやすさもアップします。
手軽に作れるメニューは「手づかみ食べにおすすめのレシピ7選」で詳しく紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
トマトを使った離乳食を与えるときの注意点は、以下の記事で紹介しています。
手づかみ食べを始めたばかりの時期
手づかみ食べを始めたばかりの時期は、スティック型やサイコロ型がつかみやすくおすすめです。野菜スティックのように、切るだけ、茹でるだけのメニューであれば調理が最小限で済み、準備も手早くできます。
赤ちゃんが食べやすいサイズや形は、以下のとおりです。
- 手で握る場合:1cm角くらいで長さ5cm程度のスティック状
- 指で握る場合:1cm角のサイコロ型
食材は、野菜や果物、パンなど、ご家庭にある食材を使用して構いません。
硬さは、フォークでつぶせるくらいが目安です。食パンを使うときは軽くトーストすると食べやすくなります。

手づかみ食べに慣れてきた時期
手づかみ食べに慣れてきたらメニューのバリエーションを増やしていきます。以下のレシピや調理方法は、手軽に取り入れやすくおすすめです。
- 市販のスティックパンを利用する
- おにぎりやハンバーグをスティック状に成型する
- パンに野菜などのペーストを塗って焼く
- 手作りのおやき(みじん切りやペーストにした食材に小麦粉を混ぜて焼く)
食が進まないときは、味付けを子ども好みにしたり、食べやすく調理したりすることを意識するママやパパが多いようです。
果物でソースを作る、だしのうま味を活かすなど、食材本来の味を楽しみながら、子どもが食べやすい硬さ・形状を探ってみると良いでしょう。
手づかみ食べが進まない理由と対処法
手で食べ物を触るのを嫌がったり、そもそも食事にあまり興味を示さなかったりする赤ちゃんもいます。
楽天ママ割メンバーへのアンケートでも、「子どもが食事を嫌がることがある」と回答した方が半数を超えました。頻度としては「月に2~3回程度」や「週に2~3回程度」が多く見られます。このように、食事への意欲には個人差があり、手づかみ食べがなかなか進まないケースも珍しくありません。
嫌がる場合はその原因を探り、赤ちゃんに合った対応をしていくことが大切です。ここからは、手づかみ食べが進まない主な理由と、それぞれの対処法を解説します。
まだ手づかみ食べが難しく食べさせてもらいたい
手づかみ食べが思うように進まない原因として、手や指の発達が十分でないことが挙げられます。食べ物を掴んだり、口に運ぶ動作がうまくできないと、消極的になることも珍しくありません。
また、ママやパパに食べさせてもらいたい気持ちが強く、安心できる方法を求めていることもあります。このようなときは、食事の一部だけ手づかみ用のメニューにし、少しずつ慣れさせるのがおすすめです。
赤ちゃんの成長に合わせて、ママやパパが動作をサポートしたり、「上手につかめたね」と前向きな声かけをしたりすることで、赤ちゃんの「やってみたい」という気持ちをやさしく引き出してあげると良いでしょう。
おなかが空いていない
手づかみ食べが進まない理由として、食事の時間にお腹があまり空いていないことが考えられます。直前に間食をしたり、授乳量が多かったりすると、食事への意欲が下がってしまいます。その場合は、食事とおやつの時間を見直したり、授乳のタイミングを調整したりすると良いでしょう。
食事が進み、お腹が満たされてくると、食べ物で遊び始めることもあります。その際は、残りはママやパパが食べさせる、食事を切り上げるなどすることで、食事と遊びの区別がつきやすくなるでしょう。
手を汚したくない・感触が苦手
手が汚れる感覚や食べ物の感触が苦手で、手づかみ食べを嫌がる赤ちゃんもいます。特に、べたつく食材や崩れやすいメニューは、不快に感じることがあります。
その場合は、スティックパンや角切りのりんご、丸ボーロなど、手が汚れにくい食材を試してみると、抵抗感が和らぐでしょう。それでも嫌がる場合は、無理に進める必要はありません。フォークに刺した状態で渡し、自分で口に運ぶ動作を取り入れるだけでも協調運動は十分に育まれます。
手づかみ食べにおすすめのレシピ7選
手づかみ食べに慣れてきたら、メニューのバリエーションを増やすと良いでしょう。形状や味、食材を工夫することで、赤ちゃんの好奇心を刺激し、食事への意欲が高まりやすくなります。ここからは、手軽に作れて手づかみ食べに取り入れやすいおすすめレシピを7つご紹介します。
チキンライスのミニおにぎり

お米と鶏肉、野菜を一緒に摂れるチキンライスは、栄養バランスを整えやすいメニューです。少量のバターを加えることで、風味が増し、食欲を引き出しやすくなります。
作り方は「チキンライスのミニおにぎり(投稿者:Johncompany)」をチェックしてみてください。
ツナと海苔の一口おにぎり

ツナはうま味が強く、味付けをしなくてもおいしく食べられます。のりは喉に張り付きやすいため、細かくちぎってご飯に混ぜるのがポイントです。
作り方は「ツナと海苔の一口おにぎり(投稿者:Johncompany)」をチェックしてみてください。
コロコロオムライス

卵とごはんを一緒に食べられるオムライスは、たんぱく質と炭水化物を手軽に補えるメニューです。ケチャップはごく少量にし、やさしい味付けにすると離乳食後期でも安心して取り入れやすくなります。
作り方は「コロコロオムライス(投稿者:春虹ママ)」をチェックしてみてください。
簡単ポテトもち

じゃがいもと片栗粉だけのシンプルな食材で作れるのが魅力です。表面を香ばしく焼くことでべたつきにくく、手が汚れるのを嫌がる赤ちゃんにも取り入れやすいでしょう。
作り方は「簡単ポテトもち(投稿者:にゃんこすけ321)」をチェックしてみてください。
かぼちゃと鶏むね肉のおやき

かぼちゃの自然な甘さが広がる、やさしい味わいのおやきです。苦手な食材を細かく刻んで混ぜることで、抵抗感なく食べやすくなります。
作り方は「かぼちゃと鶏むね肉のおやき(投稿者:ケイちゃん)」をチェックしてみてください。
じゃがいもと鶏むね肉のおやき

ぱさつきやすく飲み込みにくい鶏むね肉も、野菜と混ぜることでしっとりとした食感になります。成形する際はラップを使うと、まとまりやすく、手も汚れません。
作り方は「じゃがいもと鶏むね肉のおやき(投稿者:ケイちゃん)」をチェックしてみてください。
豆腐ハンバーグ

豆腐は消化しやすく、離乳食後期~完了期の離乳食にもおすすめの食材です。味のクセも少ないため、どのような食材とも相性が良く、アレンジをしやすいメニューです。
作り方は「豆腐ハンバーグ(投稿者:ポニポニ2323)」をチェックしてみてください。
手づかみ食べに関するよくある質問(Q&A)
手づかみ食べを進めるなかで、「いつスプーンに移行するの?」「思うように進まない」といった疑問や悩みが出てくることもあるでしょう。ここからは、手づかみ食べに関するよくある質問を、Q&A形式で分かりやすく解説します。
スプーン・フォーク・お箸はいつから練習する?
スプーンやフォークは1歳ごろから、お箸は3歳ごろから練習を始めるのが一般的です。手づかみ食べに慣れてきたら、スプーンやフォークを取り入れて、メニューや調理法に合わせて使い分けると良いでしょう。
カトラリーの使い方に慣れてきたら、箸の練習も段階的に進めていきます。最初はトレーニング箸を使うと、正しい持ち方や動かし方が身につきやすくなります。
手づかみ食べはいつまでに終わるの?
1歳ごろからは少しずつスプーンやフォークを使えるようになり、3歳ごろには自然に手づかみ食べを卒業する子どもが増えます。手指の発達には個人差があるため、3歳を過ぎて手づかみ食べを続けていても、無理にやめさせる必要はありません。
ただし、保育園や幼稚園に入る場合は、園での食事スタイルに少しずつ慣れておくと安心です。心配なときは、事前に園に確認し、家庭でも練習しておくと良いでしょう。
手づかみ食べがうまく進まないときどうすれば良い?
手づかみ食べがうまく進まないときは、赤ちゃんがつかみやすい形状や大きさに調理するのがおすすめです。たとえば、食パンはトーストして小さくカットすると、適度な硬さで指でつまみやすくなります。野菜はスティック状にカットすると握りやすく、赤ちゃんが口に運びやすくなります。
また、食事にあまり興味を示さない場合は、親が楽しそうに食べる姿を見せることも効果的です。楽天ママ割メンバーへのアンケートでも、「毎食一緒に食べる」「できるだけ一緒に食べる」と回答した方が8割を超えています。家族で食卓を囲んで楽しい時間を過ごすことで、食への意欲を自然に引き出せるでしょう。
手づかみ食べで注意すべき食材はある?
手づかみ食べでは、丸呑みしやすい形状や、硬すぎる食材は避けることが大切です。特に、ミニトマトやぶどうは喉に詰まりやすいため、小さくカットしてから与えます。
硬さの目安は、バナナくらいです。おやきや食パンは、あえて一口で食べられない大きさにすることで、前歯で噛み切る練習になり、口の使い方を学ぶことができます。

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手づかみ食べは、赤ちゃんの発達や意欲を高めるうえで重要なステップです。食べ物に触ろうとしたり、食べさせてもらうのを嫌がったりする仕草があれば、始めてみると良いでしょう。しかし、まだ手づかみが難しかったり、手が汚れるのが不快に感じたりして、思うように進まないこともあります。赤ちゃんの発達には個人差があるため、「ちょっと試してみる」くらいの気軽さで取り組んでみてください。
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