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2022/7/29更新

【編集部のお買いもの日記】vol.67 〈高澤ろうそく〉の米ぬかろうそく

高澤ろうそく、米のめぐみろうそくの写真

米ぬかから生まれた、やさしい炎の和ろうそく

1892年に創業し、能登七尾で和ろうそくを作り続けている高澤ろうそく。一般的によくみかける洋ローソクは石油系のパラフィンで作られているものが多いのですが、和ろうそくは植物由来が多く、今回ご紹介している「米のめぐみ」はお米を精製したときにできる米ぬかを主原料として作られています。


芯の中が空洞になっているので、燃えている間、灯芯から吸い上げた蝋と酸素が常に供給され、オレンジ色で大きくやさしい炎が約30分間灯り続けます。和紙と灯芯草から出来た芯は太く、消えにくいという特徴もあるんだとか。灯している間に時折パチッパチッと芯が焼ける音がするのも心地よく、夜の読書などリラックスタイムにぴったりです。


シンプルな外箱は段ボール素材を使用していて、箱の中には英語の説明書きも入っています。伝統工芸品を購入することは、文化を守っていくことにつながります。日常使い、プレゼントはもちろんお盆のろうそくとしても活躍してくれる、日本の伝統を灯し続けてくれる和ろうそくです。

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「編集部のお買いもの日記」では、EARTH MALL編集部が実際に使ってみてよかったサステナブルなもの、気になるものをご紹介していきます。
Photo by:Satoshi Yamaguchi


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