びわこふきんはガラ紡（がらぼう）で織られた木綿の布。ガラ紡とは1875年、明治初期に日本で開発された手紡ぎに近い製造方法で、戦後すぐの整った物資がない状況の中で、落ち綿や再利用繊維をガラ紡機にかけ、糸にする技術は大変重宝されていたそうです。

効率化により、現在はすっかり貴重な存在となってしまったガラ紡。びわこふきんは素朴な風合いでざっくりとした編み方が特徴なのですが、肌触りが柔らかく、網目の凸凹が汚れをからめ取ってくれるので、お湯さえあれば洗剤を使わずに食器洗いができる優秀なアイテム。環境への配慮はもちろん、洗剤の手荒れが気になる方にもおすすめです。

吸水力抜群なので、台拭き、食器洗い、タオル、ボディウオッシュなどアイデア次第で色々と使える万能選手。さっと拭いて、すぐに乾くので私はお風呂掃除にも重宝しています。

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