【編集部のお買いもの日記】vol.29 〈KLIPPAN〉のリサイクルウールスロー

142年の伝統から生まれた、リサイクルウールスロー

長年、家で愛用しているKLIPPANのブランケット。いままでまったく気がついていなかったのですが、「ECO WOOL」とタグが付いているのを発見。さっそく問い合わせてみると、動物愛護や環境面において、とてもサステナブルに作られている製品ということがわかりました。

1879年にスウェーデンにて創業したKLIPPANは140年以上の歴史を持ち、原毛の紡績から最終製品まで全て自社工場で手掛けている希少な老舗テキスタイルメーカー。ECO WOOLはニュージーランド・バンクス半島の羊毛を使用しており、農薬や殺虫剤利用は不使用、ミュールジング（※）を行わずに育った羊や環境への配慮を徹底されています。

今回ご紹介するこちらの新商品は、リサイクルウールのスロー。資源活用100%を目指し、生産時に発生する残糸や糸くずを利用して、特殊な機械により新たな糸を紡いでいます。リサイクルウールと通常のウールを半分ずつ使用することで、美しさを保ちつつ長く使っていける耐久性も兼ね備えることができるのだとか。

上質なスローが置いてあるだけで、部屋のイメージはぐっと変わります。ひざ掛けとしてだけではなく、ベッドやソファーカバーなど、これからの本格的な寒い季節を迎える前に手に入れておきたいアイテムです。

〈KLIPPAN〉リサイクルウールスロー　19,800円（税込）
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※ミュールジングとは、羊の健康被害予防のために臀部を切除する処置のこと。アニマルウェルフェア（動物福祉）の観点で問題となっており、ニュージーランドでは2018年10月から法律で禁止されている。